小料理屋「欒-らん」で美女とパンダと一緒に飲んだ【豊田市】

小料理屋「欒-らん」で美女とパンダと一緒に飲んだ【豊田市】

 

美女と飲むことになった。

彼女とは仕事で関係があったのだが、彼女が異動したため、今は仕事上の接点は無い。

 

そんな希薄な関係の彼女と飲むことだけは続いているから、今は「飲みトモ」といった関係か。

どんな繋がりであっても美女と飲めるのは嬉しいことで、勇んで出かけてきた。

 

向かった先は小料理屋の「欒-らん」。

彼女に何軒かの店を提案した中から、彼女が選んだ店だ。

 

時間ギリになってしまい、急いで向かったのだが、着いたのは5分遅れ。

時間に正確な彼女は既に着いていた。

女性を待たせるのは男として最低で、恐縮至極。

 

新年の挨拶もそこそこに、先ずはカンパイ。

日頃、新ジャンルのビールしか飲んでいなから、生ビールの旨さが余計に際立つ。

 

元々生ビールは旨いものだが、サーバーやグラスの手入れとか、注ぎ方の違いで旨さに差が出る。

同じ生ビールでも店によっては「コレってホントに生ビール?」という店もあるから、生ビールなら何でも旨いということではない。

ここは泡もキレイな生ビールで、美味しい。

 

突き出しは二種類出された。

黒豆とカボチャの煮物。

 

二人に別々の突き出しが出されるのは珍しいことで、どちらを食べていいのか戸惑う。

一人だったらどうなるのだろうか。

 

この店の板さんは女性が務めていて、オーナー兼ママでもある。

しかもご覧の通り、目鼻立ちの整ったキレイな人だ。

 

厨房には男性もいたが、板さんなのかお手伝いの人なのかは不明。

それとチラッと写っている女性はママにそっくりで、ひと目でお母さんということが分かる。

忙しいから手伝いに来たとか。

 

ビールで禊が済めばお酒に。

彼女も日本酒が好きだから楽しい。

瀧自慢の吟醸を頼んだが売り切れとのことで、二兎(にと)でいってみた。

 

知らないお酒なので調べてみれば、岡崎にある蔵のお酒だった。

岡崎でも街の真ん中にあって、あんな街ナカに酒蔵があるとは初めて知った。

 

アテには彼女がサラダを頼んだ筈だが、画像がない。

それと食べた記憶もないが、いきなり酔ったということもないから、不思議。

もしかすると美女に酔っていたのかも知れない。

 

これは銀だらの幽庵焼き。

私の好きな料理の一つだ。

 

話しが前後するが、今日のオススメはこちら。

この中から金目鯛の刺し身をチョイス。

 

因みに達筆なメニューの文字は、ママが書いているとのこと。

味のある文字で、しかも読みやすい。

 

聞けばその手の教室に通って習ったというが、字が綺麗だと知能指数もより高く見える。

字の下手な私からすれば羨ましい限りだ。

 

金目鯛の刺し身がやってきた。

金目鯛は高級な魚だけあって、さすがに旨い。

上品な甘みというか綺麗な味の魚で、癖のない味が持ち味。

画像は摘んでしまってからのもので恐縮。

 

金目鯛の刺身が美味しいとは言え、金目鯛は煮付けが一番うまい。

彼女も金目の煮付けが食べたいとのことで、ママに聞けばカマを煮付けにしましょうか、とのこと。

即、お願いしたのはモチロンのことだ。

 

金目鯛の煮付けが出来る間に頼んだのは「菜の花とホタルイカの甘酢かけ」。

1月にホタルイカとはちょっと?マークだったが、頼んでしまったのだ。

旬のものとは味が違っていたが、雰囲気は味わえた。

 

お酒もあれこれ飲んでいるが、銘柄は忘れてしまった。

そうこうしていれば金目鯛が運ばれてきた。

食べればやはり旨い。

 

甘辛の濃厚なタレに、淡白で上品な金目鯛がピッタリ。

身よりカマの方が旨いのでは。

それと刺し身もいいけど、金目鯛はやはり煮付けが合うと思うが、これは好き好きか。

 

彼女のパートナーの ”パンダ” も一緒だ。

このパンダのことを「楽天パンダ」と呼んでいたが、本名は「お買いものパンダ」とか。

 

そのパンダを記念撮影する彼女。

これをパンダのメンバーに送信(拡散?)するのだそうだ。

 

彼女はこのパンダを通じて世界が広がり、オフ会はもとよりメンバーとも行き来があるとか。

仕事上の自分とは全く違う部分を出せるのが嬉しいらしいが、それが彼女のストレス解消になっているらしい。

 

ただし本名や勤務先も含め、身元などの詳しいことはお互い知らないという。

繋がっているのはLINEだけという、少し前では考えられないような繋がりの世界が広がっているのだ。

 

そんな彼女であるが、リアルな世界のことを語りたいときもあるとか。

パンダのメンバーや会社の人たちには話せないことを私に話していると言う。

 

会社だと立場があるから上司や会社の批判も出来ないが、ここなら言える。

加えて彼女の生き方の話しもする。

飲みながら何でも話せるのがいいらしいのだ。

 

彼女が席を外した隙を見計らった訳でもないだろうが、ママが「お相手が出来なくて」と話しかけてきた。

彼女に気を使って話しかけなかったようだが、我々はママが想像しているような ”不適切な関係” ではない。

 

初めにも書いたが「飲みトモ」といったところだが、傍から見れば関係が分からないか。

それに彼女とは(大袈裟に言えば)親子ほど齢が離れているから、余計に ”不適切な関係” に見えるかもだ。

 

親子といえば、こちらは本物の親子。

キレイなママによく似てキレイなお母さん。

って、順序が反対で、キレイなお母さんに似たキレイな娘さんだ。

 

ママが店を始めるときは母親としてアレコレ心配もしたが、やってみなさいと背中を押したのもお母さんだったとか。

いいお母さんだ。

 

小料理屋 欒-らん(Hot Pepper)

 

そんなこんなでいい気分になってきた。

彼女にもう一軒行く?と聞けば、モチロンとのこと。

 

しかも次の店は彼女が持ちますとのことだが、それは断った。

飲み代を女性に支払わせるのは、私の美学に反するからね。

 

で、ここをお開きにして二軒目へ向かったが、その話は次回ということで。

今夜も美味しかった、ごちそう様でした。

 

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