朝掘りで鮮度抜群の「タケノコ」が頗る美味だった【自宅】
- 2020.04.28
- 家飲み/家食べ
知り合いの女性にタケノコをもらった。
しかも食べ切れないほど沢山もらったので、半分ほどご近所さんにおすそ分けしてもまだこれだけある。
その女性からは時折野菜をもらうことがあるけど、タケノコは初めてだ。
聞けば畑の他に竹林もあり、タケノコが自然に生えてくるとか。
しかも今年はタケノコの当たり年で、大豊作らしい。
大豊作と言えば結構なことと思うのは私のような素人で、次々と生えてくるタケノコを取らないと竹が密生してしまい、手が付けられなくなってしまうとのこと。
それで毎朝タケノコを掘りに行くのだが、これがなかなかの重労働らしい。
言ってくれれば掘りに行くのにと言ったが、私のように年に一回行く程度なら遊び感覚で楽しいだろうが、毎朝掘らないとイケナイとなれば、それは義務的な仕事になる。
気楽に掘りに行きますヨと言った私は、やはりド素人ということだ。
タケノコは朝掘ったものを直ぐに茹でたもので、しかも一晩放置してしてアク抜きしてあるから、アクやエグミはしっかりと抜けていると言う。
そんなタケノコなので、さっそく頂戴することにした。
奥殿が煮物と味噌和えにしてくれた。
う~ん、美味しそうな春の恵みだ。
他に野菜炒めも用意してくれて、昼飲みの始まり。
今日は休みだし、それに新型コロナのため外出を自粛しているから、昼飲みも許されるだろう。
それにこんな美味しそうなタケノコがあるのだから、飲まないと失礼になる、って変な言い訳。
先ずはビールでカンパイ。
ウ~ン、美味い。
最初の一杯のビールは特に美味いね。
タケノコはエグミが全くなく、旨味だけが残っている感じ。
食感も良く、甘辛の味噌ダレにマッチしてとても美味しい。
こちらは煮物だが、これまた美味。
芳醇な春の味を堪能している。
春はほろ苦い “青春の味” なのだ。
こんな美味しいものが竹やぶに勝手に生えてくるとは、正に自然の恵み。
そんな里山の ”お宝” を貰えるなんて、感謝しかない。
もちろん朝早くから掘り出したりの、人の力が加わっていることも忘れてはいけない。
感謝しないとバチが当たる。
タケノコがあまりにも美味しいので、もう一盛り出してもらった。
今度はかつを節がかけてあるが、どう食べても美味しくて食べ飽きない。
奥殿に聞けば、採れたてを茹でたものは味が違うという。
スーパーにあるものとは鮮度が違い、やはり採れたてを下処理したものは美味いらしい。
忘れていた訳ではないが、レタスをメインにした野菜炒めも美味しかった。
だけどこのタケノコの前では分が悪く、目立たない。
それほどタケノコが美味しかったということ。
そろそろ〆ということで、この日はたまご雑炊。
卵スープが残っていたので、それを雑炊仕立てにしてもらったもの。
創味シャンタンで作った卵スープでも、ちゃんと雑炊になるもので美味しかった。
この日は思いがけず美味しいタケノコを頂戴し、嬉しかったし美味しかった。
今日もごちそう様でした。
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