オムライスの黄色は正義なのだ
- 2024.11.16
- 家飲み/家食べ
今日の朝ご飯はオムライス。
少し前にオムライスにしようとして、諦めたことがある。
その日の朝、電気をつけたら天井の電球が切れていて、その電球を交換することに気を取られて、オムライスから卵焼きになってしまったのだ。
電球を交換することは大した事ではないけど、オムライスを作るのが一度止まってしまうと、作る気が失せた。
そこには ”流れ” というか ”勢い” のようなものがあり、流れが向いていれば乗っていけるし、その流れが止まってしまうと再び立ち上がるのが難儀。
これはスポーツなどの競技にもあることで、例えば野球でも誰かがヒットを打つとそれに続いて連打が出たり、相手チームのエラーが出たりして大量点に繋がることがある。
こういうのを ”流れ” というのだろうけど、これは仕事の上でも日々の生活の中にもあって、順調に仕事がはかどることもあれば、逆に何をやってもうまくいかない時もある。
流れが悪いと気力も無くなってしまうのだ。
今日のオムライス作りは流れもよく、順調に進んで上手く出来た。
って、たかがオムライスで大袈裟か。
それはともかく、朝からのオムライスに頑張ってみた。
用意したものは刻んだタマネギに鶏肉、それに卵。
味付けはケチャップだけという、シンプルなもの。
これで美味しいオムライスになるのだから、料理は奥が深い。
オムライスにはチキンライスが必須なので、まずはチキンライスを作ることから。
鶏肉とタマネギを炒め、チャップで味付け。
そこへご飯を入れて炒めればチキンライスの出来上がり。
それをお皿に盛り、半熟トロトロの卵焼きをかければオムライスになる。
仕上げにデミグラスソースをかけて完成。
卵を半熟トロトロに焼いて乗せるところがオムライスの要で、勢いとスピードの勝負。
スピード勝負なのでその辺の画像は撮れないけど、ここさえ間違えなければオムライスは意外に簡単にできる。
スープ代わりの味噌汁を添えて、セット完了。
朝ごはんとしては上等なセットなのではと、自画自賛で恐縮。
食べればこれが美味しい。
正確に言えばメチャメチャ美味しい。
粗めに切った鶏肉とタマネギで作ったチキンライスに、半熟トロトロの卵が合わさり、美味しさが口の中いっぱいに広がる。
そこに少し酸味の効いたデミグラスソースが重なり、何とも言えない上等な美味しさ。
特に卵焼きが美味しくて、オムライスの黄色は正義なのだ。
奥殿からも、このオムライスがとても美味しいとのこと。
据え膳で味わっている奥殿の褒め言葉なので、多少は割り引かないといけないが、褒められればやはり嬉しいもの。
それに密かに自分でも本当に美味しいと思っているから、「それはそうだろう」と心の中でつぶやいている自分がいる。
オムライスは贅沢な材料を使った料理ではないけど、出来上がったオムライスは豊潤で贅沢な味。
朝からこんな贅沢ができるのは、幸せなことかと。
今日は朝からのオムライスで、ごちそう様でした。
美味しかった~。
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