見た目にも気を使った、ナポリタンとチキンソテー

見た目にも気を使った、ナポリタンとチキンソテー

 

ごろ、私が朝ご飯を作ることが多い。

それは私の方が早く起きるので、時間の余裕があるのが理由の一つ。

それと食べたいものを作れるのが、二つ目の理由だ。

 

もちろん私が何もしなければ奥殿が用意してくれるが、食べたいものが出るとは限らない。

出されたものを黙って食べれば、それはそれで済む。

 

朝ご飯なんて腹が膨れれば何だっていい、と思えばそれでいいけど、それでは食べる楽しみが無い。

腹を膨らませるためだけなら、それは食事ではなく ”食餌” 。

 

かと言って朝っぱらから、アレが食べたいコレを作ってくれとは言い辛い。

その点、自分で作るのなら自由に出来るから、自分で作ることが多くなってしまう。

 

それと食事は ”楽しむ” ことも大事な要素だから、できるだけ見栄え良く、見た目も美味しそうなものにしたい。

自分で作るのならそういうところも自分なりのセンスで出来るから、料理を作るのは結構楽しいことなのだ。

 


 

んなことを思いながらの朝ご飯は、ナポリタンのパスタにしてみた。

最近ハマっているハコネーゼのソースを使ったパスタで、これに1.6mmのスパゲッティーニを合わせれば、喫茶店でよく食べたナポリタンになる。

 

そして今日のニューアイテムは粉チーズ。

いつものナポリタンをより美味しく、そしてより見栄え良くしたいと思って買ってきたもの。

 

作り方はいつもと同じで、パスタを茹で、ピーマンとソーセージを炒めてソースと絡めれば出来上がり。

そして最後に粉チーズを振りかければ、この通り。

粉チーズをかけただけで、ビジュアルがより良くなったのでは。

これを見た奥殿からも、本格的~、と言っていたから、やはり見た目は重要なのだ。

 

早速味わえば、いつもと同じように美味しい。

太目のパスタにケチャップベースの深い味わいのソースが絡み、美味しいのだ。

 

そして粉チーズの味も絡んで、濃厚な味わいに仕上がっている。

こんなことは言っては喫茶店の人に怒られそうだけど、喫茶店で食べるナポリタン以上の美味しさかと。

 

こんなに美味しいナポリタンが家で手軽に味わえると、外食の機会がますます減ることに。

外食の機会が減ることが良いことか分からないけど、それだけ家のご飯が美味しいのだ。

 


 

して晩ご飯。

今日は珍しく奥殿からチキンソテーが食べたいとリクエストがあった。

 

照り焼きチキンもチキンソテーも似たようなもので、そしてそれらを作るのは私の担当。

私が焼いた方が美味しいからというオダテ言葉に、易々と乗ってしまうのが男の単純なところで、張り切って焼いたのがこれ。

鶏もも肉をじっくりと焼き、焼肉のタレで仕上げてある。

乾燥パセリをかけ過ぎてしまったけど、いい感じに焼けた。

 

突き出しの4点盛りと肉じゃがを盛って、セット完了。

早速ビールで乾杯。

 

グイッとビールをいけば、ウマイ!

冷えたビールは、それだけで美味しいのだ。

 

そしてチキンソテーへ。

柔らかくてジューシーな鶏肉に、濃厚な焼き肉のタレが絡んでいい感じ。

鶏肉をお酒に浸して焼いたからか、柔らかくて美味しいのだ。

 


 

れは和食店「賛否両論」のオーナー笠原 将弘かさはら まさひろさんが言っていたことで、料理酒として使うお酒は、安くてもいいから飲めるお酒を使って欲しいとのこと。

スーパーで売っている ”料理酒” はお酒ではなく、あれは調味料(おもに塩)の入った液体(水)とのこと。

 

肉や魚などにお酒が効くのは、お酒に入っているアミノ酸(グルタミン酸)やアルコール成分が効くからで、醸造されたアルコールの入っていない ”料理酒” はその効果がないという。

それを聞いてから安いお酒を料理酒として使っているけど、その効果は確かにある。

 

この日のチキンソテーが柔らかくジューシーに仕上がっているのも、そのためかと。

チキンソテーをリクエストしてきた奥殿からも「美味しい」とのことで、ご同慶の至り。

 

そんなこんなで、今日も美味しくてごちそう様でした。

美味しかった~。

 

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