雨に降り籠められた休日は「まんさくの花」で一杯【自宅】
- 2019.07.02
- 家飲み/家食べ
折角の休日なのだが、今日は朝から雨降り。
しかも大雨で出かける気にもならない。
元々出かける予定も無いのだが、こんな日は家に引き籠って飲むに限る。
尤も雨が降らなくても飲むのは毎日のことでは、と言われればその通りだが。
家にはこんなお酒があり、丁度飲んでみたいと思っていたのでいいタイミングだ。
そのお酒とは「まんさくの花」という純米吟醸酒で、秋田の酒。
いつもの酒屋に置いてあったもので、前に飲んだ記憶はあるが、どんな味だったのか覚えがない。
不味いという記憶はないから美味しかったのだろうが、すっかり忘れてしまった。
このお酒の特徴は、醸造する時期によって使う酒米を変えているという点。
酒米を変えても作り方は変わらないと書いてあるが、酒米が変われば発酵の具合も違ってくる。
なので出来上がる酒の味も変わるから、それを楽しんで欲しいということらしい。
要するに酒米の違いを味わってもらいたいということだが、こういう造り方も珍しいのでは。
このお酒が使っている酒米は、 ”あきた酒こまち” とか。
ご飯米のようなネーミングの酒米だが、果たしてどんな飲み味なのか。
再会に期待が膨らむが、たかがお酒の話。
ちょっと大袈裟か。
それよりも、お酒を飲むにはアテが要る。
私はアテがないと飲めない男なのだ。
用意してくれたのは燻製の鴨(カモ)。
昨日も食べたもので連日の登場だが、私の家ではこういうことは日常茶飯事。
毎度違う料理を出すことが理想かも知れないが、普通の家ではなかなか出来ない。
自分で調理してみると分かるが、例えばモヤシを使うとしても、一袋のモヤシを一度に使うことは量的に難しいことなのだ。
これが大家族で、食べる人が6人も7人もいればモヤシの一袋ぐらい一回の食事で使ってしまうだろうが、私の家のような小家族では数回に分けないと使い切れない。
それに早く使ってしまわないと食材が傷むから、結果、同じような料理が続くことになる。
今回も冷凍の鴨を解凍したので、早く使ってしまいたいということで盛ってくれたのだが、そんなことは一向に苦にならない。
美味しく食べられること、それは実はとてもありがたいことなのだ。
とは言え鴨だけでは寂しいから、茄子も焼いてくれた。
たまたま貰い物の茄子が重なって、暫くは茄子三昧になるようだが、茄子は今日のように焼いても美味しいし、煮ても漬物にしても美味しいから大歓迎だ。
こんな感じで用意してくれれば、早速ビールだ。
ウ~ン、ビールが美味い。
梅雨時のジメッとした気候でも、軽くエアコンを効かせた部屋は快適で、ビールも美味い。
家に引きこもっていても、気分は晴れやかなのだ。
ビールで禊が済めば「まんさくの花」でいってみる。
飲んだ感じは、ちょい甘めの吟醸系のお酒で、女性っぽい感じ。
優しい味で、例えるなら ”色白の秋田美人” と言うと余計に分からなくなるか。
昔、秋田美人と飲む機会があったけど、彼女曰く「米で育って、酒で磨いた」と豪語していた。
確かに「酒で磨いた」と言う通りお酒も強かったが、透けるような色白の肌が綺麗だったな。
古い話しではあるが、ついこの前のようにも感じる。
あの色白の綺麗な秋田美人、今はどこでどうしているのだろうか。
そんなことを思い出させてくれるのもお酒の楽しいところ。
飲めることはやはり楽しいことなのだ。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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