京都の心が詰まった「一の傳」の西京漬け【自宅】
- 2016.12.24
- 家飲み/家食べ
暮れの慌ただしさに加え、通常とは違う仕事や用件もあって余計に気忙しい。
そのためにブログの更新も遅れていて、今日のブログはちょっと前の話。
むかし京都でお世話になった方の娘さんから、贈り物が届いた。
お世話になった私が頂くのは本末転倒の話で恐縮だけど、ありがたく頂戴することに。
頂戴したのは京都「一の傳」の西京漬け。
彼女からは昨年も西京漬けを頂いており、奥殿は素直に嬉しいとのこと。
京都は歴史と伝統のある街なので銘品も多く、思いつくだけでも八ツ橋などのお菓子や、すぐきや千枚漬けに代表される漬物、それにちりめん山椒などの食べ物など枚挙に暇がない。
そんな京都にあって、一の傳の西京漬けも銘品の一つで、とても美味しいものだ。
西京漬けとは西京味噌漬けのこと。
三河の赤味噌と違い、京都の味噌は白味噌で西京味噌と呼ばれていて、その味噌に魚の切り身を漬けたものだ。
さっそく頂くことにする。
これはカレイの味噌漬で、カレイが大きくて立派。
この味噌をキレイに取ってしまってから焼くのだけど、勿体無いからと味噌を残して焼くと黒焦げになってしまう。
ここは潔く味噌は捨ててしまう。
味噌を取り去った切り身。
手とキッチンペーパーはベタベタになってしまうけど、コレをやらないといけないのだ。
あとはオーブントースターで焼くだけ。
10分ほど焼けばふっくらしっとりと焼けるから、こういった焼き物の場合オーブントースターが一番上手に焼ける。
西京漬けが焼けるまでに軽く一杯飲みながら待つことに。
ツマミはご飯のおかずに用意してあったもので始めてしまう。
初めはビールで一杯だ。
う~ん、最初の一杯のビールが旨い。
この安っい新ジャンルのビールでも、幸せな感じが味わえるのが嬉しい。
ご飯のおかずに用意してあったのはシューマイの中華スープ仕立てと、明宝ハム。
きょうの料理は時短を狙った料理のようで、奥殿に時間がなかったのかも。
それでも作ってくれるだけでも有り難いと思わないとね。
ハムにはローストビーフも合わせてあった。
ローストビーフが少しだけ残ってしまい、一人前もないからハムと合わせたとか。
どちらも美味しいけど、比べれば明宝ハムのほうが断然旨い。
明宝ハムはみっちりと肉が詰まった感じのハムで、肉々しくて旨いのだ。
しかも味もいい。
自慢のローストビーフも、明宝ハムの前では影が薄くなってしまう。
そうこうしていればカレイが焼けた。
西京味噌をキレイに拭ったからか、焦げ付きもなく上手く焼けている。
食べれがこれが美味しい。
フワッとしてジューシーに焼けて美味しいのは、オーブントースターで焼くことと、一の傳の作る西京漬けの質がいいからなのだろう。
加えて贈ってくれた京都の方の心遣いが詰まっているからだ。
京都の味と心が伝わってきて、じんわりとしてくる。
西京漬けにはどう見ても日本酒が合う。
ということで百春を合わせてみた。
ジューシーな百春はいつもの味で美味しいけど、西京漬けに合わせると、どちらもより旨く感じるのは相乗効果のなせる技か。
いや~京都の西京漬けが美味しかった。
お世話になった関係の方から戴き物をするのは恐縮だけど、美味しく頂いてしまった。
ありがたくご馳走になりました。
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