金目鯛の煮付けは旨いが、赤魚だって十分に旨い【自宅】
- 2020.02.13
- 家飲み/家食べ
最近、魚の煮付けの出番が増えている。
魚の煮付けと言えば、真っ先に浮かぶのは金目鯛。
金目鯛は油の乗った白身の魚で、煮付けにすれば身離れもよくて美味しい魚。
それにキレイな朱色が艶やかで見栄えもいいが、高いのが玉に瑕。
金目鯛は小さいサイズでも千円位はするし、そこそこのサイズだと2千円はするから、なかなか手が出せない。
これが飲食店だと高くても平気で頼んでいるのだから、金銭感覚もいい加減なものだ。
尤も店なら作ってくれるし、それに美人ママもいるからね(いない店もあるが)。
その点、赤魚は値打ちな魚なので、私の家で煮付けと言えば赤魚の出番が一番多い。
この日の煮付けも当然のように赤魚だ。
オォ、立派な赤魚ではないか。
この日の赤魚はとても美味しいものだったが、食べるまでそれが分からないのが残念。
魚はスーパーで買ってくるけど、見ただけでは良し悪しの見分けが付かない。
プロなら見分けが付くのだろうが、我々素人にはそんな能力はない。
目利きではないのだ。
これは魚だけに限らず、肉でも野菜でも果物でも同じこと。
ホウレン草やミカンや牛肉でも、どれが美味しい物かなんて分からないのだ。
スーパーの食品売り場で、野菜とか肉を掘り返すようにして選んでいる人を見かけることがあるが、浅ましいというか見苦しい姿。
何もそこまでして選ぶこともないし、そもそも見ただけで質の良し悪しが分かるのだろうか。
哀れなのはキレイに陳列されていた商品で、グチャグチャになってしまう。
後から買う人はいい気分ではないし、それにその人が触りまくった品物を買うのが嫌になる。
それとこれも時々見る光景だが、棚の奥に手を突っ込んで奥の商品を取り出す人がいる。
消費期限が少しでも長いものを選んでいるのだろうが、これも格好のいい姿ではない。
特に中高年の男がそれをしていると、余計に見苦しい。
その歳なら分別も付いていて然るべきだろうが、そんな歳になって見苦しいことをすべきではない。
こんな男が会社の上司や管理職だとしたら軽蔑する。
仕事上では偉そうにしていても、人間性を疑う行いだからだ。
男は歳を重ねるにつれて人間性も高めていかないと、男としての魅力が付いてこない。
スーパーの棚の奥に手を突っ込んで商品を取るなんて、いい男がすることではない。
そんな見苦しいことをしていれば、いつも ”素” の姿を見ている家族からも軽蔑されかねない。
たかがスーパーでの行動なのだが、それの積み重ねが人間性に繋がる。
もっと男のプライドを大事にしてもらいたいものだ。
そう言う私も気を付けないとネ。
スイマセン、話がそれてしまって。
赤魚の話しで、この赤魚は身が厚く、油も乗っていて美味しい。
金目鯛も美味しいが、赤魚だってそれに引けを取ることなく十分に美味い。
それに値段は金目鯛の 1/3~1/4 位なので、そこまで考えれば、赤魚の ”判定勝ち” 。
鴨ロースの燻製も出してくれた。
冷凍の鴨の燻製なのだが、これも美味いひと品。
冷凍モノなので解凍して切るだけで済むから簡単で楽。
それにそこそこ見栄えのいい料理なので、時間がない時などこれで急場を凌いでいる。
しかも一本200円というから気楽に使えるのもいい。
他にはだし巻き卵を作ってくれたが、これは失敗だったという。
火が入り過ぎてしまい、フワトロの仕上がりにならなかったらしいのだ。
確かにフワトロの感じはないが、普通の卵焼きと思えば何てことはない。
何も言わずに出されれば、これはこういうものと思う程度のこと。
普通の卵焼きなら美味しい卵焼きだ。
こんな組み合わせのセットにしてくれたが、このセットにはお酒が似合う。
魚の煮付けにはやはりお酒だ。
この日のお酒は「菱湖(りょうこ)」というお酒で、初めてのもの。
新潟のお酒で、いつもの酒屋にあった。
飲めば軽いタッチのスッキリとした味で、後味もサッパリとしている。
奥殿も「コレ、いいね」とのことで、気に入った様子。
これで2,600円(一升=1.8L)だったからかなり値打ちなお酒だが、倍以上の値段のつくお酒に引けを取らない美味いお酒だ。
高いお酒はそれなりに旨いとは思うが、だからと言って、値段に味が比例するとは限らないのが面白い
名前が売れていなくても旨いお酒はあるもので、そういうお酒に出会った時はとても嬉しい。
この「菱湖」もまさしくそういうお酒で、未知の綺麗な女性に出会った気分、と書いては下品か。
暫くはこのお酒とお付き合いすることになるかな。
赤魚の煮付けの話しが最後はお酒の話になってしまったが、今夜も美味しかった。
ごちそう様でした。
ブログ村のランキングに参加してます⬇
にほんブログ村
-
前の記事
新発売のサッポロ「GOLD STAR」が美味かった【自宅】 2020.02.11
-
次の記事
ピンク色の日本酒がある小料理屋の「まめあん」【豊田市】 2020.02.17