スパイシーで旨い!松屋の「創業ビーフカレー」【豊田市】
- 2019.06.14
- 家飲み/家食べ
昼は何にしようかと思案していれば、最近「松屋」へ行っていないことに気づいた。
松屋に義理がある訳ではないから、行かなくてもどうってことはないのだが、久しぶりなので行ってみることにした。
向かったのは松屋-豊田十塚店。
イオン豊田店(イオンスタイル豊田)のすぐ近くにある店で、感覚的には隣りと言った感じ。
イオンの中にも松屋が入っているから並びであるようなものだが、客層がカブることは無い。
あちらはファミリー層、こちらはサラリーマンや職人さんがメインターゲットと言った感じで、それなりに棲み分けているのだろう。
この手の店の欠点は、メニューをじっくりと選ぶ時間がないこと。
席に座ってメニューを選ぶならゆっくり選べるが、券売機で食券を買うシステムなので、そこでメニューを選んでいると他のお客さんの邪魔になってしまうのだ。
しょっちゅう来ていればメニューも頭に入っているだろうし、それに選ぶものも大体は決まっているだろうが、私のようにたまにしか来ない客だと、券売機の前に立っても直ぐには選べない。
それに券売機にも慣れていないから、余計にマゴマゴしてしまう。
幸い今日はお客さんが途切れた時だったようで空いていて助かったが、それでも決済でまごついてしまった。
で、選んだのは「創業ビーフカレー」。
これを見た瞬間にパっと選んでしまったが、席に座ってからメニューを見てみれば、もっと魅力的なメニューがあって、ガックリ。
それはこれで、同じカレーなのだが「創業ビーフカレー牛」。
牛肉がてんこ盛りで、しかも値段も660円とお値打ち。
失敗しました。
だから券売機は嫌いなのだ。
そんな私のような「券売機が嫌い」という人が多いのか、松屋のHPにはこんなシステムがあると書いてあった。
パソコン(スマホ)で事前にメニューをチェックして選べるという「松券セレクト」。
これなら前もってじっくり選べるから、もう券売機の前でマゴマゴしなくて済む。
次回はこの「松券セレクト」でトライしてみようか。
そんな後悔もあったが、創業カレーがどんなカレーなのか楽しみだ。
それと食券を見てもらえばお気づきかと思うが、支払いは交通系カードが使える。
券売機には Suica としか表示されていないが、名古屋がメインの manaca も使えるから便利だ。
時間が13時過ぎだったからか、店は空いていた。
お蔭でテーブル席もOKとのことで、ゆったりと出来てありがたい。
松屋には朝定食もあるのね。
玉子かけご飯+小鉢というセットだけど、290円ならアリか。
家で食べれば遥かに安く済むが、一人住まいで忙しい人には助かるのかも。
朝ごはんに、温かいご飯と味噌汁が食べられるのは嬉しいからね。
カレーは直ぐに運ばれてきた。
何のお飾りもないが、基本の ”キ” といった感じの盛り付け。
当たり前だがカレーライスとはこういうものだ。
それと松屋の食事には必ず味噌汁が付いている。
松屋の創業者が「日本の食事には味噌汁は付きものだ」ということで、松屋ではすべての料理に味噌汁が付いている。
カレーに味噌汁はどうかなとも思うが、あればあったで嬉しいもの。
味噌汁という感じではなく、味噌スープという感じでいいのでは。
味は意外にも美味しい。
私の好きな麹系の味噌汁で、尾張・三河地方独特の赤味噌(八丁味噌)の味に慣れている人には、物足らないかもしれないが。
カレーはスパイシーな大人の辛さで、旨い。
肉もタマネギも原形を留めない程に煮込まれていて、家で作るカレーとはやはり違う。
創業時のビーフカレーとあるから松屋の創業当時の味なのだろうが、松屋は1968年の創業。
今から51年前のカレーとは思えない味で、今でも十分に通じる美味いカレーだ。
半世紀以上も前にこのカレーを食べた人たちは、その味の良さにきっとビックリしただろう。
それでなければ、この味が50年以上も続かないからネ。
添えられている福神漬もなつかしい味がする。
こんなに美味しいカレーが490円とは安いのでは。
量も私にはちょうどよい量だったが、足りない向きには+100円で大盛りもできる。
昼のランチが500円以下というのは、今どき珍しい。
しかも美味しいのだから、何の不満もない。
ベーシックな「創業カレー」がこれだけ美味しいのだから、「創業ビーフカレー牛」を直ぐにでも食べたくなってしまった。
もちろん次回は「松券セレクト」でオーダーしてみるけどね。
美味しかった、ごちそう様でした。
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