鱈は「天ぷら」によく合う素直で上品な魚だ【自宅】

鱈は「天ぷら」によく合う素直で上品な魚だ【自宅】

 

このところ天ぷらの比率が異様に高い。

私も天ぷらが好きだが、奥殿が私に輪をかけて天ぷら好きなためだ。

 

それは別に困ることではないけど、天ぷらの担当が私というところが痛し痒し。

新型コロナの自粛期間中、私が天ぷらの特訓をしたのが仇になった感もあるが、それはそれとしてこの日も天ぷらに励むことになった。

 

この日のネタは鱈(タラ)がメイン。

スーパーへ行ったらピカピカの鱈が並んでいて、思わず衝動買い。

 

奥殿の買い物リストに鱈の予定は無かったけど、人生なんて予定通り行かないもの。

などと大げさに言うことではないが、美味しそうな物があれば買うよね。

 

鱈の旬がいつなのか知らないが、魚に雪と書いて「鱈」というぐらいなので、きっと今が旬なのでは。

鱈のバター焼きもいいのではと思っていたが、奥殿の希望は天ぷら。

 

確かに淡白な白身の鱈は、天ぷらにも合いそう。

そんなことで鱈の天ぷらに決まってしまったが、決まれば準備を整えて ”天ぷらでゴー” 。


 

用意したのはこんなネタ。

メインの鱈に、ナスやニンジンなどの野菜のレギューラメンバー、それにホタテと言うスペシャルなゲストもある。

海の物と野の物のコンビネーションがいい雰囲気では。

 

これだけでは少ないように思われるかもだが、天ぷらは意外にボリューム感がある。

油で揚げることで、ボリュームが増すのかもしれない。

 

天ぷらは簡単な料理で、衣さえ用意できれば後は揚げるだけ。

それと天ぷらは台所が汚れるから、家ではやらないという方がおられるが、天ぷらはほとんど汚れない。

 

油で汚れるということで言えば、炒め物の方が油が飛び散りが激しく、はるかに汚れるが、台所やガス台は汚れるもので、汚れれば掃除すれば済むこと。

これは車も同じで、車が汚れるからと言って乗らない(使わない)のは本末転倒。

 

汚れることを気にして台所を使わないのは、本来の姿ではないと思うが、どうだろうか。

 

すいません、話しがそれてしまって。

天ぷらです。

 

ジュワジュワと油で揚げれば、天ぷらの出来上がり。

自分で言うのも恐縮だが、いつものように上手く揚がった。

 

スペシャルゲストのホタテもいい感じ。

そう言えばこのホタテも衝動買いしたものだ。

 

他にはトマトのサラダもセット。

血圧が高いので、一日に一食はトマトを食べるようにしている。

これがどの程度効果があるのかは分からないけど、美味しいのがいい。

 

これが不味いとなると、健康のために我慢して食べることになるが、それでは長続きしない。

やはり食事は美味しいことが優先。

加えて美人ママがお酌してくれれば言うこと無いが、それは健康には無関係か。

 

それはともかく、こんなセットの晩ごはん。

用意が整えば、さっそくカンパイだ。

 

この日は初めてのビール(新ジャンルだけど)でいってみた。

サントリー金麦の限定バージョン、”深煎りのコク”。

 

深煎りというだけあって、色が濃い。

グイッといけば、これが苦み走った味。

良く言えば深みのある味なのだが、奥殿には苦いと感じたようで、不評。

 

この辺りは合う合わないの世界で、何とも言えないが、黒ビールに近い感じの味わい。

主張のハッキリした味なので、好みも分かれるところだ。

 

天ぷらは美味しかった。

最近は油から上げるタイミングもズレることがなく、いい感じで揚がる。

 

この日のメインとも言える鱈は、淡白な味で天ぷらによく合っている。

鱈は高級な魚ではないけど、上品で美味しい味の魚なのだ。

 

ホタテも美味しかった。

鱈もホタテも予定外のものだったけど、衝動買いしてよかった。

 

人生も同じで、予定外のことがあっても、それはそれ。

こちらの予定通り事が運ぶことの方が少ないし、第一、人生なんて一年後のことすら分からないからね。

 

今日も美味しかった。

ご馳走さまでした。

 

ところで次は鱈をバター焼きにしてもらおう。

天ぷらに飽きた訳ではないが、私の担当以外の物にしてもらいたいからね。

 

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