新型コロナで外出自粛中は、アレコレ作って家飲み【自宅】
- 2020.03.30
- 家飲み/家食べ
世界的に新型コロナウイルスが猛威をふるい、日本はまだマシだとも言っておれない。
日本でもイタリアやスペインのように感染爆発がいつ起きるやも知れず、そうなったら経済も生活もマヒする。
そうならないために不要な外出は控えているのだが、先が見通せないのが不安だ。
不要な外出は控えているけど、実は家に居ることは苦にならない。
むしろ家で過ごすことが好きだと言ってもいいぐらいで、家に居てもストレスを感じないし、自粛疲れなんてものもない。
そんな私が家ですることと言えば、アテを作って飲むこと。
だが、その前に先ずは朝ごはん。
奥殿からパスタが食べたいとのリクエストがあったので、早速 ”朝からパスタ” を作ることにした。
使うパスタはディチェコのフェデリーニ。
太さが 1.4 ㎜ というパスタで、スパゲッティーニより細い。
一般的にスパゲティーニなどの太麺のパスタには、クリーム系などの濃い味のソースが合うと言われているが、それは一般的な話で、細麺のフェデリニーにも合う。
と言うことで、フェデリーニのパスタをカルボナーラのソースに合わせてみた。
使うのはレトルトのソースで、ママーの安っいソース。
生クリームなどを使ってソースを作れば美味しいのだろうが、材料が揃っていない。
例え材料が揃っていたとしても私のスキルでは作れないから、レトルトのソースで作るのが精一杯だ。
とは言え、パスタにレトルトのソースを掛けるだけでは芸もないしヒネリもない。
ソーセージとシメジを刻んでフライパンで炒め、そこへ茹で上げたパスタを入れてソースを絡めたものがこちら。
仕上げに黒コショーをふって食べれば、これがいい感じのパスタに仕上がっていて美味しい。
ディチェコのパスタが美味しいということも大きいが、このパスタより不味いものを出す店も少なからずある。
不味い理由の大半はアルデンテに茹でられていないためだ。
ヒドイのになると ”外が固く中モッチリ” の逆アルデンテのパスタすらある。
これはご飯の炊き方と同じで、日本人が好きなモチモチ感(お餅の食感)があると言えばその通りだが、パスタでは有り得ない。
それをする理由は、パスタをいちいち茹でていると手間がかかり、手早く作れないから。
早く作るためには、事前にパスタを茹でてバッドに入れておき、注文が入る度に茹で置いたパスタをフライパンで炒めて作っているからで、時短になる。
ただしパスタを茹で置くとパスタがくっついてしまうので、それを避けるために油をかけるのだが、腰のあるアルデンテなんて望むべくも無い。
仕上げはフライパンでそのパスタを炒めるのだが、こうなると焼きそばと同じ感覚。
こんな腰のないダラけたパスタに、わざわざお金を払って食べた時のガッカリ感はハンパない。
だがこれが美味しいという評価もあるのだから、世の中、様々な価値観があるということか。
スイマセン、話しが横道にそれてしまって。
スーパーで買い物を済ませ、家でガサゴソと過ごしていれば夕方近く。
休日は二食というパターンが多く、この日も遅目の朝ごはんに早目の晩ご飯のパターンだ。
奥殿が牡蠣を早く使いたいと言う。
家の牡蠣といえば冷凍物なので焦って使うこともないのだが、それでも早目に使いたいのだ。
その理由は家の冷凍庫ではしっかりと冷凍できないからだ。
が、牡蠣の料理というと私の担当。
何時からこういうルールになったのか記憶にないが、時間はあるからさっそく取り掛かる。
自分で言うのもナンだが、出来たダンナだ。
この日は牡蠣の甘味噌炒めにしてみた。
先ずは牡蠣を焼く。
解凍したほうがいいのかもだが、面倒なので冷凍のまま焼いてしまう。
ただし油ハネがヒドイので、フタは必須条件。
牡蠣を焼いている間に味噌ダレを作る。
味噌、砂糖、白ワイン、オイスターソース、キムチの素を混ぜて作る。
味噌40gに砂糖を20gの割合に、他のものは適当だけど、これでいい感じになる。
焼いて味噌ダレを絡めれば出来上がり。
キャベツの上に盛ったのだが、牡蠣が転げ落ちてしまい、見栄えが悪いことになってしまった。
店なら盛り直すだろうけど、家だからこのまま出してしまった。
それにしても盛り付けが下手っぴ。
さっそくビールでカンパイ。
濃厚な牡蠣の味噌炒めに、ビールが合い過ぎるほどに合う。
大粒な牡蠣に甘めの味噌味が絡んで美味い。
それとこの日はワインを入れ過ぎてしまったのだが、それが功を奏したのか、ワインの風味も感じられていい雰囲気の味になっていた。
牡蠣でビールが美味しかったけど、お酒も飲みたい。
この日は小料理屋のママにもらったお酒にしたのだが、濃厚な味の牡蠣ではお酒が負けてしまう。
お酒に合うアテを作らなければならないのだが、飲んでいる最中にアテを作るのが億劫。
とは言え自分で作らなければ何も出ない。
チャチャッと茄子を炒め、だし醤油で味付けてみた。
作れば簡単なものだけどね。
ついでに温豆腐の餡かけも作った。
豆腐をレンジで温め、餡を掛けただけだけど、お酒のアテにはいい感じの一品だ。
ママにもらったお酒がこれ。
お酒の成分表のようなラベルに書かれた名前は「亀泉」。
高知・土佐市のお酒で、飲めばこれが旨い。
高知のお酒はキレがあって辛目なものが多いが、このお酒は吟醸系の酸味が効いている。
加えてキレもあるから後に引かず、スッキリとした飲み味。
上等で美味しいお酒だ。
美味しいお酒の後の〆は、やはり ”和” でいきたい。
と言うことで盛り蕎麦にしてみた。
冷凍の蕎麦だけど、これがなかなか美味い蕎麦で、奥殿も気に入っている。
大根おろしもあるので、おろし蕎麦にしてみた。
う~ん、美味い。
辛味の効いた大根おろしを加えただけで、蕎麦のグレードが上がる。
冷凍の蕎麦だけど、美味しい蕎麦だった。
こんな具合で引きこもって飲んでいた休日。
これで在宅ワークだとしたら、仕事のフリをして昼から飲んでしまいそうだ。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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