雨で出かけられない夏休みは、鶏天を揚げて家飲み
- 2022.08.15
- 家飲み/家食べ
せっかくの夏休みなのに雨降り。
屋根を開けて走るのが持ち味のロードスターは、雨が苦手で出かける気にならない。
新しいカメラが手に入ったので、撮影を兼ねてツーリングを予定していたけど残念。
旧中山道の妻籠宿か岩村城下の古い街並みで撮影し、気になっている和食の店でランチをと思っていたけど、またの機会に延期だ。
予定が流れるとダラダラと過ごしてしまいそう。
休みなのでそれもアリだけど、そうなると一日がすぐに終わってしまう。
ここは気合を入れてちゃんと朝ご飯を食べることにした。
この日の朝ごはんは休日恒例のパスタ。
パスタは簡単にできて、しかも美味しいからね。
使うソースはレトルもの。
今日はキューピーの明太マヨ。
混ぜるだけで出来る簡単なものだけど、これが侮れない美味しさなのだ。
パスタはディチェコのフェデリーニで、いつもと同じ。
太さ1.4 mm と言う細めのパスタで、コシがあって美味しい。
パスタは麺の旨さが一番肝心なところで、それは蕎麦でも素麺でも同じ。
極端な事を言えば、麺が旨ければ塩だけでも食べられる。
パスタ茹でます。
茹で時間はメーカー指示の6分きっちり。
これでバッチリ茹で上がる。
パスタを茹でている間にソースの用意をする。
って、ソースをボールに入れるだけやけどな。
茹で上がったパスタをソースに合わせれば、アッという間に明太マヨパスタの完成。
メッチャ簡単だけど、これが実に美味しいのだ。
明太マヨというだけあって、明太子の効いたクリーミーなソース。
ちょいピリ辛なところが大人の味で、これがハマるうまさ。
辛いのが得意でない奥殿も、このソースの辛味は美味しいとのことで、ご同慶の至り。
さすがマヨネーズが本業のキューピーだけあって、いい味しているのだ。
朝ごはんを済ませ、ダラダラと過ごしていれば(結局はダラダラとしていた)早くも夕方。
休日は2食なので、もう晩ごはん。
今日は鶏天。
鶏天にしたのは冷凍の鶏もも肉を2キロも買ってしまったので、せっせと消化するため。
他にオクラやニンジンなどの野菜も揚げるけど、鶏天はボリュームがあるから野菜は控え目。
揚げます。
天ぷらは衣を付けて揚げるだけなので簡単。
野菜も揚げて出来上がり。
自分で言うのもナンだけど、綺麗に揚がった。
今夜のアテはこんなセット。
欲を言えば天ぷら屋のカウンターで食べるように、揚げたてを一品ずつ味わいたいところ。
だけど作る人と食べる人が一緒なので、それは無理。
可能性があるとすればお座敷天ぷら。
テーブルの上にカセットコンロと天ぷら鍋を用意すれば、揚げたてが食べられるはず。
機会があれば一度やってみようか。
カンパイ。
暑い中、天ぷらを揚げて火照った体に、冷たいビールがしみる。
メインの鶏天は、柔らかくジューシーに揚がっていた。
鶏肉をお酒で浸していたから、臭みもなくやわらかに仕上がったのかも。
冷凍でしかもブラジル産の鶏肉だけど、これで十分に美味しい。
今は冷凍の技術も進歩し、生と同じ鮮度と旨さを保って長期保存できる。
それと国産の方が安全で美味しいというのは、神話に過ぎない。
サバでもノルウェーの北海サバの方が油の乗りが良くて美味しいし、旨いと評判のとんかつ屋で使っている豚肉もチリ産のもの。
味の違いの分かる料理人は、食材を産地で選ぶのではなく味で選ぶとか。
ただしそれが出来るには ”目利き” が必要。
それが無理なら次善の策として産地で選ぶことになるが、これは食べる客側の問題とも言える。
有名産地のものとか国産のものなら、盲目的に「美味しい」と評価する客が多いからだ。
以前起きた産地偽装の事件は、こんな客側の意識の問題も含んでいる。
ある有名な店がアメリカの牛肉を神戸牛と偽って出していたけど、誰も輸入牛肉と気付かず。
それどころか「やっぱり国産の牛肉は旨い」と言っていたのだから。
話が横道にそれて恐縮。
天ぷらで一杯が済めば食事で、今日は冷やしたぬき蕎麦。
余った衣で作った天かすがたっぷりあるからネ。
関西ではたぬき蕎麦とは言わないらしいけど、私の住んでいる三河地方では、天かすをかけたものが ”たぬき”。
名前はともかく、キュッと冷やした蕎麦に天かすがよく合う。
この蕎麦は冷凍もの。
とり天の鶏肉もそうだけど冷凍の蕎麦も美味しくて、下手な蕎麦屋で食べる蕎麦よりも旨いほどだ。
こんな締めで連休の一日が終わった。
飲んで食べての一日だったけど、こんなペースで夏休みも終わるのかも。
それもいいけどね。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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