美女からの「告白」ではないのが残念なところだが【豊田市】

美女からの「告白」ではないのが残念なところだが【豊田市】

 

久しぶりに美女と「旬彩美酒・錦」で飲んだ話の続き。

そこでの話題の一つが、彼女の仕事の悩みというのは、前回の記事でお伝えしたとおり。

 

そんな悩める美女との一杯も、お酒が入ってリラックスした感じになってきた。

心のつかえを話したことでスッキリしたのと、お酒の持つ開放感がそうさせているのかも。

 

飲んで話していれば、キレイな彼女の笑顔も戻ってきた。

お酒の持つ効用ということだ。

 

ただし彼女の悩みが解決した訳ではない。

悩みを聞いても私では解決する方法も知恵もないけど、話したことでリラックスできたようだ。

そしてそれを分かってくれる ”味方” がいるということが嬉しかったようだ。

 

悩める美女とはお酒も話も進んでいる。

これは天ぷらの盛り合わせ。

最近は私も天ぷらをよく揚げるが、やはりプロは盛り付が違う。

天ぷら自体は私もそこそこ揚げられるようになってきたが、私は盛り付けがペケ。

 

そんなことを彼女に話したら、〇〇さん(私のこと)って天ぷらを揚げるの⁉、と驚いている。

そう言えば彼女は家事をやらない。

 

食事や洗濯などは、すべてお母さんに丸投げ。

恵まれた立場と言えばそうなのだろうが、彼女はそれが悩みだとか。

 

仕事オンリーで家事のできない女性というのが悩みらしいのだが、それは別にいいのでは。

人間、必要に迫られればやりますから。

 

自分で作らなければ食べられないとなれば、上手い下手は別として作るもの。

世の中にはもっと深い悩みで苦しんでいる人もいるのだから、そんなことは気にすることでも無いと思うけどね。

 

そんな彼女に、最近読んだ「告白」という本のことを話してみた。

その題名を聞いた彼女から、著者は誰でした?との問に、「湊かなえ」と答えれば、あの本ね、とやはり知っていた。

彼女は文学少女でもあるのだ。

 

で、彼女曰く「後味、悪いでしょ」と。

確かにその通りで、後味が悪い。

 

”告白” の内容は、自分の子供が水死したのを「事故」として処理されたのだが、中学校の教師でもある母親は「殺人事件」と信じていて、犯人の目星も付けている。

その犯人とおぼしき人物は、その母親が受け持つクラスの生徒。

それで策を弄して追い詰め、復讐は完結するのだが、なんとも後味が悪い終わり方なのだ。

 

実社会では、ハッピーエンドで終わることの方が少ない。

そういう観点では ”告白” のような後味の悪さの方が実態に合っているのだろうけど、それでもね。

 

”鉄の骨” や ”下町ロケット” の池井戸 潤さんのように、ハッピーエンドで終わってくれると、スカッとして気分がいいのだが。


 

そんな事を話しながら飲んでいれば、店を変えたくなった。

彼女に出ようかといえば「ハイ」とのことで、二軒目のあてもなく店を出てしまった。

 

街に出てみれば、こんな風景が。

豊田市駅の前にある「とよしば」(豊田市の芝生の意)に隣接する飲食店で、人もそこそこ集まっている。

新型コロナの影響も収まってきたようで、ご同慶の至り。

 

だけどここはパス。

我々の年齢層には、ちょっと合わない雰囲気なのだ。

 

何処行こうか、と思いつつ向かったのは「花筐」(はながたみ)。

コーヒーとワインの店、と書くより、珈琲と和飲の店だ。

 

アダルトでシックな雰囲気で、落ち着く。

それと女子率が高く、男の客は私だけ。

 

ワイン(和飲)もいいが、珈琲が飲みたくなった。

お酒の後の珈琲もいいからね。

 

彼女も珈琲がいいとのこと。

コーヒーのことは全く分からないが、尖ったところのない飲みやすい珈琲だった。

 

ここでも彼女はよく語り、彼女の一生懸命に取り組む姿勢と、ひたむきさがよく分かる。

なのでいい加減にやるとか、手抜きしで適当に済ますことが出来ない。

彼女は真面目な人なのだ。

 

”告白” に関して他のことも話していたけど、忘れてしまった。

ただし彼女からの ”告白” が無かったことだけは覚えている。

残念だけど。

ま、一緒に飲めるだけでいいか。

 

⇒ 花筐(はながたみ)

定休日が月曜日に変更になったとか。

 

別れ際、彼女からこれでまた頑張れます、と。

こういうヒトコトが、男にとっては嬉しいのよね。

 

今夜も愉しかった、またやりましょう。

 

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