讃岐うどんの ”カマタマーレ” が固まらなかった【自宅】
- 2019.06.06
- 家飲み/家食べ
車で移動していれば、前の車の動きがオカシイ。
フラフラと蛇行して車線を踏んだり、外れそうになったりする。
見ればスマホを片手に持って見ながら運転しているのだ。
おまけに信号で止まればスマホをジッと見てるから、信号が青に変わっても動き出さない。
後ろに付いている私からすれば迷惑千万な話。
ホーンを鳴らして動くよう促したいところだが、変な奴に絡まれてもと自重。
テレビでこれだけ交通事故のニュースが流れ、みんな気を付けて運転しているだろうに、未だにこんな運転をしているのがいるのだ。
安全のためには由々しきことだが、何とかならないものか。
結局はドライバーの自覚を待つしか無いのだろうけどね。
そんなことがあった日でも、夜は相変わらず飲んでいる。
この日は鶏のクリーム煮がメインに用意されていた。
ニンジンの赤と添えられた水菜のグリーンで彩りもきれいで、食欲を誘う。
料理は盛り付けとともに彩りも大事な要素なのだ。
他にはいつものものが並べられているが、真ん中に見慣れないものが盛られている。
これって何?と聞けば、ホタテの佃煮だという。
ホタテの佃煮なんて珍しい。
まさか家で作ったとは思えないから、どうしたのと聞けば、お土産でもらったものとか。
これは嬉しい。
ホタテの佃煮はお酒のアテにピッタリだし、それに美味しいからね。
いつもならビールから入るのだけど、ホタテに合わせて初めからお酒でいってみた。
甘じょっぱく煮付けられたホタテの佃煮に、吟醸系の獺祭がよく合う。
ホタテはシコっとした噛みごたえもある。
そのホタテからは引き締まった貝の旨味がじんわりと広がり、美味。
丼に一杯ぐらいでも食べたいほどだが、高級品だからそんな訳にはいかない。
こういう高級品は、お酒のアテとして少しづつ頂戴するのがいいのだ。
いつものオニオンスライスならどれだけでも用意してくれるだろうが、これはこれぐらいでいい。
別に不味いと言うことではないが、たくさん出されても食べる気にならないからね。
鶏のクリーム煮もいつもの通り美味しい。
家のクリーム煮は、パスタ用のカルボナーラソースを転用して作ったものだが、しっかりとした味で美味しい。
意外なほど本格的な味に仕上がっていて、レストランで食べているような感じだ。
尤もここ最近、外でクリーム煮を食べた記憶がないが、それは旨いクリーム煮を出してくれる ”洋食屋” が豊田市内に見当たらないからだ。
それはこの街の食文化が浅いためで、昔からやっていて味がいい老舗の洋食屋が無い。
あるとしてもチェーン店系のハンバーグ店とか、ファミレスになってしまうのだ。
寂しい話だが、旨い洋食店が育ってくることを願いたい。
長ヒジキの煮物もいい感じ。
和食のヒジキの煮物に洋食系のクリーム煮という和洋折衷のセットだけど、家ではこういうことは当たり前にある。
と言うか今の日本の食事が和洋折衷だし、それに中華やインド、韓国などの料理も加わることもあるから、多国籍な食事と言える。
それだけ日本の食卓はバラエティーに富んでいて、豊かな食生活ということなのだろう。
締めはうどんだった。
狙いは ”カマタマーレ” だったのだが、上手く固まらなかったようだ。
生卵の温度が低すぎたのが原因で、卵を常温に戻しておくのを忘れてしまったようだ。
それでも美味しかったのは、冷凍の讃岐うどんのコシがあって美味しいからだ。
家でうどんといえば冷凍の讃岐うどんばかりだけど、これが馬鹿にできない美味しさ。
モチッとしたコシがあって、しかもレンジでチンするだけでOKという手軽さもいい。
冷凍技術も進んだもので、ありがたい。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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