平成の時代に感謝して手羽先のカレー煮込みで一杯【自宅】

平成の時代に感謝して手羽先のカレー煮込みで一杯【自宅】

 

平成から令和への御代替わり。

テレビなどでは盛んに ”最後の平成” と取り上げ、日本列島全体が ”大晦日” のような雰囲気だが、個人的にはそこまでの高揚感はない。

 

改元に伴う10連休も出かける予定はなく、連休の谷間には仕事の予定も入っている。

そんな休みにすることと言えば、家の片づけと掃除。

 

何のことはない、普通の休みの日と変わらない過ごし方だが、ただし病み上がりなのであれもこれもと一度に頑張らず、少しずつこなして行くというスローなペース。

何と言っても休みが多く時間がたっぷりあるから、一度にやらなくても十分間に合うのだ。

 

一つ仕事が済めば、やはり一杯。

今日はアテとして鶏手羽先のカレー煮込みを作ってみた。

手羽先のカレー煮込みで一杯にして、カレー自体でカレーライスにするという ”一石二鳥” を狙ったものだ。

 

手羽先は先の部分はカットし、切れ込みを入れてお酒に浸しておく。

お酒に浸すと肉が柔らかくなるし、臭みも消える気がするからだ。

 

入れる野菜はニンジンとタマネギのみ。

カレーにジャガイモを入れる家も多いようだけど、私の家ではタマネギにニンジンくらいしか入れない。

尤も出来上がるころには、タマネギは跡形もなく溶けてしまうけどね。

 

使うカレーはグリコの ”塾” カレー。

美熟女が好きだからと言う訳ではない、念の為。

 

鍋に油を熱し、ニンジンとタマネギを入れてひたすら炒める。

10分ぐらい炒めたら手羽先を投入し、また炒める。

 

手羽先に火が入ったら、水を入れて20分ほど煮込むのだけど、今日は豚肉も入れる。

手羽先のカレー煮込みとしてだけではなく、カレーライスとしても食べるためだ。

そうそう、水を入れる時にターメリックやコチュジャンも少し入れる。

これを入れると辛味とコクがぐっと増すからだ。

 

後はカレーのルーを入れて少し煮込めば出来上がり。

いい感じで出来たと思う。

 

これだけでは物足りないから、ほうれん草とソーセージの卵焼きも作ってみた。

味の決め手はオイスターソースをベースにした特製のソース。

隠し味に本だしも入れてあるけど、これを食べた奥殿が「どうやって作ったの?」聞くほどだったから、かなり美味しかったのだと思う。

 

こんなセットで早速カンパイだ。

手羽先のカレー煮込みは後から出しても良かったけどね。

作る人と飲む人が同じで、飲みだすと動くのが億劫になるから一緒に出してしまうのだけど、何とかならないかといつも思う。

 

それでもビールをグイッと飲めば、これが美味しい。

甘じょっぱいソースのかかった半熟の卵焼きも、ビールのアテにドンピシャリ。

ほうれん草も卵と相性が良くて、美味しい。

 

メインのカレー煮込みは手羽先をお酒に浸した効果なのか、箸でホロホロとほぐれる柔らかさ。

ターメリックとコチュジャンを入れた、チョイ辛の大人の味で美味しい。

 

肉は骨の周りが一番旨いと聞いたことがあるけど、手羽先を食べているとそれは確かだと思う。

それにコラーゲンもたっぷりで、肌にもいいだろうしね。

 

こんな感じで一杯飲んだ後の締めは、カレーライスだ。

手羽先はアテとしているから、カレーライスには豚肉を盛ってある。

 

食べればこれが旨い。

体がカレーを欲していたのか、何の抵抗もなく入っていく。

コクのある味で、鶏肉や豚肉から出るエキスも良い出汁になっているのでは。

 

それもカレー自体も深みのある味で美味しくて、さすが ”塾”。

若い感じの ”バーモントカレー” とは違い、”塾” の方が味があるのは女性と同じ、って失礼な言い回しで恐縮。

 

平成最後の食事もいつもと変わらないけど、平成の時代に感謝して一杯ということで締めにしたい。

明日から始まる令和の新しい時代も、きっとこんな感じで飲んでいるのだろうと思うけど、飲めることは幸せなことなのだ。

 

明日は令和の幕開けを祝って、一杯としますか。

今日も美味しかった、ごちそう様でした。

 

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