百春の蔵元「小坂酒造場」で蔵開き【岐阜県美濃市】

百春の蔵元「小坂酒造場」で蔵開き【岐阜県美濃市】

 

ある人の情報で知った「百春」の蔵開き。

私より奥殿の方が乗り気で、さっそく出向いてきた。

 

百春の蔵元である「小坂酒造場」は岐阜県の美濃市にあり、豊田市からは東海環状で1時間という近い所。

近い所とは言っても美濃市へ行くのは初めてで、今までに通過したことは数え切れないほどあっても寄ったことはなかった。

それがお酒が取り持つ縁で美濃市に行くのだから、何が縁になるか分かったものではない。

 

美濃市と言えば「うだつの上がる町」として有名。

これがその「うだつ」で、屋根の盛り上がっている部分のこと。

詳しいことは知らないので、興味のある方はこちらを  ⇒  Wikipedia

 

初めての街なのでブラブラしてみる。

どの家も間口も奥行きもある立派な家で、裕福な感じがする。

さすが「うだつの上がる町」だ。

 

こちらはそば屋。

かけ蕎麦が800円と高級だが、今はこれぐらいが相場なのか。

 

こちらは割烹料理屋。

構えも立派で、一見の我々には近寄りがたい雰囲気がある。

 

そんな通りをブラブラしていれば、お目当ての小坂酒造場が在るではないか。

小坂酒造場がどこにあるのか知らないまま着いてしまい、ちょっとビックリ。

 

この店も立派な建物で、しかも国指定の重要文化財とのこと。

スゴイね。

 

蔵開きということで店内は賑わっている。

ここで受付を済ませて奥の蔵の方へ行く。

 

振舞い酒や酒粕、甘酒で接待される。

酒粕の焼いたのを食べたけど、濃厚な甘みがあって美味しかった。

 

こちらは振舞い酒。

私は運転があるので残念ながら飲めなかったけど、試飲した奥殿の話によればスッキリとした吟醸香の香るお酒で美味しかったとのこと。

 

お目当ての「朝しぼりたて」は、ここで空の瓶を買い、更に奥にあるタンクのところへ行って直接詰めてもらう方式だとか。

我々もさっそく空の瓶を買い、奥のタンクへ向かった。

 

瓶詰め工程の横を抜けていく。

丁度ラベルを貼っていたけど、手貼りしていた。

 

タンクが所狭しと並んでいる。

こんなところを抜け、更に奥へ進んだところに目指すタンクがあった。

 

これがそのお酒の入ったタンク。

タンクから直に詰めるようで、称して「夢のじゃぐち」。

家にもこんな「蛇口」が欲しい。

 

蕎麦ではないけど「出来たて、詰めたて」だ。

この場でキュッと飲んでみたいものだが、そんな訳にもいかない。

 

お客さんは更に増えていて、試飲のコーナーも人だかりが出来ている。

今日の目的は達成できたけど、まだ11時前なのでもう少し町をブラブラしてみる。

お酒を買ったら一気に帰って、家で一杯飲むつもりだったけどね。

 

話が前後するけど蒸したての酒まんじゅうも売っていた。

寒いところなので、こういった暖かいものが嬉しい。

熱々が美味しかった。

 

お土産としても買えるようだ。

お土産としては買わなかったけどね。

 

再び町並みへ。

この街では時間がゆったりと流れている感じがする。

昨日は雪が降ったとかで、山に雪が積もってるのがお分かりだろうか。

 

こちらは喫茶店。

お餅の入ったぜんざいが美味しそうだったけど、ここで食べると昼ご飯が中途半端になりそうなのでパス。

 

ここは「山本屋」とあるけど何の店なのか?

覗いてみれば豆菓子の店とか。

さっそく入ってみた。

 

入ってビックリ、店内は豆菓子のオンパレード。

しかも綺麗にディスプレイされていて、とてもお洒落。

 

素敵な女性の店主さんが、あれこれと試食させてくれる。

これは桃の豆菓子。

食べてビックリ、素晴らしく美味しいのだ。

 

桃の味がする豆菓子なんて初めてだけど、文句なく旨い。

他にも巨峰とか明太子などなど、どれを食べても美味しい。

それと店主の優雅で上品な身のこなしに魅了されてしまい、リピート決定、ってそこかい。

 

それはともかく、美濃と言えば信長。

その信長の妹のお市の方が素晴らしい美人だったと伝わるけど、この女性店主がそのお市の方を彷彿とさせる美女なのだ。

これほど上品な女性はそうはいない。

 

素敵な人に出会ったものだ。

豆吉本舗「山本屋」

 

結局 桃、巨峰、明太子、ほうじ茶などたくさん買い込んでしまった。

奥殿もいい店に出会えたと喜んでいたから、良かったのでは。

 

さらにブラブラしていれば、こんな鮨屋に行き当たった。

昼は家に帰って百春で一杯飲むつもりだったけど、店の前で出会った女性に誘われて(逆ナンパ?)食べていくことに。

で、この店が大当たりで、味も雰囲気も良く、加えて暖か味のある人情とさり気ないオモテナシの気持ちの感じられる、実にいい店だったのだ。

 

長くなってきたのでこの話の続きは次回ということで。

 

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