ビールを飲むようになったのはいつ頃からだろうか【自宅】
- 2020.05.16
- 家飲み/家食べ
牛肉の炒め物やチキンカツなどの肉料理が続いて、体がアッサリとしたもの欲している。
そんな時は肉以外のものがいいのだが、かと言って精進料理のようなものでは物足りない。
と言うことで、奥殿に頼んだのは魚料理。
それに応えて用意してくれたのが、赤魚の塩焼きだ。
赤魚と言うと煮付けとか西京味噌焼きが思い浮かぶが、塩焼きも美味しい。
実はつい最近まで赤魚を塩焼きにしたことが無かった。
魚には塩焼きに合うものと合わないものがあると思っていて、赤魚は塩焼きには向かないと思っていたのだ。
ところが試しに塩焼きにしてみたらこれが美味しく、以来、赤魚を塩焼きにすることが多い。
それと煮付けより塩焼きの方が簡単ということもあるが、塩焼きの方が魚の味をダイレクトに味わえるということもる。
今夜はこんなセットで一杯だ。
相変わらずビールが旨い。
こんな苦いものを旨いだなんて、人間の味覚も妙なものだが、毎日飲んでいても飽きないのも不思議。
そんな苦いビールを私が飲むようになったのは、いつの頃からなのだろう。
昔、家では誰も飲まなかったから私も飲まなかった。
いつ頃から飲み始めたのか覚えていないが、外で食べるようになってからだと思うから、学生の頃からだ。
それでも今のように毎日飲むことは無かった。
学生でお金がなく、毎晩飲めるほど優雅な身分ではなかったからだ。
それが今では一年365日飲んでいるのだから、学生の頃に比べれば優雅なものだが、同時にビールの値段が相対的に値下がりしていることも一因。
今の物価に比べて昔はビールが高かった。
それに飲んでいるのは新ジャンルのビールなので、一缶100円だからね。
昔は新ジャンルのビールなんて無かったのだ。
そんなこんなで毎日飲んでいるけど、これが飽きないし美味しいと思えるのだから、これはこれで良いことなのでは。
赤魚の塩焼きは、油が乗っていて美味しい。
塩焼きと言えばまっ先に鯛の塩焼きが浮かぶけど、食べた実感はこの赤魚の塩焼きのほうが油が乗っている気がする。
鯛も赤魚も自然のものなので個体差なのかも知れないが、赤魚のほうが油が乗っているのだ。
赤魚や金目鯛は煮付けにすることが多いが、鯛の煮付けはあまり見かけないのは、油の乗りの違いに原因があるのだろうか。
それと金目鯛や真鯛に比べて、赤魚の方が安いのも嬉しいところ。
金目鯛になどに比べて 1/3くらいの値段だからね。
値が 1/3 だからと言って味も 1/3 ということはなく、調理の仕方によっては遜色ない味に仕上る。
この塩焼きもその一つなのだが、いずれにしてもいま家で赤魚の塩焼きがトレンドになっているのは間違いない。
この日の料理は肉抜きなので、他にはナスの炊いたのとかポテトサラダが出されている。
ヘルシーな方向に振った料理なのだ。
貰い物の松前漬けも並んでいる。
数の子がタップリ入った高級品。
甘じょっぱい味で、お酒にもご飯にも合う。
赤魚の塩焼きで一杯が済めば、ごはんだ。
いつもと同じように一汁一菜のセットで、この日は赤味噌の味噌汁が用意されていた。
前の記事で米麹の白味噌が好きだと書いたが、赤味噌が嫌いということではない。
出汁の効いた赤味噌の味噌汁も美味しいからね。
ビールも飽きないけど一汁一菜のごはんも飽きない。
毎日食べても(飲んでも)飽きないものとは、結局、体に必要なものなのでは。
って、変な理屈をを付けるのは酒飲みの自己弁護か。
今夜も美味しかった、ごちそう様でした。
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