ベジファーストではなく、今はミートファーストとか

ベジファーストではなく、今はミートファーストとか

 

事を食べる順番として、野菜を先に食べるベジファーストがいいと聞いていた。

それが何故いいのかよくは知らないけど、その方がダイエットにいいとか血糖値が抑えられるとか。

 

それを実行しているのかと言えばそんなことはなく、私の場合は ”ビールファースト”。

それは冗談として、今はベジファーストではなく肉類を先に食べる ”ミートファースト” が体のためにいいと言うのだ。

 

野菜を先に食べるベジファーストの方が体にいい気がするのだけど、そうではなくミートファーストの方がいいとは知らなかった。

地動説を唱えたコペルニクス的展開で、野菜と肉とでは話が180度違ってくる。

⇒ 肉を先に食べると…(東洋経済)

 

この手の話は過去に何度もあり、今までの常識がひっくり返ることもしばしば。

 

例えば卵で、卵はコレステロールが多いから1日1個までと言っていたが、それが今では1日に3~4個ぐらい食べても全く問題ないとのこと。

さらに言えば、コレステロールの上限値も撤廃されてしまった。

 

味の素もそうだ。

味の素は化学的に作られた ”化学調味料” だと言われ、体に悪いとされていた。

だけど本当はサトウキビが原料で、石油由来の化学合成品ではないことが世間に浸透し、今では昔ほど悪者扱いされていない。

 


 

だし今でも「こんな食品を食べるとガンになる」と言う人はいる。

スーパーで売っている野菜は農薬まみれとか、アメリカの牛肉やブラジルの鶏肉などはホルモン剤まみれで、そんなものを食べていれば病気になると言うのだ。

 

そういう話をインスタやブログなどで盛んにアピールしているが、それは本当のことなのか大いに疑問。

アメリカの牛肉を一番よく食べているのはアメリカ人で、そのアメリカ人がバタバタと倒れているかといえばそんなことはない。

 

同じように毒肉とさえ揶揄やゆされるブラジルの鶏肉を、一番多く消費するのはブラジル人で、そのブラジルの人たちが次々と死んでいるなんて話もない。

その手のことを言う人は、こういう事実をどう評価するのだろうか。

 

更にそういうものを食べ続けるとガンになるとも言うけど、では何のガンになるかとは言わない。

ガンは実に多くの種類のガンがあるが、何ガンになるかは言わないのだ。

 

なぜかと言えば、ある食品を食べると〇〇のガンになるという因果関係が無いためで、もしそんな因果関係が分かるとすればそれはノーベル賞ものの大発見。

それでもそういうことを聞いた人は、なんとなく信じてしまう。

 

それは日本人の2人に1人はガンになり、3人に1人はガンで亡くなるからで、要するに「ガンになる」と言っておけば半分は当たるから。

そういうことを声高に叫ぶ人たちの狙いが何なのか分からないが、中にはある種のサプリメントを買わせようと誘導するのもある。

 

食事や病気の世界は不明な部分がまだまだ沢山あり、常識がひっくり返ることもしばしば。

そんな不明なところを突いて「ガンになる」と、脅しているようなものだ。

 

初めに書いたけどベジファーストは古く、今はミートファーストだということを聞いてそんなことを思った次第。

実際のところどっちでも大差ないと思うけど、それを言っては身も蓋もないか。

 


 

んな話を聞いた日の晩ご飯は、天ぷら。

とり天がメインだけど、小魚も野菜もある。

 

揚げます。

180℃の油で数分揚げれば出来上がり。

天ぷらは味付けが不要なので、調理が楽。

 

揚げた天ぷらがこれ。

キレイに揚がったのでは。

 

天ぷらを盛り付け、作り置きの肉じゃがと、奥殿作の稲荷寿司をセットして準備完了。

そうそう、スペシャルなアイテムもある。

 

それは大根おろし。

これを天つゆに混ぜると味のグレードが一気に上がり、不思議なほど美味しくなる。

 

まずは ”ビールファースト” でカンパイ。

う~ん、旨いね。

 

玉ねぎと人参で作ったかき揚げも美味しいし、とり天もいい感じ。

油で揚げたことで、それぞれの食材が持つ旨味が引き出され、どの天ぷらも美味しい。

 

料理は味付けをするものだけど、天ぷらは味を付けないのが素晴らしいところ。

味は付けないのに旨味が味わえるという料理は、天ぷらぐらいしかないのでは。

そう思うと天ぷらは素晴らしい料理だ。

 

そんなこんなでこの日の晩ご飯も終り。

ところで今日の晩ごはんは、”何ファースト” だったのかな。

 

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