「はちえん」は昭和の雰囲気の味わえる人情酒場【豊田市】

「はちえん」は昭和の雰囲気の味わえる人情酒場【豊田市】

 

時々一緒に飲む居酒屋のママから、市内の飲み屋事情を視察したいとのメール。

単純に言えば飲みに行きたいということで、断る理由は何もないから速攻で出かけてきた。

 

出かけた先は、豊田市の昭和町にある「はちえん」という店。

今年(2019)の2月にオープンした新しい店。

ご覧の通りのガラス張りで、中が明け透けに見えるから密会には不向き。

 

店は ”コの字” 型のカウンターがメインで、他にテーブルが2卓という設え。

豊田市ではあまり見かけない、大衆酒場の雰囲気。

 

待ち合わせの時間より早目に着いてしまったので、飲みながら待つことに。

飲むものはワイン、ビール、焼酎、日本酒と揃えられているが、日本酒でいく。

 

日本酒も定番のものからオススメものまで、種類が多い。

この中から飲んだことが無いという理由で「北秋田」をオーダー。

 

定番のものは200mlのコップで、オススメものは150mlでワイングラスで出されるとのこと。

お酒をコップで飲むことが嫌いなので、それもあって ”オススメもの” から選んだ。

 

ワイングラスに注がれた「北秋田」。

150mlということだが、それよりも多目に注がれている気がする。

 

飲めばキレイなお酒で、如何にも大吟醸という感じの爽やかで軽いタッチのお酒。

サラサラと飲めてしまう。

 

アテがないと飲めないので、直ぐに出るもので何かと聞けば、おでんが早いですと言う。

この日は寒いから丁度いい。

ソーセージとロールキャベツを頼んだ。

 

サッと提供されたソーセージ。

ソーセージが串から外れているのは、画像を撮る前に食べようとしてして外してしまったから。

 

こちらはロールキャベツ。

出汁が効いていて美味しいし、それに温まる。

 

そうこうしていればママが到着。

遅くなってごめんネとママは言うけど、ぜんぜん遅くはなく、私がフライングで飲んでいるだけだ。

 

私もお酒がいいわ、ということで「花垣」。

福井県大野市のお酒で、フルーティーな飲み味とのこと。

 

それにしてもやはりコップ酒は ”絵” にならない。

特に女性には不似合いで、ワイングラスをもらって注ぎ変えた。

 

何度も書いていることだが、お酒はコップで煽って飲むものではなく、上品に飲むもの。

ビールや焼酎とは違うのだ。

 

次に頼んだものは「アサリの酒蒸し」だけど、ちょっと時間がかかるとのこと。

なのでママもおでんでいくという。

 

ママが頼んだはトマトのおでん。

トマト?と聞いてびっくりしたけど、トマトがおでんになるとは知らなかった。

 

これがそのトマトのおでん。

湯剥きした丸ごとのトマトに、トロロ昆布がかけられていて見た目もキレイ。

 

女性が好きそうなビジュアルで、ママに言わせると、酸味が効いて美味しいとのこと。

おでんのタネも進化しているのネ。

 

アサリの酒蒸し。

これが美味しかった。

 

上品な味の出汁に仕込まれた、アサリのお汁が旨い。

松茸の土瓶蒸しのような感覚で、上等な味になっている。

一滴も残さず飲み干してしまった。

 

調子も出てきて、お酒もオカワリ。

こんどは宮城県の「玉響」(たまゆら)。

薄濁りのお酒なので、ジューシーでフルーティーなイメージだけど、意外にもドライな飲み味。

 

ママも想像とは違う味、とのこと。

女性も想像とは違うことがあるけど、と応えれば、男もネと返されてしまった。

 

刺身の盛り合わせ。

ママも私も刺し身が得意ではないが、他のお客さんのを見たら美味しそうだったので、頼んでみた。

 

盛られているのはワラサ、ホウボウ、マグロ、太刀魚、サワラのたたきなど。

身も厚く切られていて美味しかった。

 

お酒のペースもアップし、今度は長野の「雪兜」。

グラスに並々と注がれているのは、この店のママ(マイコさん)のサービス。

 

同行のママと分けて飲んだけど、コクがあってキレもいいお酒。

加えて程よい酸味もある美味しいお酒だけど、これで単なる純米酒だから恐れ入る。

大吟醸でなくても旨いお酒はあるし、大吟醸でも大したことないお酒もあるということだ。

 

天ぷら。

大振りな海老が二本にメゴチやイカなどの盛り合わせで、これで千円は安いのでは。

 

この店は何を頼んでもハズレがない。

しかもどれも値打ちなので、仕事帰りのサラリーマンも多く立ち寄る。

この日は平日なのだが、気付けばほぼ満席で、人気があるようだ。

 

但し、初めにも書いた通り、オープンな店なのでデートには不向き。

ここは店のママを相手に軽く飲むとか、男同士で連れ立って飲むとかが似合う。

 

たまたま我々の対面に、30代のキレイ系の美女と、歳の離れた男性の ”不釣り合い” なカップルが座ったが、全く合わない。

その二人の関係をママと推理してみたが、結論は職場の上司と部下。

 

上司が部下の美女に入れ込んで誘ったという感じだが、女性の表情からは、その気が全くないのがアリアリ。

職場の付き合いもあるから、イヤイヤ一杯に付きあったと言ったところか。

 

酒場は色んな人生が垣間見えて面白い。

特にこの店のような ”昭和の酒場” には、それが溢れている。

 

コの字カウンターなので、お客さんの雰囲気や表情がよく見えて面白い。

この店は昭和チックな “人情酒場” なのだ。

 

昭和街酒場 はちえん(食べログ)

 

帰り際に店の雰囲気を撮ろうとすれば、ママもスタッフもこの決めポーズ。

ノリのいい子たちだネ。

 

初見の店だったけど、楽しかったし美味しかった。

気楽な店なので、何時でも寄れそうだ。

 

この後、ママとは当たり前のようにハシゴ。

中華料理で〆にしたのだが、この話はまたの機会に。

 

今夜もおいしかった、ごちそう様でした。

 

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ありがとうございました