ミシュランを獲得の料理屋「粋季」が作るラーメン【豊田市】

ミシュランを獲得の料理屋「粋季」が作るラーメン【豊田市】

 

小料理屋の「粋季(いっき)」が、実家の豊田市の陣中町に移転したのは一年ほど前。

実家はうなぎ屋(屋号も「うなぎ屋」)で、昼はうなぎ屋として、そして夜は小料理屋の「粋季」として ”二期作” 営業をしているものと思っていた。

 

それはその通りなのだが、昼営業しかしていないうなぎ屋の定休日を使って、週に一日だけラーメンを出しているという話を聞いた。

粋季は出汁がウリの和食の店で、ミシュランプレートにも輝いた店。

 

そんなミシュランを獲得した和食のシェフが作るラーメンとは、果たしてどんな味なのか。

期待を胸に速攻で出向いてきた。


 

店に着けば、以前のうなぎ屋の面影はどこにもない。

建て替えたかもだが、凛とした佇まいで、小料理屋らしい雰囲気を漂わせている。

 

この雰囲気なのでホントにラーメンをやっているのかと心配になるが、「ラーメン」の立て看板が出ていてホッとする。

車も停まっていないから空いているだろうと引き戸を開ければ、何と店内で待っている人がいるという繁盛ぶり。

 

それもそのはずで、昼のラーメン営業はカウンター席だけの営業。

しかもたったの4席!だけの営業ということで、それで待ちが出ているのだ。

 

この画像では小さくて読めないが、入り口にその旨の張り紙がしてある。

待つのが嫌いな私なので待つべきかどうか迷ったが、待っている人は数人だし、それに回転が早そうなので待つことにした。

 

5分ほど待てば席が空いた。

みなさん食べ終わればサッサとお帰りで、食べ終わって席で寛ぐような人はいない。

 

待ちの人がいるから食べ終われば直ぐに席を空けるのがマナー。

暗黙のルールがあるかの如く、みなさん直ぐにお帰りになるのが立派。

 

カウンター席はこんな感じ。

席の間隔が広く取られているのは、コロナの対策かも。

それとプロ仕様の厨房の設備がピカピカだったから、やはり店を新築したのだろう。

 

メニューはこれ。

醤油と塩(1,000円)、それに台湾ミンチを使った醤ラーメン(1,100円)の三種。

他に煮卵(100円)のトッピングがあるだけという、シンプルな構成だ。

 

メニューには “Flying Fish Soup” とある。

直訳すれば ”飛ぶ魚のスープ” と言うことで、トビウオが原料の「アゴ出汁」を使った魚介系のスープということだろう。

 

ここ三河ではアゴ出汁は一般的ではないが、九州方面では出汁と言えばアゴ。

私の知人の九州・大分の人も、出汁と言えばアゴだと言う。

 

私はアゴ出汁よりカツオの出汁が好きだけど、それはアゴに馴染みがないため。

尤も家で出汁と言えば、味の素の ”本だし” ばっかりだけどね。

 

頼んだのは塩ラーメン。

料金は前払いのキャッシュ オン デリバリー

 

使っていないが、テーブル席もある。

装飾を極力減らしたシンプルな設えで、夜はどんな雰囲気になるのか。

機会があればマスターの料理を肴に、ここで一杯飲みたいもの。

 

この人がマスター。

移転する前の店のマスターと同一人物なのだが、別人に見える。

 

これはマスクをしているためかもだが、以前の画像がこちら。

3年前の画像だけど、今の方が若い感じを受ける。

 

手早く調理された、塩ラーメンが登場。

透明感あふれるスープに、綺麗に整列した麺が盛られている。

 

画像では伝わらないが、スープから魚介系の出汁の香りが立ち昇り、食欲中枢を刺激する。

丼の中にはメンマと煮込んだ豚肉でガードを固め、刻みネギと海苔で彩りを添えている。

 

海苔の上には粉が振りかけられているが、コショウではなく魚の粉。

中華のラーメンではなく、和風のラーメンなのだ。

 

麺はストレート麺。

和の風味が全てを支配する上品で綺麗な味だが、ガツンとした味ではない。

味の好みは人それぞれなので何とも言えないが、私には優し過ぎる味に感じる。

だが、これがこの店の作るラーメンの味で、あれこれ言う筋合いではない。

 

私はジャンクさを感じる、”チョイ悪” な味のラーメンが好き。

ここのラーメンは、優等生なのだ。

 

ゴマ油を浮かせた醤油ラーメンも好きだし、ハイカロリーで塩分多め、脂肪分も過多という罪悪感を覚えるような豚骨ラーメンも好きだけど、イマドキそんなラーメンはオシャレではないか。

 

お客さんは次々と来店。

私が帰る頃には待ちの人が店外にも並ぶほどだったから、この味を求める人が多いということだろう。

このラーメンの味が受け入れられていると言うことだ。

 

滅多にラーメン店に行かない私なので、値段を語る資格はないが、一杯1,100円(税込み)は、高価。

ラーメンも高級になったものだが、私にはインスタントの生ラーメンでいいかな。

 

小料理屋「粋季」(食べログ)

ラーメン「粋麺屋」(食べログ)

 

今度はラーメン屋の「粋麺屋」ではなく、和食の店の「粋季」に、夜に伺ってみますか。

ごちそう様でした。

 

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