料理するメリットは自分の好きな味で作れること
- 2022.05.20
- 家飲み/家食べ

イマドキ男だから家事をやらないというのは通らないが、私の年代だと男は家事をしないのが当たり前だった。
男は外で働き、家事は女性がするものと決まっていたのだ。
同級生に聞いてもだいたいそんな感じで、男は料理も洗濯もやらないと言う。
私も前はそんなふうだったが、奥殿が手を骨折し、私が家事をやらなければならなくなり、それから料理をするように。
初めは味噌汁ひとつ作るにも作り方が全然分からなかったし、洗濯は洗濯機の使い方すら分からず、全て奥殿の ”ご指導” の下でやっていた。
そんな私でも、奥殿の治療中の数ヶ月の間、料理や洗濯などの ”特訓” をしていればそこそこ出来るようになるもので、それで今があるという訳。
自分でご飯を作るようになって思ったのは、自分で作った料理は美味しいということ。
なぜ自分で作った料理が美味しいのかと言えば、自分の好きな味、自分に合う味で作るからではと。
飲食店で出される料理は美味しいのだが、それはその店の料理人の味であって、それが私の好きな味とは限らない。
プロが作った料理でもアレっと思う時があるのは、味の方向性が合わないためだ。
いくらプロの料理人であっても、私の好きな味は私でしか分からないもので、自分で料理をする最大のメリットは、自分の好きな味で料理し味わえることだと思う。
そんな私が焼きビーフンを作ってみた。
ベースはケンミンの焼きビーフンで、インスタントもの。
味は付いているので野菜を入れて作るだけだけど、入れる野菜よって味も雰囲気も変わってくる。
私はキクラゲを入れるのが好き。
家でキクラゲを使うようになったのは私が初めてで、それまでは家でキクラゲを使ったことがない。
この辺りは作る人の自由なところで、自分の味に合わせて好きに作れるところだ。
仕上げに本だしを振りかければ、私の好きな味の焼きビーフンの完成。
奥殿が作ったサラダチキンや稲荷寿司などと並べて、セット完了。
さっそくビールでカンパイ。
グイッといけばいつもと変わらず旨い。
ビール無しでは食事が始まらないという因果なことになっているが、美味しいからいいのだ。
稲荷寿司は私の好きなものの一つ。
小ぶりな稲荷寿司なので、お酒のつまみにもなるしご飯にもなるから重宝する。
サラダチキンは切って盛るだけなので料理とも言えないが、アテにはいい。
サニーレタスとトマトを添えれば彩りも鮮やかで、アテとしては上等だ。
結局このセットで飲みも食事も済んでしまったけど、美味しかった。
自分の好きな味に合わせて作ったのだから、美味しいに決まっているか。
ここで奥殿から「明日は天ぷらが食べたい」とのこと。
天ぷらは私の担当で、私が作らなくてはならない。
喜んでとは言わないが、拒否ることもないので明日も私が作ることに。
頑張ります。
今日もおいしく飲めてご馳走様でした。
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