小料理屋「欒-らん」で美女とパンダと一緒に飲んだ【豊田市】
- 2020.01.20
- 家飲み/家食べ
美女と飲むことになった。
彼女とは仕事で関係があったのだが、彼女が異動したため、今は仕事上の接点は無い。
そんな希薄な関係の彼女と飲むことだけは続いているから、今は「飲みトモ」といった関係か。
どんな繋がりであっても美女と飲めるのは嬉しいことで、勇んで出かけてきた。
向かった先は小料理屋の「欒-らん」。
彼女に何軒かの店を提案した中から、彼女が選んだ店だ。
時間ギリになってしまい、急いで向かったのだが、着いたのは5分遅れ。
時間に正確な彼女は既に着いていた。
女性を待たせるのは男として最低で、恐縮至極。
新年の挨拶もそこそこに、先ずはカンパイ。
日頃、新ジャンルのビールしか飲んでいなから、生ビールの旨さが余計に際立つ。
元々生ビールは旨いものだが、サーバーやグラスの手入れとか、注ぎ方の違いで旨さに差が出る。
同じ生ビールでも店によっては「コレってホントに生ビール?」という店もあるから、生ビールなら何でも旨いということではない。
ここは泡もキレイな生ビールで、美味しい。
突き出しは二種類出された。
黒豆とカボチャの煮物。
二人に別々の突き出しが出されるのは珍しいことで、どちらを食べていいのか戸惑う。
一人だったらどうなるのだろうか。
この店の板さんは女性が務めていて、オーナー兼ママでもある。
しかもご覧の通り、目鼻立ちの整ったキレイな人だ。
厨房には男性もいたが、板さんなのかお手伝いの人なのかは不明。
それとチラッと写っている女性はママにそっくりで、ひと目でお母さんということが分かる。
忙しいから手伝いに来たとか。
ビールで禊が済めばお酒に。
彼女も日本酒が好きだから楽しい。
瀧自慢の吟醸を頼んだが売り切れとのことで、二兎(にと)でいってみた。
知らないお酒なので調べてみれば、岡崎にある蔵のお酒だった。
岡崎でも街の真ん中にあって、あんな街ナカに酒蔵があるとは初めて知った。
アテには彼女がサラダを頼んだ筈だが、画像がない。
それと食べた記憶もないが、いきなり酔ったということもないから、不思議。
もしかすると美女に酔っていたのかも知れない。
これは銀だらの幽庵焼き。
私の好きな料理の一つだ。
話しが前後するが、今日のオススメはこちら。
この中から金目鯛の刺し身をチョイス。
因みに達筆なメニューの文字は、ママが書いているとのこと。
味のある文字で、しかも読みやすい。
聞けばその手の教室に通って習ったというが、字が綺麗だと知能指数もより高く見える。
字の下手な私からすれば羨ましい限りだ。
金目鯛の刺し身がやってきた。
金目鯛は高級な魚だけあって、さすがに旨い。
上品な甘みというか綺麗な味の魚で、癖のない味が持ち味。
画像は摘んでしまってからのもので恐縮。
金目鯛の刺身が美味しいとは言え、金目鯛は煮付けが一番うまい。
彼女も金目の煮付けが食べたいとのことで、ママに聞けばカマを煮付けにしましょうか、とのこと。
即、お願いしたのはモチロンのことだ。
金目鯛の煮付けが出来る間に頼んだのは「菜の花とホタルイカの甘酢かけ」。
1月にホタルイカとはちょっと?マークだったが、頼んでしまったのだ。
旬のものとは味が違っていたが、雰囲気は味わえた。
お酒もあれこれ飲んでいるが、銘柄は忘れてしまった。
そうこうしていれば金目鯛が運ばれてきた。
食べればやはり旨い。
甘辛の濃厚なタレに、淡白で上品な金目鯛がピッタリ。
身よりカマの方が旨いのでは。
それと刺し身もいいけど、金目鯛はやはり煮付けが合うと思うが、これは好き好きか。
彼女のパートナーの ”パンダ” も一緒だ。
このパンダのことを「楽天パンダ」と呼んでいたが、本名は「お買いものパンダ」とか。
そのパンダを記念撮影する彼女。
これをパンダのメンバーに送信(拡散?)するのだそうだ。
彼女はこのパンダを通じて世界が広がり、オフ会はもとよりメンバーとも行き来があるとか。
仕事上の自分とは全く違う部分を出せるのが嬉しいらしいが、それが彼女のストレス解消になっているらしい。
ただし本名や勤務先も含め、身元などの詳しいことはお互い知らないという。
繋がっているのはLINEだけという、少し前では考えられないような繋がりの世界が広がっているのだ。
そんな彼女であるが、リアルな世界のことを語りたいときもあるとか。
パンダのメンバーや会社の人たちには話せないことを私に話していると言う。
会社だと立場があるから上司や会社の批判も出来ないが、ここなら言える。
加えて彼女の生き方の話しもする。
飲みながら何でも話せるのがいいらしいのだ。
彼女が席を外した隙を見計らった訳でもないだろうが、ママが「お相手が出来なくて」と話しかけてきた。
彼女に気を使って話しかけなかったようだが、我々はママが想像しているような ”不適切な関係” ではない。
初めにも書いたが「飲みトモ」といったところだが、傍から見れば関係が分からないか。
それに彼女とは(大袈裟に言えば)親子ほど齢が離れているから、余計に ”不適切な関係” に見えるかもだ。
親子といえば、こちらは本物の親子。
キレイなママによく似てキレイなお母さん。
って、順序が反対で、キレイなお母さんに似たキレイな娘さんだ。
ママが店を始めるときは母親としてアレコレ心配もしたが、やってみなさいと背中を押したのもお母さんだったとか。
いいお母さんだ。
⇒ 小料理屋 欒-らん(Hot Pepper)
そんなこんなでいい気分になってきた。
彼女にもう一軒行く?と聞けば、モチロンとのこと。
しかも次の店は彼女が持ちますとのことだが、それは断った。
飲み代を女性に支払わせるのは、私の美学に反するからね。
で、ここをお開きにして二軒目へ向かったが、その話は次回ということで。
今夜も美味しかった、ごちそう様でした。
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