焼きサバ寿司にしてみたが、、【自宅】
- 2016.02.22
- 家飲み/家食べ
シメ鯖とボラの刺し身が続いている。
沢山買ってきたわけでもないが、魚体が大き目だったので続いているのだ。
カレーを作ると二、三日カレーが続くのと同じようなものだ。
奥殿の作ったシメ鯖。
サバ自体が良いということもあるが、作りも良く、きれいに仕上がっている。
見た通り新鮮さも保っていて、言われなければ締めてあると思えないほど。
わさび醤油で食べるのだか、油の乗ったシメ鯖で美味しい。
シメ鯖はお酒のアテにはピッタリで、きょうは小左衛門の美山錦を合わせてみた。
いつも思うことだが、酸味の効いた小左衛門が旨い。
このグレードのお酒が一升で三千円しないというのはお値打ち。
お酒は高いものが旨いとは限らない。
幻のお酒として有名な山形の「十四代」でも、本来の値段は3,200円(吟醸山田錦、一升)という低価格のお酒だけど、飲めば抜群に旨い。
それが流通量が少ないという理由でプレミアが付き、ネット上では3~4万円で売っているという、驚くようなボッタクリ価格。
売る方も売る方だが、価格は需要と供給で決まるという資本主義経済の世に暮らしているので、これも致し方ないことではあるが、それにしてもね。
買う人がいれば売る人もいるという構図か。
話が変な方に向いてしまったが、お酒の味と値段はイコールではないということだ。
ボラの刺し身が少し残っているとのことなので、それも出してもらった。
最近はボラも人気が出てきたようで高くなってきたが、それでも大きめのボラが一本で800円なのだから、値打ちな魚ではある。
もっとも我が家では半身(400円)しか買わないけど。
鶏もも肉も残っているからと、チキンカツにしてもらう。
揚げたてでとても美味しい。
カツにはビールが合うのだが、お腹が膨れてしまうからと獺祭にする。
獺祭が不味いわけではないが、やはりカツにはビールの方がいい。
料理によって合うお酒と合わないお酒があるという典型的な例だ。
ご飯には、シメ鯖で鯖寿司を作ってみることにした。
酢飯にシメ鯖をラップで巻き、巻きすで巻いて輪ゴムで止めておけば出来上がり。
ご飯が多かったのだが、勢いでそのまま巻いてしまう。
だがこれは失敗の元だった。
このままでも鯖寿司の完成だが、バーナーで炙って焼きシメ鯖寿司にしてみることに。
炙ったほうがグレードが高い感じがするという、単純な理由からだ。
バーナーでボワッっと炙る。
火遊びは楽しいのよね。
アッという間に焼き目が付いて出来上がり。
画像では焼き目が付いたとしか表現できないが、炙ったサバから焦げる匂いが立ち込め、食欲を誘う。
見た目にもより美味そうになる。
ここまでは良かったのだが、炙ったさば寿司を切ったら、寿司自体がバラけてきて形が崩れてしまう。
サバを炙ったことで、巻いていた力が緩んでしまったのと、加えてご飯の量が多すぎてバランスが悪かったのだ。
それと良い鯖だったので身が分厚く、それも余計にご飯とのバランスが悪くなってしまったと思う。
鯖寿司を作るときはもう少し身の薄い鯖のほうが適しているようだが、プロなら訳なく作るってしまうと思うと、やはり技量の差ということか。
それと焼きサバ寿司にするときは、先にカットしてから炙ったほうが良いようだ。
そうすれば形が崩れにくいと思うが、素人の浅知恵かもしれない。
それにしても汚い盛り付けで、素人丸出し。
味ですか?
味は良かったけど、盛り付けがなってなくて美味しそうに見えない。
それと箸で摘もうとすると寿司がバラけてしまい、手づかみで食べなければならず、手がベタベタになるのには困ったもの。
家人だけで食べるのならいいが、他所様にはとても出せるレベルではない。
焼きシメ鯖寿司はどちらかと言えば失敗。
シメ鯖はシメ鯖として食べたほうが良かった。
ま、こんなこともあるさ。
ごちそう様でした。
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