5000円分のポイントがもらえるマイナポイントの申請は、思いっきり難しい
- 2021.06.21
- パソコン・スマホ
マイナポイントとは、マイナンバーカードにキャッシュレスのカードを関連付け(紐付け)すれば、使った金額に対し25%、最大5千円分のポイントがもらえるというもの。
期間中の合計で2万円の買い物をカードで払えば、5千円が返ってくるということで、私と奥殿の二人で使えば一万円が返ってくるのだから大きい。
その買い物の期限が今年(2021年)の9月末までなので、急いで登録することにしたのだが、これが想像以上にハードルが高かった。
思いっきり苦労してやっと登録できたので、それをレポートしてみたい。
マイナポイントの申請に必要なのは次の三点。
1.マイナンバーカード(マイナカード)
2.マイナポイント アプリ対応のスマホ、またはパソコンとマイナカード対応のカードリーダー
3.キャッシュレス対象のカード
先ずはこの三点が必須なのだが、私の持っているスマホは対応の機種ではなかったので、マイナカード対応のカードリーダーを新たに買った。
Amazonで買ったのがこれ。
とにかく安いものをということで990円で買った物だけど、メーカーも不明な中華製。
しかも説明書もないというお粗末なもので、見た目もしょぼい。
これでホントにマイナカードを読み取るのかと、心配になってしまう。
マイナポイントのHPには対応するカードリーダーが出ているけど、NTTやSONYなどのブランド物ばかりで、当然のように高い。
Amazonで調べれば高いものだと一万円ほどするけど、五千円のポイントもらうのに一万円もかけていては本末転倒。
それらは動作の保証もあって安心感はあるけど、ここは千円弱で買える中華製カードリーダーに託したのだ。
必要なものが揃ったから、さっそくマイナポイントの申請だ。
パソコンに「マイナポイント申請」と入力し、マイナポイントのトップページを開く。
予約・申込方法のページに、いきなり「つまずきポイント」とデカデカと書かれていて、ナンジャコレ?
こんなことがいきなり書かれているのは、多くの人が「ツマヅカれている」ことかと。
先が思いやられる。
そこを開いて見てみれば、読むだけでも疲れそうなことばかり。
特に ”決済サービスのID” とか ”セキュリティーコード” なんて聞いたこともないし、知らない。
それはともかく、先に進むことにした。
マイナポイントの申し込みには、マイナポイントのアプリが必要とある。
スマホ( Android、iPhone で別)とパソコンそれぞれにアプリがあって、ダウンロード&インストール。
インストールが済んで次のステップに進めば、こんな画面が表示された。
マイナポイントの予約をせよというのだ。
意味もよく分からないけど、頑張る。
ここでマイナカードをカードリーダーで読み取らせて、次に進むはずなのだが、これが読み取らず、何度やっても次に進まない。
エ~ッ?、もしかして安い中華製カードリーダーがパチモンで、それで読み取らないのか。
しかしエラー表示にはカードエラーとは出ない。
”ブラウザ用拡張機能を追加せよ” と出ているけど、それが何を意味するのかが不明なのだ。
疲れてきてコーヒータイム。
気を取り直して初めからやり直すことにした。
マイナポイントのアプリをインストールするところで見つけたのがコレ。
なんとブラウザで Google Chrome を使っている人は、拡張機能の追加が必要と言うのだ。
早く言ってよ、ではなく、もっと大きく書いてよ。
一応、太文字にはなっているけど、”こちら” というアンダーラインなんて、よほど注意深く見なければ見逃す。
こんなのは不親切というか、いかにも役所のやりそうな仕事だ。
それにイマドキ IE(Internet Explorer )を使っている人なんてホンの一握りで、全体から見れば5%ほどしかいない。
ブラウザで50%以上のシュアを握っているのは Google Chrome なのに、そのChromeを別扱いにし、ほとんど需要のない IE を優先するなんて意味不明。
なんでこんなことをするのだろうか。
それはともかく、新たに拡張機能も入れて、いざ再トライ。
だが敵も手強く、どうしても次へ進まない。
予約の確認が出来ないのだ。
同じことの繰り返しで、マイナポイントのアプリをダウンロード、インストールを5回も6回も繰り返したけど、それでもダメ。
やっぱり中華カードリーダーがダメなのか。
ここまでで一時間かかってしまい、さすがに疲れてきた。
どうして先に進まないのか訳が分からない。
試しにマイキープラットフォームのページを再読み込みさせてみれば、アラ不思議。
あれほど頑なに次に進めさせなかった画面が急に動いて、”次に進む” が反応したのだ。
ナゼ?と思ったけど、頭がボーッとしていて理解不能。
決済サービスIDもセキュリティーコードもクリアして、ようやくゴールイン。
なんだかんだで一時間半ほどかかってしまい、休日の午前がつぶれた。
思わずフーっとため息が出てしまったが、これほどハードルの高いポイントの申請は今までに見たことがない。
なるべくポイントの申請させないようにしているのでは、と勘ぐりたくもなる。
これが ”デジタル化” を進めている、政府のやることなのだろうか。
もっと分かりやすく親切にしてもよさそうなのに、不親切で敢えて難しくしているのでは。
日本のデジタル化、特に政府や行政が関わっている分野は、世界から見れば完全に周回遅れ。
周回遅れどころか2週遅れの差がついている。
民間がやっているクレジットカード、例えば楽天カードやイオンカードのポイントなんて簡単に入るし、電子マネーの Suica や manaca なども同じように簡単にできるのに、政府や行政が関わっている分野はヒドイ。
こんなことではますます世界から置いていかれると思うけどね。
そうそうマイナポイントだけど、次の日に今度は奥殿のカードにマイナポイントを紐付けたのだけど、これがまた難しくて。
奥殿のカードは流通系のカードなのだか、これが事前登録が必要とかで、未だに訳が分からない。
30分以上ゴチャゴチャやっていたら出来たけど、再現は出来ない。
何をどうやったのか説明ができないのだ。
皆さんは、どうやってマイナポイントをゲットしているのだろうか。
いずれにしても10,000円分のポイントを得る形は出来たので、メデタシ。
それにしても疲れたわ。
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