ワインバーの「花筐」でケーキとワインもいいもの【豊田市】
- 2019.07.22
- 家飲み/家食べ
居酒屋のママと小料理屋の「まめあん」で一杯飲めば、お決まりのようにハシゴ。
直前まで大雨に見舞われていたらしいが、我々が表へ出た時には小雨になっていて幸いだ。
二軒目にはママの希望で最近出来たという店に行ったけど、ママの思い描いていたイメージとは違って、鉄板焼きというか焼肉屋のような店だった。
一軒目ならまだしも、二軒目に焼き肉は辛いから他の店へ。
ただいつ大雨が降ってもおかしくない空模様なので、他を探す余裕もなく飛び込んだ店がここ。
ワインバーの「花筐」(ハナガタミ)だ。
ここも久しぶりの訪問で、今年になって初めて。
マスターに「ご無沙汰してます」と挨拶しながら店に入れば、マスター曰く、ついさっきまでの大雨で店の前の歩道が川のようになってしまい、今夜は店を閉めようかと思っていたとか。
店が開いていてよかったネと言うことで、ワインを一杯。
ワインは知識がないので銘柄はマスターにお任せ。
用意されたワインはこちらで、マスカットで搾ったワインとか。
この店のワインは全てが国産でこのワインも国産。
そのため看板も「ワイン」ではなく「和飲」となっているし(勿論シャレだが)、「日本の葡萄酒」のフレーズもある。
ついでに言えば元々は喫茶店なので、看板には「珈琲」の文字も見える。
そのためバータイムでも本格的な珈琲が飲める。
何はともあれカンパイ。
焦点がズレてしまい恐縮。
こんな写真を撮っているようでは、カメラ女子のママに ”ご指導” を受けそうだ。
ワインは渋みもなく、かと言って甘いということもなく、酸味の効いた爽やかな味で美味しい。
原料がマスカットと聞くと白ワインになるのではと思われそうだが、そうではない。
葡萄の皮を剥いて作れば白ワインになり、皮を剥かずに丸ごと発酵させれば赤ワインになる。
白っぽい葡萄を使うから白ワインになるのではないのだ。
何も無いと飲めないので、目の前にあったケーキを頼んでみた。
ワインにケーキを合わせるのは邪道ではとマスターに聞いてみたけど、何の問題もないとのこと。
むしろ「このワインにはこのケーキしか合いませんよね」と、アレコレ薀蓄を垂れながらオーダーされるほうが面倒だとか。
好きなワインに好きなケーキを合わせればいい、ということかな。
ササッと盛ってくれたのがこちら。
ケーキの上にはクリーム(酸味が効いていた)も添えられ、フォトジェニックな仕上がり。
ヨーグルトにフルーツも合わせてあって、食べればこれが実に美味しく、ワインにもよく合う。
こんな美味しいケーキをサッと盛ってくる手際の良さは、流石プロだ。
こちらはママがオーダーしたレアチーズケーキ(だと思う)。
ブルーベリーのジャムが掛けられ、ゴージャスな雰囲気。
ママからは「美味しい」とのことで、ご同慶の至りだ。
マッタリとしていきたいところだが、いつまた土砂降りの雨になるか分からないから、一杯だけでお開きにしようとすれば、マスターが「一杯奢ります」とワインを注いでくれた。
マスターが奢ってくれるなんて珍しいことで、それこそ「雨が降るのでは」と心配になる。
せっかくの奢りなので遠慮なくゴチに。
銘柄は忘れてしまったけど、さっきのワインとは違って少し渋めの ”大人の味”。
これはこれで美味しく、こういうのを ”重い” ワインと言うのだろうか。
日本酒も奥行きが深いが、ワインはそれに加えて世界的な広がりがあるから間口は更に広い。
ワインの沼に嵌まると溺れると言うが、それは本当だと思う。
久しぶりに訪ねた花筐はやはりいい店。
本当はもう少しマッタリとしていたかったが、今夜は雨に追われて ”早退” と言うことでお開きに。
ここはマッタリとしていきたい店なのだが、仕方ないね。
美味しかった、ごちそう様でした。
また行きます。
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