格安の「鰻の蒲焼き」を見つけて、思わず衝動買い【自宅】

格安の「鰻の蒲焼き」を見つけて、思わず衝動買い【自宅】

 

モミジの木がカミキリムシに食われているのに気付き、その対応に追われてツーリングに行けなかった休日。

ツーリングは順延にしたいところだが、翌日は雨予報で無理っぽい。

仕方ないので出かけるのはまたの機会にということにし、スーパーへ買い物へ行ってきた。

 

外出自粛が解除されたためか、スーパーは賑わっていた。

そんな中、目に飛び込んできたのは「うなぎ」。

 

鰻の蒲焼きならいつでもあるだろうが、これが安い。

長焼き三本で1,980円!

これってメチャ安ではないか。

 

日頃、値段には全て理由があって、安いには安い理由があるとホザイている私だが、目の前に格安の鰻を突き付けられると、そんな理屈もブッ飛ぶ。

衝動的にこの鰻を買ってしまったが、”安さ” というのは正義なのだ。

 

家に帰ってさっそく並べてもらった鰻がこれだ。

これで一匹の半分だから、サイズが大きい。

 

そう言えばパックには ”特大” と書いてあったけど、そんな立派な鰻の蒲焼きが3匹で1,980円とはネ。

これも新型コロナのため飲食店の営業が出来ず、行き先を失ってしまったものが回ってきたのだろうか。

 

食料品は賞味期限や消費期限があるから、いつまでも在庫で置いておけない。

結果、格安でも(もしかすると利益なしかも)売りさばきたくなる。

消費者からすれば嬉しいことだが、経済全体から見ればエライことで、そう喜んでばかりはいられないが。

 

この日は他にタラとアジも買ってきたから、魚オンパレードの様相。

タラとアジは天ぷらにした。

鰻の蒲焼きに天ぷらと言えば和食を代表するような料理で、私にとっては大ご馳走だ。

 

そんなご馳走を一緒に味わうとは、なんと贅沢なことか。

だけど値段から言ったらランチの一食分にもならないから、やっぱり家飲みは安上がりだ。

 

こんなセットでさっそく一杯にするが、やはり初めはビール。

のど越しがいいのはやはりビールで、それに喉を潤すにはピッタリだから。

 

ウ~ン、ビールが旨い!

吟醸系の冷酒も美味しいけど、グイッと飲むにはビールに限るね。

 

鰻はどうだろうか?

家の魚焼き器で炙ったら少し焦げてしまったが、それでもまずまずの味。

 

もちろん鰻屋で食べるものとは味が違うが、それとは値段も格段に違う。

今どき、鰻の長焼きが三本で二千円なんてあり得ないから、値段から言えば何の文句もない。

これはこれで上等な鰻の蒲焼きなのだ。

 

天ぷらも美味しかったけど、意外なほど美味かったのが三つ葉の天ぷら。

彩りで揚げてみたのだが、これが美味しかった。

 

繊細な三つ葉なので、揚げると味も香りも飛んでしまうと思っていたけど、そうではない。

むしろ揚げられたことによって、三つ葉の味が表に出てきた感じがした。

 

三つ葉もパセリと同じように ”添え物” といった感じがしていたけど、こうして揚げてみれば立派なひと品になる。

三つ葉は三つ葉として味わうのもいいね。

 

タラもアジも美味しかったが、鰻に押されて影が薄くなってしまった。

やはり ”主役” は一人の方がいいということで、主役は並立しないのだ。

 

今日は思いもよらず鰻が味わえて美味しかった。

しかも格安でね。

 

あ、鰻の長焼きはまだ二本あるから、今度はうな丼にしてもらおうか。

美味しかった、ごちそう様でした。

 

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