暑いときこそガッツリとした手羽先の甘辛煮で一杯

暑いときこそガッツリとした手羽先の甘辛煮で一杯

 

暑いときはサッパリ系の食事もいいけど、焼肉のようなガッツリとしたものもいい。

という訳で、この日は手羽先の甘辛煮と天ぷらでいってみた。

 

手羽先の甘辛煮は、昔よく通っていた台湾料理屋のものが抜群に旨く、その店に行けば必ず食べていた。

残念ながらその店は今はもう無く、食べたくても食べられない。

 

その手羽先が食べたくて、あれこれ試行錯誤して作ったのが私の作る手羽先だ。

もちろんその店の味よりも数段落ちるけど、それなりの雰囲気には仕上がっていると思う。

 

そうやって作った手羽先の甘辛煮は、私よりも奥殿の方が好きで、今では月イチぐらいでリクエストがある。

今回も奥殿のリクエストに応じて作ったものだ。

 

用意したのはこの手羽先。

吉備高原とあるので岡山か広島の方の鶏だと思うが、特に選んで買っているのではなぃ。

いつものスーパーにあるから買っただけだ。

 

冷凍物なので一晩かけて解凍し、休みの日の朝から調理開始。

手羽先の甘辛煮といっても、使うのは先端部分をカットした ”手羽中” の部分。

その手羽中に切れ込みを入れ、料理酒に浸して一時間ほど放置。

 

それをフライパンに並べ、味付けはすき焼きのタレにお任せ。

すき焼きのタレの他に、唐辛子とショウガを入れるのを忘れてはイケナイ。

これを入れないと、締まりのない味になってしまう。

 

沸騰したら弱火にし、途中で上下をひっくり返して30分ほど煮詰めれば出来上がり。

このまま半日寝かせて、食べるのは夜。

寝かせると味が染み込んでより美味しくなるから。

 

そして夕方。

手羽先はレンジで温めればいいけど、天ぷらは揚げなければならない。

 

暑い中、汗をかきかき揚げた天ぷらがこれ。

大きなオクラをメインにして、ナスにニンジン、ワカサギなどの盛り合わせ。

小盛りにしてあるのは手羽先があるためで、いつもの量を揚げてしまうと食べ切れなくなりそうだから。

 

オクラとトマトのサラダもセット。

少なそうに見えても、飲むアテとしてはこれでたっぷりある。

 

先ずはカンパイ。

家の晩ご飯はビールから始まるのだ。

 

朝作った手羽先はこんな感じ。

糸唐辛子が添えてあるけど、これは見栄えのためで、食べても辛くはない。

 

見栄えはともかく、食べればこれが美味しい。

じっくりと煮詰められた手羽先は、柔らかな仕上がりで、切れ込みも入っているので骨離れもよく食べやすい。

 

すき焼きのタレで味付けられた濃厚な甘辛の味に、鶏の旨味が合わさって実に美味。

唐辛子とショウガも効いていて、味わい深いコクのある味になっている。

 

手羽そのもののサイズも大きく、食べ応えもバッチリ。

箸で上品に食べるのではなく、手づかみでガッツリと味わうのだけど、ビールのアテにピッタリの一品で、夏に似合う味だ。

 

手羽先を済ませば、今度は天ぷら。

さっきの手羽先と違って、こちらは上品な仕上がり。

 

油を使った揚げ物ではあるけど、サッパリとした雰囲気すら感じる。

それに加えて天ぷらが優しい味に思えるのは、野性味あふれる手羽先を味わった後だからかも。

 

コレには冷酒を合わせたけど、天ぷらには冷酒がよく合う。

飲んだのは新潟の「菱湖りょうこ」で、透明感のあるスッキリした味が天ぷらに合う。

 

ただし画像は撮り忘れ。

飲んでいると画像のことを忘れてしまうのだ。

 

こんな感じで飲んでいればいい感じになってしまい、ご飯はナシ。

後でお腹が空くかもしれないけど、満腹より足りないくらいの方がいいだろうと、これで終了。

 

奥殿から手羽先も天ぷらも美味しかったとのことで、ご同慶の至り。

今日も美味しくてごちそう様でした。

 

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