奥殿元気で飲み会に出かけ「自炊&手酌」で一人飲み【自宅】

奥殿元気で飲み会に出かけ「自炊&手酌」で一人飲み【自宅】

 

奥殿が何かの飲み会で出かけるという。

ついでに店まで送って欲しいとのことで、アッシー君(死語か)まで務めたというから、私は出来たダンナだ。

 

そこまではいいのだが、自分の晩ご飯をどうするか。

一番簡単なのは私も外へ飲みに出ることだが、夫婦揃って(行動は別々だが)外へ飲みに行っていては経済が持たない。

と言うことで、大人しく家で一杯にした。

 

奥殿からは海老があると聞いていたので、海老を焼いてそれをアテにする。

海老は開いてホウレン草などと炒めるつもりだが、味付けをどうするか決めかねている。

塩味でいくか中華味でいくか、それとも醤油味でいくか。

 

ふと思いついたのがオイスターソース。

甘い仕上がりになるが、これなら失敗もないだろうとこれでいくことにした。

 

海老もホウレン草も焼くだけだから簡単。

仕上げにオイスターソースを適当にかければ出来上がりだ。

 

これだけでは足りないから、燻製の鴨(かも)も盛ってみた。

冷凍物なのでスライスして盛るだけ。

簡単お手軽なひと品だけどこれが美味しくて、アテとしては上等なひと品になる。

 

定番のオニオンスライスも用意した。

これはいつも用意するもので、タマネギを切るだけの超簡単な料理。

今日は胡麻ドレッシングで仕上げてあるが、時には味を変えないと飽きるからね。

 

他には冷奴も用意した。

大根おろしがあったので乗せたのだが、テーブルに並べたときに豆腐がひっくり返ってしまい、横倒しになっている。

店なら盛り直すだろうが、家なのでこのままでいってしまう。

 

今日のメインの海老も盛った。

海老の赤色とホウレン草の緑が映える。

赤色とグリーンというのは料理に欠かせない色で、艶やかで美味しく感じるから不思議だ。

 

料理は見た目も大事で、形とともに色も重要なファクターのひとつ。

プロの料理人が盛り付けとか皿に拘るのは、味だけでなく見た目も重視しているからで、料理は目でも味わうものだからだ。

 

その対極にあるのがビュフェというかバイキング。

大量に作って置いておくだけで、料理人は盛り付けもしないしサーブもしない。

 

後はお客さんが自分で好きなように盛るのだが、盛り付けというより ”取りに行く” 感じ。

それは ”食べる” ことでしかなく、これは軍隊式の ”補給” と同じではないか。

料理を味わうとか楽しむ余裕が感じられない。

 

そんな風なので客側も「腹いっぱい食べた」とか「好きなものがたくさん食べられていい」という感覚。

食べ終わって「元を取った」とか「安かった」ということになるが、これではデートに使えない。

 

若い人や学生ならビュフェ形式の食べ放題の店へ行くのも分かるが、ある程度の歳を重ねた人が喜んで行くのは如何なものかと。

意外とママさんたちが多いと聞くけど、あまり上品な姿とも思えないが、どうだろうか。

 

スイマセン、話が変な方に行ってしまい恐縮。

一人飲みの話です。

 

こんな感じで用意できれば早速イッパイだ。

ク~、ビールが美味い。

ビールを飲むために食事をしているのかもだが、毎日飲めるのはありがたいことだ。

 

海老とホウレン草の炒めものも美味しく出来ていた。

オイスターソースで味付けたので少し甘めなのだが、コクのある深い味とも言える。

 

海老も火を入れ過ぎないように気を付けて焼いたので、ジューシーさがあって美味しい。

自画自賛で恐縮だが、美味しい一皿になっている。

 

燻製の鴨も美味しく、ビールがグイグイといけてしまう。

家での一人飲みは誰に遠慮することもなく実に気楽なのだが、他に誰も居ないから静かに過ぎる。

美女がいてお酌でもしてくれれば最高なのだが、それを願うのなら外へ飲みに行くしかない。

 

仕方ないのでテレビを付けるが、最近のテレビは面白くない。

特に地上波がヒドく、地上波番組の低能さには呆れる。

 

この日も地上波のチャンネルをあれこれ見たけど、全然ダメ。

結局はBSかCSにいってしまい、この日も録画してある太田和彦さんの「新居酒屋百選」(BS-11)を見ながら飲んでいた。

居酒屋の番組を見ながら家で飲んでいるというのもナンだが、これが楽しいのだ。

 

そんな番組を見ながら飲んでいれば、日本酒が飲みたくなった。

太田和彦さんが大の日本酒党だからという訳ではないが、ビールの後はいつもお酒なのだ。

 

残った冷奴などでお酒にしたが、テーブルの上も片付けて仕切り直し。

一人のみの辛いところは、サーブするのも片付けるのも、もっと言えば料理も自分でやらなければならないこと。

初めはまだいいが、飲み始めると席を立つのが億劫になるのだ。

 

今夜のお酒は房島屋。

岐阜の揖斐郡(いび)の産で、素晴らしく酸味の効いたお酒でこれが美味い。

薄濁りの上等なお酒で、いま家で一番のブランドだ。

 

こんなペースで飲んでいれば、いい感じになってきた。

締めになにか食べたいのだが、作るのも面倒。

何かないかと探したが、ご飯にするとおかずを作らなくてはならない。

 

こんな時はインスタントラーメンがいい。

コレなら3分で出来るからね。

 

チャチャと茹でればハイ出来上がり。

トッピングは温泉玉子だけで、本当はネギなどの青物を入れるといいのだが、ネギを刻むのも面倒になってしまったのだ。

 

だけど食べれば美味しい。

飲んだ後のラーメンって、どうしてこんなに美味しいのだろうか。

 

ラーメンで締めて今夜も終了、と、ならないのが一人飲み。

片づけと言うか洗い物もやらないと終われないのだ。

 

洗い物、ちゃんと済ませましたよ。

ここまでやるのが ”自炊&一人飲み” ですから。

 

今夜も美味しかった、ごちそう様でした。

 

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