98円のキムチ鍋の素を、劇的に美味しくする方法
- 2023.12.07
- 家飲み/家食べ
寒くなってくると、食べたくなるものに鍋料理がある。
私の家でも鍋料理をすることが多くなり、この日も鍋料理だった。
鍋料理と言えば鍋つゆの素を使うことが普通で、スーパーにば多くの種類の鍋つゆの素が並んでいて迷うほど。
そんな中でいつも買ってくるのは、キムチ鍋の素。
唐辛子の辛味の効いたスープが好きということもあるけど、一番の決め手はその値段。
この鍋つゆの素が、98円という驚きの安さ。
他のものが200~300円程度することを思えば、半値以下という圧倒的な安さ。
安いからそれなりの味かと言えば、そんなことは全くなく、十分に美味しい。
ただもうちょっとコクがあればナ、と思うのも事実。
で、この安いキムチ鍋の素に、コクと深みを出そうと混ぜているものがある。
それはごまドレッシング。
これを足すと濃厚でクリーミーなキムチ鍋の味に変身し、とても98円の鍋つゆとは思えない美味しい味に劇的に変化するのだ。
それに加えて辛味も抑えられ、辛さに弱い奥殿からもとても美味しいとのこと。
そんなごまドレッシングを混ぜたキムチ鍋で、晩ご飯のスタートだ。
いつも書いていることだけど、鍋料理は調理の部分がないので、準備が整えばできたも同然。
店で言えば、材料だけ用意すればあとはお客さんが自由に作るので、板さんの出番がない。
この板さんが作らないところが気に入らず、鍋料理とかしゃぶしゃぶを店で食べる気にならないのだ。
実際この手の料理は食材を盛るだけなので、盛り付けの画像とか指示書があればバイト君で出来てしまう。
外食をするのは家ではとても作れないプロの料理が味わいたいめであって、家でもできるような料理を、わざわざ高いお金を払って食べに行く気がない。
ましてや板さんの出番のない鍋料理なんて、家でやっても同じだから。
それはともかく、キムチ鍋だ。
このキムチ鍋にも、ごまドレッシングを入れている。
入れるごまドレッシングの量は、30~40gぐらい。
もっと入れてもいいかもだけど、この辺りは好みで調整すればいいかと。
鍋が煮えてきたので、早速ビールで乾杯。
今日はゴールドスター。
あったかい鍋に冷えたビールがよく合って、美味しい。
なぜだか分からないが、最初の一杯は特に旨い。
箸休めに用意したコールスローサラダとメンマもいい感じ。
飲むときは、こういうちょっとしたものが並んでいると嬉しいものなのだ。
そして鍋も美味しい。
入れてある具材はちくわや豆腐、糸こんにゃくに肉団子など、ありきたりなもの。
それに豚肉をしゃぶしゃぶのようにして味わっている。
豚肉はいつものスペイン産のバラ肉で、極薄にスライスされていて、しゃぶしゃぶのようにして味わうにはピッタリ。
キムチ鍋の味にも合うし、そしてこれがとても美味しい。
ビールで済まそうと思ったけど、冷酒も出してみた。
ビールは美味しいけど、お腹が張るのが難。
それでお酒にチェンジ。
このお酒「おやじの手作り」は居酒屋の元ママにもらったもので、能登・輪島のお土産とか。
辛味の効いたキムチ鍋にも負けないしっかりとした味で、美味しいお酒だった。
そんなこんなで〆のご飯にするのだけど、〆には残った鍋つゆにお餅を入れて雑煮にしてもらった。
この残った鍋つゆにお餅やうどんを入れて食べるのが好きで、実はこれが最高のご馳走。
ところがあまりにも美味しくて、肝心の画像は撮り忘れ。
美味しいものがあると本能的に食べてしまい、カメラのことなど忘れてしまうのだ。
ということで締まりのないラストだけど、美味しくてごちそう様でした。
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