餡掛けは料理の味をグレードアップする魔法の一手【自宅】
- 2019.11.25
- 家飲み/家食べ
いま家で流行っているものは「餡掛け」。
少し前に ”あんかけ焼きそば” を作ったのがキッカケで、今では焼きそばに留まらず、野菜炒めや卵焼き、煮物などにも餡をかけている。
理由は美味しくなるからで、餡を掛けると味がグレードアップするからだ。
同じ味付けなのに、餡を掛けると何故美味しくなるのか分からないが、結果として美味しくなる。
これは山芋をフライパンで軽く焼き、餡を掛けたもの。
餡は中華スープの創味シャンタンで味付けてあるけど、中華味には感じられず、ちゃんと和風の味に仕上がる。
単なる長芋のソテーが、餡を掛けるだけで惣菜から料理に ”出世” するのが面白い。
奥殿は長芋のソテーなんて初めてとのことだが、この料理がとても気に入っているらしい。
こちらは里芋の餡掛け。
長芋が里芋に代わっただけ。
長芋のソテーは半分生の状態のレアーなので、シャキッとした食感だが、里芋はしっとりしてトロッとした食感。
長芋の餡掛けと里芋の餡掛けとは正反対の食感で、味付けは同じでも、具材が違うだけで全く別の仕上がりになるのが面白い。
これはほうれん草をメインにした野菜炒めに、餡をかけたもの。
いつもの野菜炒めで味付けも同じだけど、餡をかけるだけで味が数段グレードアップする。
トロミのマジックと言ったところか。
と、最近はこんな感じの「餡掛け料理」に凝っているのだが、たまたま息子たちが家で食事をしていく機会があったので、餡掛け料理を出してみた。
餡掛け料理として出すのは、里芋の餡掛けに、あんかけ焼きそばの二種。
あんかけ焼きそばの麺は、マルちゃんの焼きそばの麺を使うのはいつもの通り。
この麺をレンジで温め、それに餡を掛けた具材を絡めれば出来上がりという簡単なことだけど、これが美味しい。
この日は冷凍のむきエビがあったので入れたけど、海老は彩りが華やかなので見た目もいい感じになる。
もちろんいきなり焼きそばでは飲めないから、アテを先に用意する。
用意するのは鴨のスモークとカニクリームコロッケ。
どちらも家でよく出すもので特別感は全く無いが、あまり気張って作らない方が疲れない。
息子のお嫁さんはお客さんだからと力んで用意すると、息が詰まる感じになりかねない。
これではお互い疲れてしまって、長く続かない。
これからも長くお付き合いをしていくのだから、”力の抜けた” 感じぐらいがいいのであって、その方がお互いリラックス出来ると思うが、如何だろうか。
それはそうと用意したのはこんなセット。
なんかいつもと全然代わり映えしない料理で、いくら特別感のないもので用意したとは言え、普通過ぎだったかも。
客人といっても息子たちだから、まぁいいか。
用意が出来れば早速カンパイだ。
飲めば話も弾むしネ。
ウ~ン、旨い。
燻製の鴨は初めてというお嫁さんは、すごく美味しいとか。
高級品ですよネと言うが、安いものでしかも冷凍モノ。
一本200円だヨと言えばビックリしていた。
燻製の鴨と聞けば確かに高級品のイメージだけど、思ったほどのことはないのだ。
カニクリームコロッケもとても美味しいとのこと。
このコロッケは私も気に入っていて、カニの味は殆どしないけど、コロッケとしては美味い。
特に気に入っているのはパン粉で、パン粉が立っているのが美味しい。
これも冷凍物だが、彼女は家で作ったものと思っていたとか。
家でコロッケ、特にクリームコロッケを作るなんて絶対にムリだけど、家で作ったと思うぐらい美味しかったということらしい。
肝心の餡掛けの料理だが、里芋の餡掛けが素晴らしく美味しいとのこと。
お嫁さんも息子もこんなの初めてとのことで、料亭の一品のようだとのことだが、これを私が作ったということに、もっと驚いていた。
そこまで言われるとちょっと面映いが、自分で食べても美味しいと思う。
褒められればやはり嬉しいもので、思わずお酒も進んでしまう。
この日は小左衛門。
この画像はお嫁さんが撮ってくれたもので、家での食事中に私が写ることはめったに無い。
それは私以外にカメラを操作する人がいないためだが、彼女はカメラ女子。
一眼レフの扱いに慣れているから、私のカメラでサッと撮ってくれた。
小左衛門はいつ飲んでも美味しいお酒だけど、今年の出来は特にいいようだ。
酸味の効いたフルーティーな飲み味で、女性も好みそうな味。
岐阜・瑞浪のお酒で、小さい蔵だけどいいお酒を造ってくる。
この画像も彼女が写してくれたものだが、綺麗に撮れているのでは。
〆にはあんかけ焼きそばを作ったのだが、画像は撮り忘れ。
話が弾んでしまったのと、お酒でいい気分になっていたためだが、こういう状況だとついつい撮り忘れてしまう。
学習能力が無いと言えばその通りで、面目ない。
画像がないと話が書きにくいので、以前作ったあんかけ焼きそばの画像を載せれば、こんな感じ。
息子たちからもすごく美味しいとかで、作り方を教えて欲しいとのこと。
簡単なこと過ぎて教えるというのも恥ずかしいが、麺はマルちゃんの焼きそばの麺を使っていると聞いて、これなら家でもできるとのこと。
自分で言うのもナンだけど、この麺で美味しいあんかけ焼きそばが出来るのは、餡掛けがグレードを上げているからだと思う。
餡をかけることによって味が数段上がるのだから、餡掛けは魔法のような働きがある。
中華料理は餡掛けの料理が多いが、中華の旨さの秘密が ”餡” にあるのかも。
何れにしても餡掛け料理でごちそう様でした。
美味しかった。
またやりましょう。
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