余興の輪投げで同行者が一等賞!「中島醸造」の蔵開き【瑞浪市】
多治見にあるカフェ・ド・ドルチェでモーニングして、次に向かったのは土岐市にある陶器屋の「カク仲」。
土岐市は多治見市の隣りなのだが、カフェ・ド・ドルチェからだとゴルフ場の中を抜けていく山越えのルートが一番の近道。
自分で運転しているのなら間違いなくその道で行くのだが、マイナーなルートなのだ。
今日は奥殿の友人(女性)の運転なので、どうしたものかとためらったが、彼女の運転が上手いのでそのルートで行くことにした。
カフェ・ド・ドルチェから20分ほどで着いたカク仲。
会社の名前は ”株式会社 カク仲 ” なのだが、通称名は ”くうかん陶 四季” という店。
陶器の工場団地である ”織部ヒルズ” の一角にある店で、本来は製造・卸が主力の工場だが、この店は小売にも力を入れている。
店内の作りも洒落ている。
こんな洒落た雰囲気の場所とは別に、如何にも工場卸の店といった雰囲気の売り場もある。
それがこちら。
洋食器、和食器、中華向けなどの陶器が多品種かつ大量にある。
しかも安価なのだ。
この洋皿なんていい感じだけど、希望の寸法よりもちょっと大きかったので諦めた。
その代わりに素麺を盛り付けるのにうってつけの鉢があったので、そちらをお買い上げ。
それがこれ。
素麺が盛ってあるが、自宅に帰り着いて早々に素麺を盛ってみた時のもの。
かなり大振りなサイズで、30cmぐらいある鉢なのだ。
大胆な柄が夏向きでいい感じ。
これで1,500円は値打ちだと思う。
ついでにそば猪口も買ったけど、こんな話はまたオイオイと。
”くうかん陶 四季” からすぐ隣にある道の駅 ”志野・織部の里” にも寄ってみた。
ここではコレといったものもなく、次に向かったのは瑞浪市にある ”小左衛門” の中島醸造。
小左衛門は酒蔵「中島醸造」のブランドのお酒で、4月29~30日がたまたまその蔵開き(正式には ”新酒のお披露目会” と言うらしい)の日だったのだ。
同行者の奥殿友人に聞いたら、蔵開きは行ったことがないから行きたいとのことで、急遽予定に入れた次第。
車で20分ほどで着いたのが「中島醸造」。
立派な門構えの趣のある蔵だ。
駐車場に車を入れていたら顔見知りの杜氏さんに出会った。
年に一回、この蔵開きでしか会わないのに、覚えていてくれたのが嬉しい。
彼のように若い杜氏が作る味が、日本酒の新しいトレンドになっているのが心強い。
蔵の中庭に入ってビックリ。
人で溢れ返っているのだ。
しかもまだお客さんが次々と入ってくる。
一昨年のことを思うと10倍ぐらいの人が来ているのでは。
お酒の試飲コーナーも外でやっている。
因みに一昨年(2015年)の試飲会の様子はこんな感じだから、その差は一目瞭然。
いま見れば実にゆったりとした雰囲気で、のんびりとしたムード。
二年の間にこれほど様変わりしたのには驚いた。
注ぎ手もかなりの数に増やされているけど、それでも行列が出来ている。
さっきの杜氏さんに ”すごい人出ですね” と言ったら、昨日はもっと凄かったとのこと。
ついに小左衛門もブレイクしたのか。
何れにしてもご同慶の至りだが、人気が出て小左衛門が買い難くなることだけは避けて欲しいものだ。
それはそうと試飲。
試飲のカードを500円で買って、それで猪口で10杯が飲めるシステム。
いつもなら次々に飲めるから一杯づつ味わっていけばいいのだが、試飲のコーナーが行列になっているのでとても時間がかかる。
なので美味しそうな(高そうな)お酒をグラス(猪口5杯分)に注いでもらった。
その結果がこれ。
結局2種類しか飲んでいないけど、相席のおじさんから ”その飲み方が一番いいわ” と言われた。
相席のおじさんは律儀に一杯づつ飲んでいったらしいけど、並んで待つ時間が長く、お酒の味が分からなくなってしまったそうだ。
ツマミの販売も商売繁盛で、ソーセージを買おうとしたら5分ほど待って欲しいとのこと。
待つのも面倒なので、盛り合わせのナンチャラにした。
これで1,000円は高いネ。
コンビニで何か買ってくるべきだった。
そんなこんなをしていて、試飲のカードに付いている余興の輪投げにチャレンジ。
私の輪投げ券は運転のために飲めない同行者の奥さんにあげたから、私以外の3人でチャレンジ。
奥殿と奥殿の友人は敢え無くハズレ。
で、友人のダンナさんの投げた輪が見事一等賞をゲット!
二日間の試飲会で初めて出た一等賞とのことで、会場は大盛り上がり。
それにしてもスゴイ!
商品は小左衛門の純米大吟醸で、7千円もする一番の高級酒。
一等賞をゲットしたダンナさんも、出向で豊田市へ来て一番の思い出になったとか。
ダンナさんも持ってるね。
一等賞をゲットしたダンナさんも含めてみんないい気分になってきたので、ボチボチお開きにして帰ることにしたが、まだ午後の一時。
と言うことで豊田へ帰って再び一杯やることにした。
”輪投げ一等賞” の祝勝会ではないけどネ。
そこではまたまたしっかりと飲んでしまったのだが、長くなってきたのでその話は次回ということで。
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