プロとアマチュアの差を思い知った海老の天ぷら

プロとアマチュアの差を思い知った海老の天ぷら

 

奥殿に付き合って(運転手&荷物運搬係りとして)行ったスーパー。

鮮魚売り場に、大ぶりのブラックタイガーがあった。

 

そういえば最近エビの天ぷらを食べていない。

たまにはエビの天ぷらで一杯もいいではないかと、お買い上げだ。

 

家に帰れば、早速天ぷらの支度に取り掛かる。

買ってきたブラックタイガーはこれ。

一度に全部揚げてしまうのは多過ぎだから、半分揚げることに。

 

海老の天ぷらは美味しいけど、下処理が面倒。

皮を剥いて背わたの取り、縮まらないように筋切りをしなくてはならない。

これが切り身のたらとかならほとんど手を加えることはないし、野菜なども切るだけなので、エビは手間がかかる。

 

頑張って下処理をしたエビがこれ。

仕上がりが上手くないけど、私の腕ではこれが精一杯。

 

海老の他にナスやニンジンなどの野菜も揚げる。

野菜の天ぷらはそこそこ上手く揚げられるようになったけど、海老の天ぷらは苦手。

 

天ぷら屋さんで出される花が咲いた海老の天ぷらにしたいのだけど、うまく出来ないのだ。

YouTubeで揚げ方を見てみれば、エビを揚げながら衣を垂らして花を咲かせている。

 

プロの板前さんはそういうことを毎日繰り返しているから簡単にやってしまうけど、素人の私にできるかどうか。


© ロジオ

真似してやってみることにしたけど、自信は全くない。

頑張ります。

 

天ぷらで難しいのは衣だけど、市販の天ぷら粉に丸投げ。

日清製粉の ”コツのいらない天ぷら粉” で、水で溶いてぐるぐるに混ぜてしまえばOK。

コツも何も要らず、これがあるおかげで私でも天ぷらが出来るという訳だ。

 

他にタマネギのかき揚げも作る。

締めのご飯に、天ぷら屋さんのコースのようにかき揚げ丼で締めるのだ。

 

頑張って天ぷらを揚げたけど、画像はない。

と言うか忙しくて画像を撮ってる余裕がなかったのだ。

 

これが出来上がった天ぷら。

今日のメインの海老の天ぷらは、天ぷらの花が咲かなかった。

 

思い描いていた理想の形はこんなのだったけどね。


© 旅色

綺麗に天ぷらの花が咲いて、見るからに美味しそう。

 

それに対して私が揚げたのがこれですから。

プロとアマチュアの差に愕然とするけど、それはそれ。

 

アマチュアが急にプロ並みの腕前になることはないし、それだからこそプロはプロとして存在している価値がある。

誰もがエンジェルスの大谷のようにはなれないのだ。

 

とはいえ自分の中ではそれなりに出来ていると思う。

早速いただきます。

 

今日はビールで。

グイッといけば、やはりうまい。

天ぷらを揚げて一汗かいた後のビールは格別なのだ。

 

天ぷらの花は咲かなかったけど、天ぷらそのものはいつもの通り美味しい。

軽くサクッと揚がっていて、美味しいのだ。

 

天ぷらに欠かせないものに天つゆがある。

家では市販の麺つゆを使っているけど、大根おろしと生姜を添えるだけで旨さが一段とグレードアップする。

天つゆに大根おろしが合うことを発見した人の、感性が素晴らしい。

 

そんなこんなで天ぷらで一杯も済み、締めのご飯。

予定通りかき揚げ丼だ。

ここで気付いたけど、丼つゆを忘れている。

今更作るのも面倒なので、天つゆでごまかしてしまった。

 

彩りのつもりで入れたオクラのトロ味が、いい働きをしている。

天丼としてはごくシンプルなものだけど、締めのご飯としてはこの程度で十分。

簡単にできるから、これから天ぷらの締めに天丼というのもいい。

 

今日は天ぷらで一杯が美味しかったけど、プロとアマチュアの差も思い知った日だった。

ごちそう様でした。

 

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