キノコを求めて岐阜・東濃の山中まで走ったが失敗【岐阜県 土岐市】

キノコを求めて岐阜・東濃の山中まで走ったが失敗【岐阜県 土岐市】

 

季節は秋。

秋は実りの秋で、海の物も山の物も旬を迎えるものが多く、そして美味しい。

 

と言っても今は栽培技術の進化や保管設備の発達で、季節感が乏しくなっている。

イチゴなどはその典型で、本来は春が旬なのだが、12月のクリスマスに合わせて出荷してくるから、冬が旬の時期と間違えそうになるぐらいだ。

 

そんな季節感が希薄になっている時代だが、旬の時期にならないと出回らないものも多くある。

ブドウやりんごなどもそうで、他に山菜やキノコなどもそうだ。

 

と言うことで栽培物ではないキノコを求めて、岐阜・土岐市の山中に出かけてきたが、一種類しか手に入れられなかったのは誤算。

相手が自然のものなのでこれも仕方ないことだが、予定していたキノコ鍋は飛んでしまった。


 

キノコを買い求めるのなら朝イチがいいだろうと、休みの日としては早目のスタート。

バキューンと走って着いたのは岐阜・土岐市にある「みくに茶屋」。

茶屋なので食事がメインの店なのだが、事前の情報によればキノコも売っているという。

 

店は早朝7時!から営業しているというから早目に来たが、車が一台も止まっていなくて、一瞬やっていないのではと心配になってしまったが、ちゃんとやっていた。

それにしても何とも表現し難い店で、さすが ”茶屋” というだけのことはある。

 

こんな階段を登ったところが入り口。

山小屋かと思うような雰囲気だ。

 

店の中では何かの作業中で、ゴリゴリと音がしている。

その音のためか、我々が店に入って来たことに気づいていない。

 

驚かせてはいけないと、そっと声をかければゴリゴリと作業を続けながら「いらっしゃいませ」。

見れば自然薯(ジネンジョ、この地方の天然の山芋のこと)を擦っているのだ。

 

目的はキノコなのでキノコありますかと聞けば、あったかなぁ?と言いながら母親を呼んでくれたが、その間も作業は続いている。

とろろとして食事で出すようだが、美味しそうだ。

 

店内は外観から受けるイメージよりもオシャレ。

茶屋と言うより山小屋の喫茶店といった雰囲気だ。

 

母親がキノコを持ってきてくれたが、売り物になるのはこれしか無いとのこと。

”しょうげんじ” と書かれたキノコで、これがどんなキノコかは分からないが、これしか無いので選びようがない。

 

一つ買わせてもらったけど、700円とキノコとしては高価なのでは。

他にも有るにはあるが、採ってきたばかりで綺麗にしていないし、それに量が少なく、店の食事で出すぐらいしか無いとのことだ。

 

食事メニューの天ぷらがこちら。

聞いたこともないキノコばかりだけど、このあたりで採れる物なのだろう。

 

どちらにしても一種類のキノコしかないのではどうしようもない。

あれこれ買って家でキノコ鍋をと思っていたが、その計画はオジャン。

 

ここに居てもすることもないから速攻で帰ることにしたが、車で5分もかからないところに竹皮羊羹で有名な「鶴屋製菓」があるので、羊羹を買っていくことに。

ここがその「鶴屋製菓」で、外見は恐ろしくショボい。

やっているのかさえ分からないが、外観とは不釣り合いな液晶表示!の看板が点いているので、やっていることが分かる。

 

それでも店に入るのに勇気のいる店で、女性では二の足を踏んでしまい、特に初めてだと入れないだろう。

無愛想な店主から受け取ったのがこの羊羹。

無愛想で職人気質の店主の作る羊羹だが、味はよく、美味しい羊羹なのだ。

 

バキューンと家に帰り着いて、さっそく頂戴する。

竹皮羊羹とある通り、竹皮で包まれている。

これが2本入って700円だが、高いのか安いのかよく分からない。

 

竹皮を外して切るのが普通だろうが、今回は皮ごと切ってみた。

食べればアッサリとした甘さの羊羹で、とても美味しい。

 

日本茶との相性も良く、甘クドさがないので一本ぐらい軽くいけそう。

田舎にある古い店が作る羊羹とは思えないほど ”都会的” な味がするが、これをあの無愛想な店主が作っているのが面白い。

以前寄った時、この羊羹が美味いと話したらニコッとしていたから、口下手で話すのが苦手なのだろう。

 

”しょうげんじ” というキノコは煮物にしてもらった。

煮物の味はするけど、キノコの味は全然感じない。

 

キノコとはそういうものなのかも知れないが、岐阜の山中まで出かけて700円も出したキノコとしてはガッカリ。

多少はヌメリがあった感じだけど、スーパーで売っているナメコの方が存在感がある。

 

今回のキノコは失敗だった。

たまにはこんなこともあるが、これも人生だ。

 

ごちそう様でした。

 

面白かったらクリックしてやってください

にほんブログ村 料理ブログ 今日作った料理へ
にほんブログ村

ありがとうございました