平成の時代に感謝して手羽先のカレー煮込みで一杯【自宅】
- 2019.04.30
- 家飲み/家食べ
平成から令和への御代替わり。
テレビなどでは盛んに ”最後の平成” と取り上げ、日本列島全体が ”大晦日” のような雰囲気だが、個人的にはそこまでの高揚感はない。
改元に伴う10連休も出かける予定はなく、連休の谷間には仕事の予定も入っている。
そんな休みにすることと言えば、家の片づけと掃除。
何のことはない、普通の休みの日と変わらない過ごし方だが、ただし病み上がりなのであれもこれもと一度に頑張らず、少しずつこなして行くというスローなペース。
何と言っても休みが多く時間がたっぷりあるから、一度にやらなくても十分間に合うのだ。
一つ仕事が済めば、やはり一杯。
今日はアテとして鶏手羽先のカレー煮込みを作ってみた。
手羽先のカレー煮込みで一杯にして、カレー自体でカレーライスにするという ”一石二鳥” を狙ったものだ。
手羽先は先の部分はカットし、切れ込みを入れてお酒に浸しておく。
お酒に浸すと肉が柔らかくなるし、臭みも消える気がするからだ。
入れる野菜はニンジンとタマネギのみ。
カレーにジャガイモを入れる家も多いようだけど、私の家ではタマネギにニンジンくらいしか入れない。
尤も出来上がるころには、タマネギは跡形もなく溶けてしまうけどね。
使うカレーはグリコの ”塾” カレー。
美熟女が好きだからと言う訳ではない、念の為。
鍋に油を熱し、ニンジンとタマネギを入れてひたすら炒める。
10分ぐらい炒めたら手羽先を投入し、また炒める。
手羽先に火が入ったら、水を入れて20分ほど煮込むのだけど、今日は豚肉も入れる。
手羽先のカレー煮込みとしてだけではなく、カレーライスとしても食べるためだ。
そうそう、水を入れる時にターメリックやコチュジャンも少し入れる。
これを入れると辛味とコクがぐっと増すからだ。
後はカレーのルーを入れて少し煮込めば出来上がり。
いい感じで出来たと思う。
これだけでは物足りないから、ほうれん草とソーセージの卵焼きも作ってみた。
味の決め手はオイスターソースをベースにした特製のソース。
隠し味に本だしも入れてあるけど、これを食べた奥殿が「どうやって作ったの?」聞くほどだったから、かなり美味しかったのだと思う。
こんなセットで早速カンパイだ。
手羽先のカレー煮込みは後から出しても良かったけどね。
作る人と飲む人が同じで、飲みだすと動くのが億劫になるから一緒に出してしまうのだけど、何とかならないかといつも思う。
それでもビールをグイッと飲めば、これが美味しい。
甘じょっぱいソースのかかった半熟の卵焼きも、ビールのアテにドンピシャリ。
ほうれん草も卵と相性が良くて、美味しい。
メインのカレー煮込みは手羽先をお酒に浸した効果なのか、箸でホロホロとほぐれる柔らかさ。
ターメリックとコチュジャンを入れた、チョイ辛の大人の味で美味しい。
肉は骨の周りが一番旨いと聞いたことがあるけど、手羽先を食べているとそれは確かだと思う。
それにコラーゲンもたっぷりで、肌にもいいだろうしね。
こんな感じで一杯飲んだ後の締めは、カレーライスだ。
手羽先はアテとしているから、カレーライスには豚肉を盛ってある。
食べればこれが旨い。
体がカレーを欲していたのか、何の抵抗もなく入っていく。
コクのある味で、鶏肉や豚肉から出るエキスも良い出汁になっているのでは。
それもカレー自体も深みのある味で美味しくて、さすが ”塾”。
若い感じの ”バーモントカレー” とは違い、”塾” の方が味があるのは女性と同じ、って失礼な言い回しで恐縮。
平成最後の食事もいつもと変わらないけど、平成の時代に感謝して一杯ということで締めにしたい。
明日から始まる令和の新しい時代も、きっとこんな感じで飲んでいるのだろうと思うけど、飲めることは幸せなことなのだ。
明日は令和の幕開けを祝って、一杯としますか。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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