サバの味噌煮とワカメの味噌汁、それに白いご飯は最強の組み合わせなのでは

サバの味噌煮とワカメの味噌汁、それに白いご飯は最強の組み合わせなのでは

 

この日の朝ごはんは私が作った。

私の家ではご飯を作る人が決まっておらず、作りたい人が作ればいいことになっている。

この日は食べたいものがあり、それで早起きして自分で作ったのだ。

 

その食べたいものとは、鯖の味噌煮。

時々思い出したように食べたくなるもので、起きる前から鯖の味噌煮が食べたかったのだ。

 

もちろん私のスキルでは鯖の味噌煮が作れないけど、今は冷凍のものがあるからそれを使う。

その冷凍の鯖の味噌煮がこれ。

これをこのまま熱湯で5~6分ほど茹でれば出来上がりという、超簡単なもの。

だけどこれが侮れないほどに美味しいのだ。

 

使っているサバがノルウェーの北海サバなので、脂がノリノリ。

それに味噌の味もいい感じで、私の家で鯖の味噌煮といえば、最近はこればっかり。

 

袋ごと茹でるだけなので、私でもできる。

インスタントラーメンを作るより簡単と言っては、鯖に申し訳ないか。

 

茹で上がった鯖の味噌煮を盛り、ご飯と味噌汁をセットすれば ”サバ味噌煮の朝定食” の出来上がり。

オォ、美味しそうではないか。

オニオンスライスのおかか和えも添えてあるけど、基本は一汁一菜の典型的な日本の朝ごはんだ。

 

早速「いただきます」。

画像では鯖のサイズが伝わりにくいけど、肉厚の大きな鯖で、パサついた感じも全くない上等な味。

さっきも書いた通り脂ノリノリの北海サバで、トロのような鯖の旨味が味わえる。

 

それに白いご飯とワカメを入れた味噌汁を味わえば、それぞれの持つ旨味が味覚中枢を刺激し、あ~美味しいと思わず声に出そうになる。

自分で作っておいて言うのもナンだけど、こんなに美味しいものが朝から味わえるのが嬉しい。

決して豪華な食事ではなく、むしろ質素な食事だと思うけど、美味しさというものは別のところにある気がする。

 

オニオンスライスのおかか和えにしても、今が旬の新玉ねぎを極薄に切り、鰹節と麺つゆで味付けただけで素晴らしく美味しい一品になる。

高級な食材でなくても、ごく身近にある普通の野菜も美味しいのだ。

 

ちなみにこの味噌汁も私が作った。

家の味噌汁といえば以前は赤味噌オンリーだったけど、私の希望で米麹で作った白味噌を使った味噌汁にしたら、奥殿がそれにハマってしまい、今では白味噌を使った味噌汁の方が圧倒的に多い。

奥殿は典型的な三河の味の育ちで、味噌は赤味噌しか知らなかったのが、ここまで ”心変わり” するのだから、美味しいものというのは、その人の食文化まで変えてしまうパワーがある。

 

それにしてもこの北海サバの味噌煮は、本当に旨い。

それに美味しいだけではなく、栄養もたっぷり詰まっているとか。

 

詳しいことは知らないけど、EPA とか DHA、それに鉄分や亜鉛などがたっぷり含まれていて、老化防止やボケ防止、それに美肌美容にもいいらしいのだ。

それに加えて発酵食品である味噌に、海のミネラルをたっぷり含んだわかめ、それに低脂肪のご飯の組み合わせは、最強のものではないかと。

 

そしてこれは日本の伝統的な食事であって、日本人の DNA に摺り込まれた味とも言える。

健康的でそして美味しいのだから、朝ごはんとしては最高だ。

 

朝から美味しい朝ごはんで、ごちそう様でした。

 

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