満開のハナミズキを眺めながら、花見酒にしてみた

出かけるには絶好の休日だったけど、遊びに出かけず家のことを構っていた。

庭木の剪定も済ませ、掃除もやって買い物も終えれば腹が減ってくる。

休みの日は2食なので、ちょっと早いけど4時から飲みにすることにしてみた。

飲むアテにはこんなセットを用意。

鶏肉と野菜のオイスターソース炒めをメインに、イカゲソの唐揚げとカキフライなどのセット。

どれも量的に中途半端な感じがあるのは、残り物を集めて作ったアテだから。

私の家では1週間の大まかなメニューを決めて食事をしているけど、予定通りに行くとは限らない。

むしろ予定外になることの方が多く、食材が足りなくなったり、その逆に余ったりすることはいつものこと。

そのために週末になると同じメニューが続いたり、この日のように余った食材を集めて適当に作ることも普通にある。

この辺りは臨機応変にこなさないといけないが、それほど重大な問題でもない。

ちょっとアテがあれば飲めるし、ご飯があればカレーをかけてカレーライスでもいいのだから。

イカゲソの唐揚げとカキフライの盛りなんて、普通はやらない組み合わせ。

しかも1個ずつなんて実に中途半端だけど、こういうことも当然ある。

あまりやらない組み合わせのセットでも、これはこれでいいお酒のアテにはなる。

鶏肉と野菜のオイスターソースの炒め物にしても、小松菜やモヤシなど残ったもので合わせている。

炒め物は何を入れても格好が付くのがいいところで、残り物を合わせて作った感じはない。

まともに作ったのは野菜サラダ。

サラダは鮮度が命なので、残り物を集める訳にはいかないから。

と言ってもあるもので作ったサラダなので、内容はショボいけどな。

こんなセットでも、飲むアテとしてはそこそこいい感じかと。

冷えたビールをグイッといけば、いつものように美味しい。

今日のビールはサッポロのゴールドスター。

新ジャンルのビールだけど、コクのある味で私は好き。

それと泡立ちがとても細かくキレイなのも特徴で、それも好きな理由の一つだ。

この日は満開のハナミズキを眺めながらの飲みで、とても気分がいい。

桜でなくても ”花見酒” になる。

ハナミズキも綺麗だけど、新緑の緑も美しい。

成長が早くていつも剪定に悩まされるアラカシ（ボウガシ？）も、この時期の色鮮やかな新緑の美しさには目が休まる。

春紅葉しているノムラモミジの朱色と重なって、緑の色が余計に鮮やかに見えてキレイ。

大手毬オオテマリも花を付けている。

いつも私がいい加減に剪定してしまうので、花がほとんど咲かないこともある。

今年はダメかなと思っていたけど、それでも大きな花を6輪ほど付けてくれて嬉しい。

こんな感じで花見酒も済ませば、ご飯だ。

ご飯は親子丼にした。

親子丼にしたというより、余っている鶏肉を使い切るために親子丼にしたもの。

それでも作ればいつもと同じように美味しくて、残り物を使い切るために作ったとは思えない味。

この日は出かけるには絶好の日だったけど、家で花見酒にし、締めに美味しい親子丼と、出かけなくてもいい感じで過ごせた。

ハナミズキの花見酒でいい気分になって、ごちそう様でした。

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