早朝2時に起きたのは「天下第一の桜」を見るため【長野県伊那市・高遠】

早朝2時に起きたのは「天下第一の桜」を見るため【長野県伊那市・高遠】

 

土曜日の早朝、2時に起きた。

こんなトンデモナイ時間に起きたのは、「天下第一の桜」を見るため。

 

その天下第一の桜とは長野・伊那市の「高遠たかとお小彼岸桜コヒガンサクラ」。

コヒガンサクラは、濃いピンク色の小さめの花が特徴。

そのコヒガンサクラが高遠城址に1,500本も植えられていて、桜の時期には鮮やかな桜色に染まるのだ。

 

天下第一の桜と言うだけあって、桜の時期の高遠は激混み。

普通に出かけていては渋滞に巻き込まれ、高遠にたどり着くのも難儀なことに。

それを避けるためこんな早朝に起きた。

 

ルートはR.153で長野・飯田市へ。

そこから中央道に乗り、飯田山本IC ➪ 小黒川スマートICから高遠へ。

車はオープンのロードスターではなく、屋根付きの車で行く

って、屋根があるのが普通か。

 

今回はツーリングを楽しむのではなく、高遠へ行くことが目的なので移動に徹する。

乗用車なら快適に行けるからね。

 

ここは中央道の飯田市付近。

遥か前方に見えるのは木曽駒ヶ岳で、あの山の麓を通り越して行く。

夜明け前のグラデーションに染まる空がキレイ。

加えて雲ひとつ無い快晴の天気に恵まれ、天気の神様に感謝だ。

 

6時過ぎに高遠城址公園に着けば、軽い渋滞が始まっていてビックリ。

それでも駐車場には楽勝で停められ、早朝3時に出てきた甲斐があるというもの。

高遠城址の駐車場は有料(千円)で、他に無料の駐車場が高遠の町に用意されているが、無料の駐車場からだとお城まで急坂を登ることに。

このあたりの選択は体力次第かと。

 

早朝の6時過ぎだけど、この混雑ぶり。

やはり皆さん混むのを避けて、朝イチで来ているようだ。

城址公園の開門時間は9時だが、この時期は6時開門という臨戦体制。

 

桜はほぼ満開。

抜けるような青空に、ピンク色に染まったコヒガンサクラが映える。

 

これが高遠の桜。

ソメイヨシノと比べ、小ぶりで色味が強い。

 

お客さんの服装でお分かりかと思うが、かなり寒い。

今朝の気温は2℃ということで、体感的には真冬の寒さ。

我々はダウンジャケットにマフラー、それに手袋という完全武装なので寒くはないが、中には春の装いの人も居て寒さに震えていた。

 

右を見ても左も見ても桜、そして頭上も桜のオンパレード。

綺麗なのは綺麗なのだが、桜ばっかりで単調になってくる。

 

それを救うのが残雪の中央アルプス。

この高遠城址からは、満開の桜越しに中央アルプスが目の前に見えるのだ。

 

それを撮ろうと多くのカメラマンが狙っているので、ベストなポジションが取れない。

我々は撮影が目的ではないので、離れた場所から撮ったのが上の画像。

桜の枝がアルプスにかかっているけど、実際は画像よりはるかに綺麗に見える。

 

残雪のアルプスと桜が見える洒落たカフェでコーヒーをと思っても、ここにはそんなカフェはない。

あるのは屋台のみ。

ただし時間が早いので、どの屋台も開店前の仕込み中。

薄着で寒さに震えているお客さんが焼きそばを頼んでいたけど、もうちょっと待ってねとのこと。

寒いからあったかいものが食べたくなるよね。

 

ここには桜しかない。

桜を見に来たのだから桜があればいいのだけど、桜ばかりで少々飽きてきた。

 

コーヒーでも飲もうかと高遠の街へ降りたけど、時間が早過ぎて商店街の店も開いていなかった。

ならば伊那の街まで行こうと、高遠の街を後にした。

 

伊那の街へ通じる道(ナイスロードというらしい)は、真正面に中央アルプスを望む開放的で素敵な道。

まさに ”ナイス” な道。

そこかしこに桜も咲いていて、爽やかで綺麗なところだ。

 

伊那の街でブラブラしたけど、コレという店には当たらず。

お腹も空いてきたので、帰りがてら飯田の街へ寄ってそこでご飯にすることに。

そこでは美味しい串カツに辿り着いたのだけど、その話は次回ということで。

 

満開の高遠のコヒガンサクラ。

今年初めての桜だけど、たっぷり味わったので今年の桜はこれで満足。

次は恵那・串原の「しだれ桃」かな。

 

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