居酒屋の美人ママと久しぶりに「まめあん」で一杯【豊田市】

居酒屋の美人ママと久しぶりに「まめあん」で一杯【豊田市】

 

居酒屋のママから「行きたい店があるけど、」というメール。

ママからはアレコレといただき物もしているので、そのお返しも兼ねて行くことにしたが、ママが希望する店が遠い。

 

遠いと言っても浄水町にある店なので電車で10分もかからないのだが、ママと飲みに行けば一軒だけでは済まずハシゴは必至。

だが浄水町は新興の住宅街で飲食店自体が少なく、夜の店はさらに少ない。

 

そんな ”飲み屋過疎地域” では二次会に行く店がなく、結局は豊田の街まで戻って再び飲むことになるが、それが面倒。

しかもママの指定する日の天気予報が大雨ときているから、余計に面倒なのだ。

 

そんなこんなでママの行きたい店へはまたの機会にし、豊田の街で飲むことにした。

因みにママが行きたいという店は「水嶋」のことで、このブログを見て行きたくなったらしいが、「名古屋の美女とは行けるのね、」と痛いところを突かれてしまった。

 

それはさて置き、向かった店は「まめあん」の駅南店。

久しぶりの訪問で半年ぶりくらいか。

 

平日の、しかも雨予報の夜なので予約の必要も無いだろうが、貸し切りなんてことが無いとも限らないから念のため予約はしてある。

その予約の電話を入れた時、通話相手が店のママだったのだが、電話の声がとても可愛くてまるで女子高生のような声。

 

右端に写っているのがそのママなのだが、電話で話していても途中までママとは気付かず、バイトの子と話していると思っていた。

声が可愛いというのも ”特技” の一つだね。

あ、実際も可愛いです、念のため。

 

雨降りの夜ということで、店は空いている。

二階の座敷席には数組のグループ客があるようだが、カウンター席はご覧の通り。

 

約束の時間前に着いてしまったので、フライングだけど軽くビールを一杯。

グラスはサッポロの ”黒” でも、飲んでいるのは ”赤星”。

赤星はラガーで黒は生という違いだが、どちらも旨いビールで好きなブランドだ。

 

突き出しはアオヤギの味噌和え。

昔はアオヤギのことをバカガイと言ってバカにして、潮干狩りに行ってもとらなかったが、食べれば旨い貝なのだ。

江戸前の寿司ネタにもなるから、関東では昔から馴染みがあるのかも。

 

ウ~ン、ビールが旨い!

家で飲んでも旨いが、店で飲むとまた一段と美味く感じるのは何故だろうか。

 

そこへ「遅くなってゴメンねぇ~」とママのご登場。

彼女は時間に正確で、約束の時間に遅れたことがない。

今日もホンの数分遅れただけで、誤差の範囲内だ。

 

何はともあれカンパイ。

美女と飲むとまた一段と旨い。

 

彼女はニコンのフルサイズを操るカメラ女子で、最近 ”土門 拳” の写真展を見てきたとか。

芸術に疎い私でも ”土門 拳” の名前ぐらいは知っている。

彼は昭和を代表する写真家。

その彼の戦中戦後を含めた昭和の写真を見て、その画像が放つ迫力と、優しさに包まれた写真に圧倒されたとか。

 

彼女の熱のこもった語り口から想像するに、かなりのインパクトだった様子。

写真の持つ ”訴求力” を見た思いだったのだろう。

 

そんな高尚な話を聞きながら飲んでいたが、アテがないと飲めない。

彼女に何がいい?と聞けば、「温かいものがいいよね」と夏とは思えないアンサー。

彼女の言葉通り、確かに小寒い。

 

メニューはこちら。

他にもアレコレあって、メニューは豊富にある。

 

日替わりのおすすめも多い。

銀だらの味噌焼きを見つけた彼女が、「これ〇〇くん(私のこと)、好きでしょ」と。

確かに大好きなひと品で、頼むつもりだ。

 

刺し身系も充実しているが、ママも私も刺し身があまり得意ではないのでスルー。

日本酒が好きなのに刺し身が苦手とはちょっと変かもだが、好き嫌いの話だから仕方ない。

ただし刺し身が食べられないと言うことではなく、積極的には食べないということだ。

 

選んだのはだし巻き玉子やエビマヨ、揚げ出し茄子、キスのてんぷらなどなど。

ママの希望通り温かいものばかりで、季節外れとも言えるオーダーだ。

 

エビマヨです。

私の大好きなひと品で、何処へ行ってもメニューにエビマヨがあれば大抵は頼んでいる。

 

エビマヨと一口で言っても、店によって作り方も違えば味も違う。

ここのエビマヨはフリッターのように揚げてあり、味付けもマヨネーズ少な目だけど、これはこれで美味しい。

それと極薄に切られたネギを合わせるのは珍しいと思うが、これがまたいい感じ。

さすが日本料理屋の作るエビマヨで、どこかしこに ”和” のテイストが感じられる。

 

そんなエビマヨに合わせたのは日本酒。

エビマヨに日本酒というのもナンだが、好きなのでネ。

 

板さんからどんなお酒にしましょうか、との問いに、吟醸系でフルーティーなものをと頼んで出されたのが、このラインナップ。

この中から選んだのは一番右にある「渡舟」(ワタリブネ)というもので、茨城県のお酒。

ママも私も直感でこれがいいと思ってチョイスしたが、この辺りは酒飲みの ”勘”。

 

飲めばこれが美味しいお酒で ”当たり”。

果実香のするジューシーな感じのお酒だけど、甘ったるいという感じはない。

茨城県って全く縁のない所で県庁所在地がどこかも知らないが、旨い酒があるものだ。

 

出汁巻き玉子。

あんかけ風のだし巻き玉子で、他ではあまり見ない作り方。

出汁で味わうと言うより、掛けられた餡の味で味わう感じだ。

 

ママとの会話も弾み、こんな男はモテる、こんな男はモテない、こんな男は嫌われるという話に。

男としてはとても参考になると同時に、ギクッとすることもあったが、ママに「ところで私ってモテる?」と聞けば軽く流されてしまった。

そこが一番気になるところだけどネ。

 

揚げ出し茄子。

茄子を焼き、それを軽く揚げて出汁で仕上げたもので、手間のかかったひと品。

こういうものは作るのが面倒で、家では出来ない。

上品な味で、お酒にはピッタリのひと品。

 

鯵の天ぷら。

きれいな白色に揚げられている。

家で作る天ぷらは褐色に揚がるが、使っている油がきれいなためだろうか。

やはり料理屋のやることはどこそこ違う。

 

そんなこんなで飲んでいれば興が乗ってきて、次の店へ行きたくなってきた。

一箇所でじっくり飲むのもいいが、店を変えるとガラッと雰囲気が変わり、新鮮な気持ちで飲めるのも好きなのだ。

 

と言うことでお開きにしようとしたが、外は土砂降りですよとのことで、もう一杯。

そんなこんなで飲んでいれば小雨になったようで、お開きに。

 

お勘定が思ったより安かったのは、喋ってばっかりであまり飲まなかったからだろう。

それでも楽しかったし美味しかった。

 

まめあん HP

 

久しぶりに訪ねた「まめあん」は、気楽に寄れる小料理屋で使い勝手のいい店。

美味しかった、また寄ります。

 

で、ママと二次会で向かったのはこんな店。

話が長くなってきたので、話の続きはまたの機会に。

 

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