早朝2時に起きたのは「天下第一の桜」を見るため【長野県伊那市・高遠】
- 2023.04.03
- 長野県
土曜日の早朝、2時に起きた。
こんなトンデモナイ時間に起きたのは、「天下第一の桜」を見るため。
その天下第一の桜とは長野・伊那市の「高遠の小彼岸桜」。
コヒガンサクラは、濃いピンク色の小さめの花が特徴。
そのコヒガンサクラが高遠城址に1,500本も植えられていて、桜の時期には鮮やかな桜色に染まるのだ。
天下第一の桜と言うだけあって、桜の時期の高遠は激混み。
普通に出かけていては渋滞に巻き込まれ、高遠にたどり着くのも難儀なことに。
それを避けるためこんな早朝に起きた。
ルートはR.153で長野・飯田市へ。
そこから中央道に乗り、飯田山本IC ➪ 小黒川スマートICから高遠へ。
車はオープンのロードスターではなく、屋根付きの車で行く。
って、屋根があるのが普通か。
今回はツーリングを楽しむのではなく、高遠へ行くことが目的なので移動に徹する。
乗用車なら快適に行けるからね。
ここは中央道の飯田市付近。
遥か前方に見えるのは木曽駒ヶ岳で、あの山の麓を通り越して行く。
夜明け前のグラデーションに染まる空がキレイ。
加えて雲ひとつ無い快晴の天気に恵まれ、天気の神様に感謝だ。
6時過ぎに高遠城址公園に着けば、軽い渋滞が始まっていてビックリ。
それでも駐車場には楽勝で停められ、早朝3時に出てきた甲斐があるというもの。
高遠城址の駐車場は有料(千円)で、他に無料の駐車場が高遠の町に用意されているが、無料の駐車場からだとお城まで急坂を登ることに。
このあたりの選択は体力次第かと。
早朝の6時過ぎだけど、この混雑ぶり。
やはり皆さん混むのを避けて、朝イチで来ているようだ。
城址公園の開門時間は9時だが、この時期は6時開門という臨戦体制。
桜はほぼ満開。
抜けるような青空に、ピンク色に染まったコヒガンサクラが映える。
これが高遠の桜。
ソメイヨシノと比べ、小ぶりで色味が強い。
お客さんの服装でお分かりかと思うが、かなり寒い。
今朝の気温は2℃ということで、体感的には真冬の寒さ。
我々はダウンジャケットにマフラー、それに手袋という完全武装なので寒くはないが、中には春の装いの人も居て寒さに震えていた。
右を見ても左も見ても桜、そして頭上も桜のオンパレード。
綺麗なのは綺麗なのだが、桜ばっかりで単調になってくる。
それを救うのが残雪の中央アルプス。
この高遠城址からは、満開の桜越しに中央アルプスが目の前に見えるのだ。
それを撮ろうと多くのカメラマンが狙っているので、ベストなポジションが取れない。
我々は撮影が目的ではないので、離れた場所から撮ったのが上の画像。
桜の枝がアルプスにかかっているけど、実際は画像よりはるかに綺麗に見える。
残雪のアルプスと桜が見える洒落たカフェでコーヒーをと思っても、ここにはそんなカフェはない。
あるのは屋台のみ。
ただし時間が早いので、どの屋台も開店前の仕込み中。
薄着で寒さに震えているお客さんが焼きそばを頼んでいたけど、もうちょっと待ってねとのこと。
寒いからあったかいものが食べたくなるよね。
ここには桜しかない。
桜を見に来たのだから桜があればいいのだけど、桜ばかりで少々飽きてきた。
コーヒーでも飲もうかと高遠の街へ降りたけど、時間が早過ぎて商店街の店も開いていなかった。
ならば伊那の街まで行こうと、高遠の街を後にした。
伊那の街へ通じる道(ナイスロードというらしい)は、真正面に中央アルプスを望む開放的で素敵な道。
まさに ”ナイス” な道。
そこかしこに桜も咲いていて、爽やかで綺麗なところだ。
伊那の街でブラブラしたけど、コレという店には当たらず。
お腹も空いてきたので、帰りがてら飯田の街へ寄ってそこでご飯にすることに。
そこでは美味しい串カツに辿り着いたのだけど、その話は次回ということで。
満開の高遠のコヒガンサクラ。
今年初めての桜だけど、たっぷり味わったので今年の桜はこれで満足。
次は恵那・串原の「しだれ桃」かな。
ブログ村のランキングに参加してます⬇
にほんブログ村
-
前の記事
生ソーセージのソテーに、締めの一汁一菜が美味 2023.03.31
-
次の記事
小さな和菓子屋の作る「大きんつば」と「まん十」【長野・飯田市】 2023.04.05