突然の一人飲みで「はなもり」【豊田市】
珍しく奥殿から「今日は外で食べてきて」とのこと。
買い物に行ってなくてこれといった材料がないのと、ビールが無いから。
突然のことで誘う相手がいないから一人飲み。
一人飲みに適した店は、、で、この前行った「はなもり」に向かった。
ここなら一人でも気楽だし気後れすることもない。
きれいに片付いているカウンター席。
一番乗りの客だったようだ。
取り敢えずのビール。
今日はスーパードライ。
突き出し。
卵焼きがおいしいけど、カボチャの天ぷらは苦手。
それと大根おろしに酢がかけてあったけど、醤油のほうがいい。
今日はマスターの姿が見えない。
どうしたのかと聞けば、マスターは東名高速のSAで店をやってるとのことで、今日はそちらに行ってるとか。
多角経営なのね。
そんな話をしてたら某スナックのママが来店。
顔見知りのママで、小腹が空いたから出勤前にちょっと摘んでいくのだとか。
相変わらず綺麗だねとか話してたら、スナックのママと私が知り合いということをこの店のママが驚いていた。
出勤前だから慌ただしくひっかけて「じゃぁお先に、」で、行ってらっしゃい。
今日のおすすめ。
刺し身より焼き物や揚げ物が多い。
ケースに帆立があったからそれを焼いてもらう。
レアに焼かれた帆立。
これはこれで美味しいけど、もう少し火を入れてもらったほうが好き。
付け合せのそら豆がいい感じ。
蓬莱泉の「可」(ベシ)を飲んでたら、ママが「空」(クウ)はどう?て聞いてきた。
「空」は蓬莱泉のイメージリーダーの酒で、値段も高級な純米大吟醸。
愛知県の酒では「九平次」などと共にトップブランドの一角を占めている。
そんな高級なお酒は高くて手が出ないと断ったら、仕入れたけど誰も飲んでくれないから飲んで欲しいとのこと。
値段も通常の半額(= 原価)でいいからとのことなので、「空」にした。
久しぶりの「空」。
高いけど、飲めば吟醸系の旨い酒ではある。
ボトルで買ったのではなく飲んだ分だけでいいという、言わば ” 量り売り” 。
えらくワガママな飲み方だ。
何かツマミをと言ったら、ママがすすめてきたのは「いぶりがっこ」。
「いぶりがっこ」って何?って聞けば、大根の漬物を燻製にしたものとか。
お酒にピッタリ合うからということでオーダー。
初めて見る「いぶりがっこ」。
食べてみたらまさに大根の燻製の味で、とても味わい深いひと品。
塩辛くもなく大根漬けとしても旨い。
秋田から取り寄せたものとかで、これはイケる。
隣りに座ったのは若い客。
そんな若い彼も「いぶりがっこ」を頼んでる。
「通だね」と話しかけたら、この店で覚えたのだとか。
でもコレって本当に旨いですよね、と言う彼は鳥取の出身。
鳥取の実家の周りは飲み屋なんて全然ない田舎だったので、こうして外で飲めることがすごく新鮮で楽しいとのこと。
話は弾んでもアテがないとさみしいからと、串揚げ。
天ぷらとか揚げ物に、サツマイモやカボチャの類が好きではない。
タマネギの揚げ物がホクホクして旨い。
隣の若い客との会話はまだ続く。
鳥取といえば石破 茂っていう有名な議員がいるよねと言う話から、石破さんの発言の「鳥取にはスタバはないけど、砂場(= 鳥取砂丘)はある」という話に大笑い。
彼がいう鳥取には新幹線も高速道路も無い(今は米子道がある)ホントに田舎ですという自虐ネタが面白い。
でもやはり地元鳥取が好きな様子で、若いけど気持ちのいい男だった。
「空」を半分は飲んでしまった。
そろそろ〆にして帰還。
帰り際、鳥取の彼にビールを一本奢っておいた。
一人飲みだったけど、気分よく飲めて楽しかった。
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