不味い店のことは書きにくいがホンネは別【豊田市】

不味い店のことは書きにくいがホンネは別【豊田市】

 

先日、豊田市内のある飲食店へ行ってきた。

その店は以前(10年前?)行ったことのある店だが、何の印象も残っていない。

 

印象に残っていないとうことは、再訪しようとは思わなかった店なのだが、改めてネットで情報を見てみるとかなりいい店に思える。

室内の設えも都会的なセンスで洒落ているし、フードも美味しそう。

 

で、期待してその店に出かけたのだが、結果はペケ。

大ハズレだったのだ。

 

予約時にカウンター席を頼んでいたけど、案内されたのはテーブル席。

先ずここでつまずいた。

 

案内してくれた女性(カワイイ子だった)に、カウンターを予約してある旨を伝えれば、あまりオススメではない感じの表情。

一度カウンター席を見てからにされたらどうですか、とのことだったので、カウンター席を見に行ったのだが、別に問題は無い。

 

なのでカウンター席にしてもらったのだが、この店のカウンター席は板さんと会話するような席ではなく、厨房に続く配膳台のようなカウンターだったのだ。

厨房の中も板さんといった人は見当たらず、バイト君がせわしなく動いているだけで、最後まで誰も我々の前に姿を現さなかった。

 

しまった、あのままテーブル席にしておけばと後悔したのだが、暫くしてテーブル席の方からはお客の大声が聞こえてきたから、どっちもどっち。

この店は見かけはアダルトで洒落た感じの店だったが、大衆的な店だったのだ。

 

食べる物ですか?

こちらも全然ダメ。

 

これは彼女がオーダーした「おばんざいの盛り合わせ」なのだが、手羽先のから揚げやモツの味噌煮に豚の角煮など。

何処が京料理の ”おばんざい” なのか疑問。

肉が苦手な彼女は、”おばんざい” なら野菜が中心と思って頼んだのだが、これでは食べられないものばかり。

 

しかも豚の角煮は煮込まれた感じがなく、脂身が生々しくて私でも食べる気にならない。

内容を確認しなかった我々も悪いが、それにしてもね。

 

他にも頼んでみたが、どれも並以下のものばかりで、家で飲んでいる方がマシ。

食べログの口コミではこの店は美味しいとか、味がいいとか書いてあるが、味の評価は人それぞれ。

 

食べログに頻繁に投稿しているあるヘビーなユーザー(行った店が3千弱!とか)は、どの店のことも褒めていて、点数も高く付けている。

当然この店も高評価なのだが、俄には信じられない。

 

行った店が3千近くもあれば、マルの店もペケの店もあるだろうが、点数は3.5~4.5に集中している。

3千近い店に行けばハズレの店があってもおかしくないと思うが、評価が3以下の店は皆無。

そんなラッキーな事って有るのだろうか。

 

それに3千近い店に行こうとすれば、ほぼ毎日外食しても10年近くかかる計算になる。

しかもランチ程度の手軽なものではなく夜の食事なのだから、費用もスゴイことになるが。

 

世の中には様々な人がいるから、味や店の評価も様々なのは分かるが、この店が美味しい店とはとても思えなかった。

感性の違いと言ってしまえばそれまでだが、人の評価を真に受けた私が情けない。

 

早々に店を出て食べ直しに行ったが、名古屋からわざわざ来てくれた彼女に申し訳なかった。

 


 

こんなつまらない話しで終わるのは恐縮なので、昨日の晩ご飯を載せておく。

って、それもつまらない話かもだが。

 

昨日の晩ご飯はアジフライ。

もちろん冷凍物のアジフライで、揚げるだけで出来上がりというお手軽なもの。

 

だけどそれなりに美味しい。

アジフライはどこの惣菜売り場にもあるけど、家で揚げれば熱々が味わえるのが最大の違い。

 

フライ物は揚げたてのアツアツが美味しいのであって、買ってきたものはどうしても冷めてしまう。

それを温め直しても上手くできないから、やはり家で揚げるのが一番。

安っい冷凍モノでも、揚げたてはそれなりに美味しいからね。

 

いつものようにビールで始めたけど、気温が下がってくるとビールの旨さが半減する。

レギュラー缶の一本が辛く感じるほどで、早々とお酒にチェンジ。

 

お酒は房島屋。

いつもの味で、酸味の効いたジューシーな吟醸系のお酒。

最近この房島屋の出番が多いのは、このお酒をたくさん買ってしまったからだ。

 

と、いつもと変わらぬ晩ご飯の景色で、恐縮。

今夜も美味しかった、ごちそう様でした。

 


 

テレビで食レポをやっている芸能人が、ある番組で「不味いものでも褒めるのですか?」と聞かれていた。

その芸能人は「それはあります、エッと思うぐらい不味いものもあるけど、不味いとは言えない」と。

 

で、そういう時は「独特の味ですね」とか「他にはない味」と、さり気なく不味いと言っていると笑っていたが、仕事上、思うことを思うように話せないのだ。

 

それと同じで、このブログも不味い店のことをストレートには書きにくい。

マイナスの話は書いていてもつまらないし、読んでもらっても楽しくないからだ。

 

それに味の感じ方は、その人の経験値やレベル、感性によって大きく違うから、一概に決め付けられないからネ。

 

それでもたまには思いっきり書いてみたい。

「こんな店、二度と行くか!」と。

失礼しました。

 

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