お料理 「きふね」 【豊田市】
2014年も早くも第3週目。
そろそろ本格的にblog活動を始めます、、、ってちょっと大げさか。
実質的に今年初の外食先として、今夜は豊田市喜多町にある小料理屋の「きふね」。
趣きのある料理屋で、名前から連想される通り、京都で修行を積んだ板さんの店。
カウンターの奥には「かまど」が設えてあります。
大皿の牡蠣の佃煮を食べ損ねたのは、残念至極。
ビールで潤してから奥三河の地酒、蓬莱泉の「可」(ベシ)を一杯。
大ぶりな猪口は、元々蕎麦猪口だったもの。
猪口の歴史から言えば、蕎麦猪口が発展して現在の酒の猪口になったのだから、蕎麦猪口で飲んでも、何ら不都合な話ではありません。
しかもこの蕎麦猪口は、古伊万里の品とか。
高級な店の「きふね」らしいところです。
画像の左上は、突き出しの「なまこ」のポン酢和え。
高級品です。
寒かったので温かいものをということで、「揚げ出し豆腐」。
甘酢餡のかかった揚げ出し豆腐。
加賀金沢の治部煮とよく似た味で、さすが京都で修行した板さんらしい料理。
品のいい味で、美味しい。
もう一皿温かい料理で、おでん。
手前に乗っていた「牛蒡巻き」は食べてしまった後の画像で、申し訳ございません。
ここ三河では、このタイプ ↑ のおでんを「関東煮」と言っていて、我々の言うとところの「おでん」は「味噌おでん」 ↓ のことでしたが、いつの間にか関東煮=「おでん」になってしまいました。
味も言葉も全国共通になるのは仕方ないですが、食文化としては少々寂しいところ。
偶には昔ながらの「味噌おでん」も食べてみたいものですが、最近見かけません。
味噌おでんの情報があれば教えて下さい。
カウンターの向こうに広がる中庭には、名残りの紅葉が。
季節的には落葉してるのが普通なので、板さんに造花ですかと聞けば、本物とのこと。
日当たりの加減で、色づきが遅く、いつも正月過ぎまで紅葉が見られるということです。
風情があっていい感じ。
今年の秋はこのモミジを見に来ましょうか。
伊万里焼の酒器。
詳しくは分かりませんが、かなりお高い物も含まれてるとか。
こちらはお酒のケース。
全般的に辛口のお酒が多いのは、店主の好みでしょうか。
一合2,000円以上もする「吟」もあります。
完食です。
久しぶりに訪れた「きふね」は、やはり良い店。
静かで落ち着いた店で、食と酒をじっくりと味わえる店です。
◆ 店舗情報(情報は確認して下さい)
店名 : お料理「きふね」
住所 : 豊田市喜多町4-66
電話 : 0565-33-3409
営業 : 17:00~22:00 / 日曜定休
HP ⇒ 御料理「きふね」
また行きます。
帰り際に見つけた、同じ建物の中にある店。
サボリ?という店で、ワインバーらしい。
気になります。
次回探検してきます。
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