終わってしまった「タカドヤ湿地」2019年の紅葉【豊田市 稲武】

終わってしまった「タカドヤ湿地」2019年の紅葉【豊田市 稲武】

 

本文の前に、先日アップした岐阜・土岐市の日本料理「あん堂」の記事の中で、料理の説明で間違いがあったので訂正させていただく。

 

鯛の刺し身のことを「もみじ鯛」と書いたが、それは「目鯛」とのこと。

それと「柿のマリネ」は「柿のなます」で、日本料理では冬の定番とのことだった。

 

これを指摘してくれたのは、岐阜・柳ヶ瀬で「GHEE 胡麻」という和食店をやっている店主。

時々私の間違いを教えてくれる方だ。

 

画像を見ただけで魚の種類を言い当てるのは至難の技で、ド素人の私など、実際に食べてもそれが何という魚なのか分からない始末。

その辺りの違いが判別できるのは流石プロだが、同じプロの料理人でも相当な経験を積まないと出来ない。

これが出来るのはかなりの ”目利き” な人だと思う。

 

何れにしても間違いを訂正させていただくとともに、GHEE胡麻のオヤジさんにお礼を申し上げる。

 


 

料理屋の「あん堂」へ向かう途中、寄り道したのは豊田市の稲武(いなぶ)にあるタカドヤ湿地。

寄り道したと書いたが、「あん堂」があるのは岐阜県の土岐市で、豊田市からなら東海環状で向かうのが当たり前。

東海環状で行けば、40分で着いてしまう。

 

それを稲武から土岐市へ向かえば2時間以上かかるから、普通では絶対に選ばないルート。

それなのに稲武に向かったのは、タカドヤ湿地の紅葉を見るためで、それでこのルートにしたのだ。

 

タカドヤ湿地へは2週間前の11月初めにも行ったが、その時の紅葉はまだまだで、色付きはこんな具合。

例年なら紅葉していてもいい時期なのだが、今年は紅葉が遅れているとのことだ。

 

タカドヤ湿地のある稲武は、豊田市の中でも一番冷える山間地にあるため、冷え込みが少し続けばアッという間に紅葉が進む。

一週間後ぐらいが見頃と思ったが、二週間後のこの日(11/16)しか出かけられなかったのだ。

 

稲武へはR.153を北上して行くのだが、道沿いの木々も色付いいる。

ここは新盛(足助の奥)の交差点で、ここでこれぐらい紅葉が進んでいると、タカドヤ湿地はかなり進んでいるはず。

 

どうかなと思いつつ着いたが、やはり紅葉のピークは過ぎていた。

桜で言えば「落花盛ん」と言ったところか。

 

それでも紅葉見物の人は多く、路駐の車もご覧の通り。

ここは駐車場の備えがないから、全て路駐なのだ。

今はみんさんマナーよく停めているから何の問題も無いが、紅葉見物のお客さんが年々増えているので、そのうち大混雑になってしまうかも。

 

モミジのトンネルはご覧通りの色づき。

これはこれでキレイなのだが、一番いい時に比べると色が褪せている。

 

自然は人間の都合に合わせることはしない。

人間が自然に合わせるしか無いのだ。

 

秋の陽に照らされた紅葉。

小さい頃は紅葉を見ても何も感じなかったが、今は美しさに加え、侘しささえも感じる。

そういう歳になったということか。

 

紅葉は里に下りてくるから、これからは平地の紅葉が楽しめる。

メジャーな香嵐渓の紅葉はこれからピークを迎えるが、人出も凄まじいことになる。

 

それに比べればタカドヤ湿地の人出なんて比べ物にならないが、紅葉を楽しむということでは、ここのような静かな所の方が身に染む。

尤も ”花より団子” という向きにはオススメの場所ではないが。

 

タカドヤ湿地の紅葉も、今年はこれで見納め。

思いっきり気の早い話だが、来年はもうちょっといい時に来れるといいけどね。

 

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