安い刺し身の盛り合わせとジャンクなパンで失敗【自宅】
- 2019.05.09
- 家飲み/家食べ
晩ご飯に、珍しく刺し身の盛り合わせが並べられていた。
家で刺し身があまり出ないのは、私が刺し身を得意としていないからだが、全くダメと言うことではない。
食べられないことはなくてもやはり苦手なものは苦手で、できれば炙って欲しいところだが、それは無茶なことか。
奥殿に刺し身が出るのは珍しいねと言えば、安かったからとのこと。
マグロにホタテ、太刀魚にハマチの四種盛りで、この皿が三皿出来る量があって千円だったとか。
居酒屋ならこの一皿で600~800円ぐらいはするだろうから、確かに安い。
実は鯛もあって五種盛りだったけど、私の器に盛り忘れたとのことだったから、更に安い。
だが値段には全て理由があって、安いには安い理由がある。
不味い刺し身なら安いのではなく値段相応ということで、食べてみないと本当に値打ちかどうかは分からないものだ。
刺し身だけではちょっと足りないということで、シシトウを炙ってくれた。
大根おろしにかつお節がかけられていて、美味しそう。
こんなラインナップで一杯とする。
今日は ”青” の金麦。
もしかすると初めて飲むかもだが、どんな飲み味なのだろか。
麦とホップのグラスに青の金麦という、ミスマッチな組み合わせ。
グイッと飲めばやはり味の違いを感じる。
赤の金麦と比べれば、赤の方は熟成感のある味で、青はメリハリの効いた感じがしてシャープさがある。
同じ金麦でも赤と青を同時に出してくるのも大変だろうが、味の違いを演出するのも大変なのでは。
しかも頻繁にニューモデルを出してくるのだから、この業界の技術者も忙しいね。
それはそうと今日のメインディッシュの刺し身だが、食べたらこれが美味しくない。
全体的に水っぽくて食感が悪いし、味もボケているのだ。
特にマグロが水っぽくておまけに魚臭く、身が崩れた感じがする。
解凍に失敗したかとも思うが、元々こういうものなのかもしれない。
ハマチは見た目からして質が落ちるし、太刀魚は身が痩せていて皮を食べている感じ。
ハッキリ言って不味い。
やはり安いものには安い理由があるもので、この一皿を食べ切るのが精一杯だった。
値段的には比べ物にならないが、こっちのシシトウ焼きの方が遥かに旨かった。
この一皿で100円もかかっていないだろうが、値段と味は比例しない。
そう思うとますます刺し身の不味さが恨めしくなるが、値段だけで判断して飛びつくと、こういう失敗もあるということだ。
水っぽい刺し身を食べたためか、ご飯が食べたくない。
ご飯の他に何かある?と聞けば、こんなのがあると出されたのがコレ。
ホイップクリーム・クロワッサンと書いてある。
だけどクロワッサンにはとても見えず、どこからどう見てもパンにしか見えない。
しかもホイップクリームとあって、私の思い描くクロワッサンとは異次元のものだ。
とは言え頂戴することにする。
半分にカットして出してもらったが、やはりパンだ。
切り口はこんな感じ。
クロワッサンは生地にバターを塗って何度も折りたたんで作るから、焼き上がれば生地が ”層” になっている。
これはそんな手間なことはしてなくて、言わば ”もどき”。
ホイップクリームももちろん本物のクリーム(生クリーム)ではなく、油で作ったもの。
クロワッサンもどきのパンに、油で作ったホイップクリームという組み合わせのパンで、健康・安全志向の方なら突っ込みどころ満載のジャンクな食べ物だ。
で、どうしたかって?、もちろん食べましたよ。
一つ食べたからと言って、それが直ちに健康を害するものでも無いからね。
たけどこういった物ばかり食べていれば、それは体に良くないと思うが。
次はちゃんとしたクロワッサンが食べたいものだ。
加えてちゃんとした刺し身もね。
この日は煮え切らない食事だったけど、たまにはこういう事もある。
ごちそう様でした。
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