料理を作るのは創造的で知的な楽しい作業なのだ【自宅】
- 2020.01.17
- 家飲み/家食べ

この日の晩ご飯は私が担当。
料理を作ることは苦にならないが、作れるものが少なく、同じようなものばかりになるのが難点。
だが奥殿に言わせれば、作ってくれるだけで助かるとのこと。
その言葉を信じて、晩ご飯を作ることにした。
これは前の日に出された赤魚の煮付けで、もちろん私が作ったものではなく、奥殿が作ったもの。
こんなものが作れればレパートリーが広がっていいが、急に料理の幅が広がるものではない。
作れないものは仕方ないことで、いつもと同じ冷凍食材を使うことにする。
用意したものはカニのクリームコロッケ。
何度も登場しているから今さら説明も不要だろうが、大振りなカニのクリームコロッケだ。
カニのクリームコロッケとはいえ、カニの味が殆どしないのは値段相応のことだけど、このコロッケが美味しいのだ。
特にコロッケの皮が美味しく、まさに「パン粉の花が咲いた」状態になる。
その理由はザックリとした生パン粉を使っているからで、家では出来ない。
スーパーで売っている惣菜のコロッケと比べて、この冷凍コロッケの方が格段に旨いのはモチロンのことだ。
ついでにエビフライも揚げる。
クリームコロッケだけでは見栄えが乏しいから、エビフライを添えて ”ミックスフライ” にする魂胆。
このエビフライは大した味ではないが、8本入って400円以下という安いものだから、当然のことだ。。
料理は段取りが悪いとバタバタしてしまうので、盛り付けは先に用意しておく。
キャベツの千切りと、マヨネーズで和えたパスタを付け合わせにしてみた。
料理はアレコレ考えることが多く、こういうことを考えるだけでも頭のトレーニングになる。
他の料理も同じタイミングで出せるように段取りを考えたり、時間を考えたりと、料理は創造的で前向きなことだ。
話は変わるが、スーパーのフードコートで、高齢者の人が食事しているのを見かける。
フードコートで食事をするのは、家で食べる(作る)より安く上がるからとか、作るのが面倒だからというのが理由と聞く。
家で作ると高く付くって本当だろうか。
確かに一食だけ作るとなれば、そのためにご飯を炊かなくてはならないし、おかずも作らなければならない。
それに味噌汁も作るとなれば手間もかかるし、無駄になることもある。
だが食事は一食だけで済むものではなく、一日三食あるし、しかもそれが毎日続く。
それを思えばご飯を炊いても無駄にならないし、おかずも使い回しもできるから、家で食べることが高く付くなどということは無いはずだ。
フードコートの食事と言っても、一食500円以上はかかるだろうから、それに比べれば家で食べるのは決して高くないと思う。
それと作るのが面倒ということだが、さっきも触れたが、料理は創造的で前向きなことで、しかも楽しい。
何にしようかとメニューを考えるだけでも楽しく、それが ”脳トレ” にもなるし、食材を切ったりするのも指先を使うから、脳にとってはいい刺激になってボケ防止になるのでは。
料理は、初めは下手であっても、作り続けていれば必ず上手くなる。
上手く出来たときには嬉しいもので、それが喜びになると思うが、そんないいこと尽くめの料理をしないなんて、勿体ないではないか。
それに高齢者の方には時間がタップリあるのだから、その時間を使わないなんて、さらに勿体ないことだと思うが。
スイマセン、どうも話が横にそれてしまって。
晩ご飯です。
奥殿が帰ってきたのを見計らって、揚げ物に取り掛かる。
と言っても、コロッケやエビフライは揚げるだけなので簡単なことだ。
油の温度管理もガスコンロがやってくれるから、スキルの低い私でも出来る。
その間に餡掛けの卵焼きを用意して、フライものが出来たタイミングで一緒に出せるようにする。
この辺りは時間との相談だ。
卵焼きをさっと焼いて、餡を掛ければ出来上がり。
単なる卵焼きなのだが、餡を掛けると味のグレードが数段上がって、”料理” になるのが面白い。
フライ物も油を切って盛った。
ソースはお皿に引いてあるが、この方が料理がキレイに見えるからで、大した意味はない。
こんな感じで用意したが、改めて画像を見てみると ”色気” というか華やかさが足りない気がする。
華やかさがないのは “緑色” が無いためで、大葉を使えばよかったかと。
プロがやればもっと ”見せる” ことを意識するのだろうが、盛り付けは難度の高い技なのだ。
メインがフライ物なので、今日はビールオンリーでいってみた。
コロッケもエビフライもビールがよく合う。
簡単に作った卵焼きだけど、これが美味しく出来ていた。
卵には塩と本だしだけで味付けて、餡は創味シャンタンの中華味で味付けてあるのだが、これが上手く調和して美味しいのだ。
奥殿からご飯のおかずにも欲しいとのリクエストがあったほどなので、やはり美味しかったのだろう。
で、ご飯のおかずに作ったのがコレ。
卵焼きに餡を掛けるだけなので、アッという間にできる。
締めのご飯。
味噌汁に漬物も添えて、美味しかった。
と、いつもと同じような晩ご飯だったけど、私にはこれで十分にご馳走だ。
ご飯を作ることを手間と思えばそうかも知れないが、何を食べようかと考えるだけでも楽しいし、それに自分の好きなものを好きな味で作れるのは、嬉しいこと。
料理はクリエイティブで前向きなことなのだ。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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