今までで一番上等な折詰弁当で一杯

今までで一番上等な折詰弁当で一杯

 

親戚で法事があった。

その親戚は農村地帯にあって、古い習慣が色濃く残っている地域。

 

今は宅地化が進んで新しい家も建っているけど、昔から続いているその家で行われる法事は、親類縁者はもちろんのこと、隣り近所の人も集まる大掛かりなもの。

最近リノベーションしたその家は、以前からそれ用の作りになっていて、大勢の人が集まれるようになっている。

正確なところは分からないけど、写っている部分だけでも20畳はありそう。

 

それに加えて、写っていない手前右側にも部屋が続いている。

さらにその奥には最新式のキッチンまであって、合わせて30畳以上あるのでは。

 

フローリングの床は全面床暖房という、お金のかかった仕様。

イマドキの感覚だと法事はそれ用のホールで行うのが当たり前だけど、昔からのしきたりで、家で行なうための作りなのだ。

 

襖の奥は仏間。

そこだけでも四畳半ほどのスペースがあり、そして立派な仏壇が鎮座している。

この仏壇だけでも高級車の一台ぐらい買えるのでは。

 

田舎のこういう家を維持するのは、費用的にも大変なこと。

しかもそれを代々続けているのだけど、私の家ではとても無理な世界だ。

 

法事も済み、通常ならこの場で直会なおらいの食事とお酒が振る舞われるのだが、新型コロナのため折詰が配られて散会。

その折り詰めの内容がすごかった。

 

家に帰り着き、折り詰めで遅い昼ごはんというか早い晩ご飯にしたのだけど、蓋を開けてビックリ。

刺身に揚げ物、煮物に焼き物、酢の物に香の物と言うフルラインナップ。

 

しかもそれぞれが立派な盛りで、今までで一番豪華な折り詰め弁当なのでは。

個別に盛って出されれば、立派な宴会料理になる。

 

量もたっぷりで、一度の食事で全てを食べきる自信がない。

おまけに前の日に大袋入りの生ワカメを買っていて、それも食べないといけない。

 

これがその生ワカメで、地元愛知の師崎もろざき産。

生わかめは足が速いので、早く食べ切ってしまわないと駄目になってしまう。

 

それで今日はワカメ鍋にしようと思っていたのだけど、立派な折詰もあるので困ったことに。

仕方ないので両方出して食べれるだけ食べ、残ったものは翌日に回すことにした。

 

用意したのがこのセット。

見ただけで食べ切れないことを再認識。

 

残すことを前提に食事を始めるのは珍しいことだけど、先ずはカンパイ。

それでもグイッといけばやっぱり旨い。

 

折り詰めは残すことを前提に食べているので、足の速そうなものから別皿に盛り替えながら食べていく。

一番足の速そうな刺身からいってみた。

イカにマグロ、それに白身の三点盛り。

 

白身は多分カンパチだと思うけど、どれも美味しかった。

刺し身が旨い折り詰めなんて、記憶に無い。

 

折り詰め弁当も美味しいけど、生わかめも食べないといけない。

頑張って食べることに。

 

鮮度が良いためか、生ワカメのしゃぶしゃぶも美味しい。

ビールはお腹が膨れてしまうから、早々に冷酒にチェンジしている。

 

飲んでいるのは三重・鈴鹿の「ざく」で、美味しいお酒だ。

生ワカメのしゃぶしゃぶに、何でもある折り詰めの品々と、ツマミがありすぎて忙しい。

 

煮物も美味しかった。

カブのような形の白いものは、実は大根。

 

大根を円錐形にカットし、中をくりぬいて卯の花(おから)の煮物を詰めて煮物にしたという、非常に凝った一品。

折り詰めではなく、作りたての熱々を洒落た器に盛って出されれば、上等な ”逸品” になる。

 

こんな上等なものが折り詰めに入っているなんて、スゴイ。

レンジで温めて出せば、折り詰めの料理とは思えない、まるで板さんがいま作ったような雰囲気になり、美味しかった。

 

こうして食べ進めていったけど、とても全部は食べ切れず。

残りは明日の夜のアテに回すことにして、ごちそう様でした。

 

ところでこの折り詰め、いったい幾らぐらいするのだろう。

親戚の法事に参列して、そんなことを思う私もセコいな。

 

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