パン粉の花が咲いた「かつさと」のトンカツが美味
- 2021.04.13
- 豊田市内

この日はトンカツの気分で、昼ごはんにトンカツを食べに行ってきた。
私にとってトンカツと言えば「かつさと」が第一の候補。
ファストフードと言うかチェーン店系の店だけど、旨い早い安いの三拍子揃ったトンカツ屋なのだ。
ここがその「かつさと」で、豊田宮町店。
以前はちょこちょこ食べに来ていたけど、コロナのために今年になってからは初めて。
13時過ぎに着いたのでガラガラかと思えば、意外に多くのお客さんで、カウンター席ではなくテーブル席を案内された。
時間の融通が効く人は、混み合う時間を避けて来ているのだろう。
そういう私もその内の一人なのだが。
久しぶりのかつさとだけど、ランチメニューに変更はない。
この店のウリであるカツ丼に、お好みの一品を付けたもの(660円)か、日替わりのうどんをプラスしたもの(715円)で、ほとんどの人がここから選んでいた。
ランチメニューではなく、単品のカツ丼ももちろんある。
これが550円なのだから、カツ丼としてはかなり安いのでは。
しかも量も十分にあるから、普通ならこれで十分だ。
カツ丼でもよかったのだけど、狙いはトンカツ定食。
この店はトンカツが旨いだけではなく、実は千切りのキャベツも旨い。
キャベツの千切りは定食でないと付いておらず(別に頼むと+99円)、それでカツ定食(660円)を頼むのだ。
トンカツ定食(正しくはとんかつランチ)は ”大” と ”小” があるけど、小でいく。
小というと小盛りのイメージだけど、ここは小が普通盛りで、大は大盛りというか特盛りになる。
以前、そのことを知らずに大を頼んだら食べ切るのが精一杯で、晩ご飯が食べられなかったことがある。
それに懲りて今は小しか頼まない。
それとコロナのためか、お持ち帰りメニューが充実している。
味噌汁以外は全てお持ち帰りにできるようだ。
カウンターのおじさんもお持ち帰りを頼んでいたけど、意外に需要があるのだろう。
コロナのため外出を控えている方もおられるだろうから、お持ち帰りがあれば助かるからね。
かつさとには小上がりの席があるが、ファストフードの店としては珍しい。
しかも6人用という余裕の席なので、小さな子供さんを連れたファミリーにも安心なのでは。
平日は勤めの人ばかりだけど、休みの日は家族で訪れる人も多いのかもしれない。
こんな画像を撮っていれば、とんかつランチが運ばれてきた。
久しぶりのご対面。
ザックリとしたパン粉で揚げられたカツが、キレイな小麦色に揚がっている。
見るからに美味しそう。
備え付けのソースをドバっとかけて、って、かけ過ぎてしまったけど、いただきま~す。
食べればこれが旨い。
サクッとした食感のカツに、少し酸味の効いたソースの味が重なり、美味しい。
カツは肉が主役ではあるけど衣も重要で、衣がベチャッとしているとカツそのものが台無しなってしまう。
見ての通りここのトンカツはパン粉が立っていて、こういうのを「パン粉の花が咲く」と言う。
これがご飯も味噌汁もついて660円のトンカツとは思えないレベルの仕上がりで、上等な出来。
美味しいのだ。
それとキャベツの千切り。
これも脇を固める重要な役割を果たしている。
キャベツを薄く切っただけなのにここのキャベツが美味しくて、トンカツの付け合せとしては最強。
かつさとの創業地は愛知県の田原市。
田原は日本でも有数の農業の盛んなところで、確か農業出荷額が日本で一番多い。
キャベツの生産も盛んで、それでここのキャベツが美味しいのかも。
理由は分からないけど、とにかくここのキャベツが美味しいのだ。
ついでに言うとご飯も美味しい。
少し固めに炊かれていて、トンカツによく合う。
美味しいご飯にサクッとしたトンカツ、それにキャベツの千切りがあれば言うことなし。
この組み合わせは理想的で、これを考えた人にお礼をいいたいほどだ。
この画像をご覧になれば、小とは言え、普通の盛りのトンカツ定食ということもお分かりいただけるのでは。
やはりかつさとは、旨くて安い庶民的なトンカツ店なのだ。
⇒ かつさと(公式HP)
満腹&満足で、ごちそう様でした。
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