柔らか麺と硬麺の「あんかけ焼きそば」の軍配は?【自宅】
- 2019.11.12
- 家飲み/家食べ
いま家でブームになっているのが「あんかけ焼きそば」。
少し前にTVであんかけ焼きそばのことを見て、見様見真似で作ったらこれが出来過ぎの出来。
以来あんかけ焼きそばにハマってしまい、時々作っている。
おかげで普通のソース焼きそばの出番がなくなってしまったが。
そんなある日、奥殿が買ってきたのが焼きそばの麺を揚げた「硬麺」。
通称 ”パリそば” と言われているもので、これに餡掛けをかければ、「硬麺のあんかけ焼きそば」になる。
無論、私に作って欲しいということだが、焼きそばだけを作るのもナンなので、ついでに晩ご飯も作ってしまうことにした。
とは言え料理のレパートリーの少ない私。
簡単に作れて美味しいものということで、鶏のから揚げを作ることにした。
鶏の唐揚げは、鶏肉を揚げ粉に絡めて揚げるだけなので簡単だし、味の失敗もない。
ただし粉と水の量だけは正確に計る。
この量を間違えるとから揚げ粉がコテコテになったり、逆にシャビシャビになったりして、不味いから揚げになってしまうからだ。
それといつもやっていることだが、鶏肉をお酒に漬けておく。
こうすると柔らかいから揚げに仕上がるが、理由は知らない。
理系の人は理屈に興味が湧くだろうが、文系の私なので省略。
180℃の油で4分ほど揚げれば、出来上がり。
こんがりときつね色に揚がって、いい感じ。
最近は鶏肉を大き目に切っているので数は少ないが、その分一個のボリュームは大きい。
全体の量は同じなのだが、この方が食べ応えがあって美味い。
から揚げだけで足りるはずもないから、残っていた鴨のローストも盛ってみたが、ホンの少ししか残っていなくて絵にならない。
隙間を埋めるために、これも残り物のソーセージをから揚げと一緒に揚げてみたけど、なんか ”やっつけ仕事” の感じで収まりが悪い。
たまにはこんなこともあるが、準備不足だ。
支度が整えば、いつものようにビールでカンパイ。
ウ~ン、初めの一杯のビールはいつ飲んでも美味い。
特にから揚げとの相性は抜群。
から揚げにはビールしか思いつかず、これが日本酒ではよろしくない。
アテとお酒には相性があることの典型的な例で、アテも酒を選ぶし、酒もアテを選ぶ。
この辺りは人も同じで、相性というのはどの世界にもあるものだ。
から揚げはとても美味しく出来ていた。
粉と水の量を正確に計っているし、揚げる時間も油の温度もメーカーの指示通りにやっているので、それで美味しく仕上がるのだと思う。
メーカー(日清製粉)は、時間と手間をかけて開発しているのだろうから、指示通りにやればハズレはない。
ド素人の私にはアレンジするなんてことは不可能で、指示通りに作るのが精一杯。
それでもこれだけ美味しく出来るのだから、ありがたいことだ。
ビールの一杯も済めば、いよいよ硬麺を使ったあんかけ焼きそば(パリそば)の出番だが、こういうシチュエーションが一番の苦手。
一杯飲んだ後に料理を作るのが面倒なのだ。
店なら「焼きそばね」で済むが、ここは自分の家。
当たり前だが、自分で作らなければ誰も作ってくれない。
と言うことで、ガンバります。
麺は出来ているから、餡を作るだけ。
これがその麺で、これで一人前とあるがどう見ても多い。
半分に割って皿に盛ったが、それで丁度よかった。
野菜を適当に切って餡掛けを作り、それを硬麺に掛けたのがコレ。
ちょっと白菜が多過ぎた。
それと餡掛けの餡が ”ゆるい” 感じなのだが、これは添付されていた餡掛けのスープを使ったからで、自分で作った方が良かったかも。
とは言えそこそこには出来ている。
さっそくいただきま~す。
そこそこには出来ていると書いたけど、食べた感じもそこそこの感じで、感激するほどのことはない。
不味いということもないが、すごく美味しいということもない。
奥殿の評価も同じようなもので、硬麺がイマイチなのか、餡の仕上がりがイマイチなのか、どちらにしてももう一つと言ったところ。
初めてなので上手く出来なかったのかもだが、個人的には柔らかい麺を使ったあんかけ焼きそばの方が好きだ。
勝負ではないが、選べと言われれば「柔らか麺」のあんかけ焼きそばに軍配が上がる。
尤もこれも ”相性” があって、硬麺のあんかけ焼きそばの方が好きな方もおられると思う。
あくまでも私の感想だ。
腹さえ膨れればいいのなら、より好みする必要もないが、それでは味気ない。
料理は食べる側の嗜好に応じて、様々な調理法や味の違いがあるのが楽しいのであって、それが豊かさとも言える。
一つの調理法と一つの味だけでも腹は膨れるが、それでは楽しくない。
色んなバラエティーがあるからこそ楽しいのだ。
今夜も美味しかった、ごちそう様でした。
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