生ハムで人参のラペを巻けば豪華な前菜に変身する【自宅】

生ハムで人参のラペを巻けば豪華な前菜に変身する【自宅】

 

冷蔵庫に生ハムがある。

生ハムだけで食べるのは能がないが、かと言って他の食べ方もよく分からない。

 

どうしたものか。

チーズに巻いて食べればいいことを思いついたが、チーズが無い。

 

何か巻けそうなものはないかと思いを巡らせば、人参のラペがある。

いつもはサラダの付け合せ程度に使っている人参のラペを、生ハムに巻いたものなんて見たこと無いが、何とかなるのではとやってみた。

 

これが人参のラペを生ハムで巻いたもの。

一緒にポテトサラダも盛ってみたけど、いい感じではないか。

 

味が足りないと思って胡麻ドレッシングをかけたけど、それは要らなかった。

生ハムにしっかりと塩味が付いていて、それだけで十分だった。

 

他にはタラを塩とバターで焼いてみた。

これを焼いているとバターの焦げる匂いが立ち込め、いい匂いがすると言って匂いに釣られた奥殿が様子を見に来たほど。

バターの焦げる匂いは、食欲中枢を刺激するようだ。

 

下にあるのはレタスの外葉で、生ではちょっとという部分だが、火を入れれば美味しく食べられるし、彩りにもいい。

以前は生で食べられないからと捨てていたが、勿体ないことをしていたものだ。

 

これは長芋のソテー。

奥殿の好きなひと品で、リクエストがあったので作ったもの。

 

長芋を厚めに切って焼いただけで、味付けは醤油と本だし。

軽く炙る感じで火を入れるのがコツで、表面に焦げ目が付けばOK。

 

レアの仕上がりが一番美味しくて、火を入れ過ぎると食感が悪くなるから火の入れ過ぎは禁物。

シャキッとした食感が持ち味で、お酒のアテにピッタリだ。

 

とこんな感じで用意したが、晩ご飯の用意ではなく、どう見ても飲みのセット。

飲むことがメインの私が用意すればこうなるのは必然だが、なかなかいい感じではないかと。

 

さっそくビールで一杯だ。

う~ん旨い。

夏はグイッといく爽快感があるけど、秋は秋でしっとりとした旨さが味わえる。

 

生ハムで巻いた人参のラペの味はどうだろうか。

これが旨い!

塩気と生ハム特有のヌメッとしたハムが、巻かれた人参の味を数倍高めているのだ。

 

奥殿もその美味しさと、ビジュアルの良さに驚いている。

こんなに美味しいものが家で食べられると、ますます店へ食べに行かなくなってしまうとも言うが、それはそれで、外食にはまた違う楽しさがあるからね。

 

それにしても生ハムを巻いただけで、単なる人参のラペがここまで変身するとは。

しかも高級感もあって、洒落たお皿に盛れば立派な前菜になる。

アヒルの子が白鳥に、カエルの子が王子になったような変身ぶりに、作った本人もビックリだ。

 

生ハムを巻くだけでこんなに味も雰囲気も変わるのは新発見で、これなら他のものも巻いてみようかと。

料理は無限の広がりがあって、それも楽しいことだ。

 

生ハムの話ばかりになってしまったが、この日のメインはタラ。

いつもはタラの天ぷらにしてしまうが、たまには天ぷら以外にということで、塩とバターで焼いたものだ。

単純な料理だけど、アッサリとした白身のタラにバターがよく合う。

 

と、自分で作った料理を褒めてばっかりで恐縮だが、自分で食べて美味しいと思えなければ作った甲斐がないではないかと。

それにしても生ハムは使える素材だ。

先発投手は無理にしても中継ぎには十分で、これから登板回数が増えそうだ。

 

今日も美味しかった、ごちそう様でした。

 

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