綺麗になっていた台湾料理の「味珍本店」 【豊田市】
- 2014.08.22
- 豊田市内

味珍は2017年にオーナーとコックが変わりました。
屋号やメニューは以前のままですが、この記事の当時(2014年)とは味が変わったようです。
ちょっと前に「旨い、早い、安い、汚いの四拍子揃った、」って書いた、台湾料理の味珍。
陣中町にあった時のイメージで書いたけど、広路町に移転した店は綺麗になっててビックリ。
油でベタベタだった厨房もこの通り。
油染み一つないしカウンターも清潔。
これなら女性を誘っても嫌われない。
台湾ラーメンの刺激が味わいたくてやってきた「味珍」。
陣中町にあった店しか行ったことがなく、広路町に移転したこっちの店は初訪問。
先ずは生中。
暑い時に飲む生は特に旨い。
メニュー。
シンプルで見やすいメニュー。
価格もお値打ち。
アサリが食べたかったけど、この時期はいいアサリがないため欠品。
で、エビチリ。
超速で調理されて出されたエビチリ。
ピリッと辛いチリソースが、揚げられた海老に絡んで旨い。
それにしてもコックの動きが素早く、ジャー、ジュワーという音がしたと思ったら、ハイ完成。
こういう調理は、家では真似ができない。
調理の腕前も違うし、それにガスの火力も桁違いに違うから家では無理なのだ。
青菜炒め。
これも秒速で調理され、素早く提供されたもの。
シャッキシャキのほうれん草に、にんにくの効いたスープが合わさって実に旨い。
これが家庭用の弱い火力だと、ゆっくりと炒めることになって、シャキシャキ感が無くなる。
単純な料理だけど、やはりプロの仕事は違う。
ビールが旨い。
ホール担当の Taiwanese は、よく気が付くし接客サービスも良く、きれい好きなのが嬉しい。
夏バテにニラレバ。
これも野菜がシャッキシャキで、レバーもパサツキがなく、旨い。
唐辛子タップリでも、驚くほど辛いということはない。
ニンニクの効いた醤油(味噌?)味にビールがピッタリ。
医者からは鉄分が少ないからレバーを食べるようにと言われてるから、丁度いい。
少々のことがあっても動じない ”大人” の風格を感じさせるオーナー。
白衣を着てる事自体が驚き。
以前はジーンズにポロシャツという出で立ちで、レジ以外は何もしなかったけどネ。
今は台湾ラーメンだけはマスターが作るようで、オーダーが入るとやおら厨房に入ってチャチャっとやってる。
それ以外はカウンターでビールを飲みながら新聞を広げ、たばこを吸ってるという自由人。
このスタイルは昔から変わらないけど、マスターの味が出ていて、嫌いではない。
スケールの小さい人間では真似ができない雰囲気。
ちと年を食ったけど、今でもチョイ悪オヤジの雰囲気を漂わせてるのが嬉しい。
因みにマスターは not Taiwanese 。
そんなマスターが作ってくれる、メインディッシュの台湾ラーメン。
小ぶりの丼に盛られた台湾ラーメン。
ニンニクと唐辛子が効いたスープが旨い。
味付きのひき肉と麺を絡めて食べれば、気分は台湾。
他のお客さんのオーダーを聞いてると、唐辛子少なめとか、ニンニク多めとか言ってるし、トッピングも出来るらしい。
よく分からないから、次回の課題ということに。
ニンニクチャーハン。
これ、好きなんです。
家でも時々作るけど、どうしてもベチャッとなってしまう。
それを簡単に、しかも短時間でパラッパラのチャーハンを作ってしまうのは、さすがプロ。
家ではとても真似ができないから、ここで食べたほうがいい。
◆ 店データ (情報は確認して下さい、画像クリックで食べログにジャンプ)
久しぶりに行った味珍は、やっぱし旨かった。
「旨い、早い、安い、きれい」という四拍子揃った店に、訂正。
また行きますので、よろしく。
ところでレシートには、こんな項目が。
割り勘の金額が出てるけど、こんなの初めて見た。
こういう要望が多いということか。
行きに見た夕焼け空。
秋の空のようにきれいな夕焼け。
暑い、暑いと言ってても、季節は着実に進んでるということね。
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