お酒やワインをもらったけど芸術だけは未知の分野【自宅】
- 2019.12.06
- 日本酒
時々一緒に飲む居酒屋のママから、お酒が届いた。
暮れのご挨拶ということだけど、ママの店への出席率は極めて悪い私。
クラス分けすれば確実にCクラスの客で、学生なら ”留年組” だ。
そんな ”劣等生” の私にお歳暮とは申し訳ないことだけど、ありがたく頂戴することに。
届いたお酒は二本あって、一本はこれ。
「作」(ザク)の「恵乃智」(めぐみのとも)という純米吟醸酒で、三重・鈴鹿のお酒。
「作」は、2016年に行われた ”伊勢志摩サミット” の乾杯酒として選ばれたお酒で、それで知名度が一気に上がり、暫くは入手困難に。
その熱気も少しは冷めたようだが、サミット以後、全国区のブランドになってしまったため、手に入りにくい状態は今も続いているようだ。
もう一本は「田中六五」というお酒。
見るのも聞くのも初めてのお酒で、読み方すら分からない。
ラベルの裏を見てみれば「たなか ろくじゅうご」と書いてある。
「たなか ろくじゅうご」って人の名前かと思ったが、そうでもないらしい。
一体どういう意味なのか?
種明かしは後にして、このお酒は九州・福岡、糸島市のお酒。
糸島市と聞いても全然分からないが、グーグルマップで調べてみれば、福岡市の西にある市だった。
九州と聞くと焼酎ばっかりでお酒は無いと思っていたが、そうでもなく、福岡や佐賀には日本酒の酒蔵が多くあるという。
聞くところによればこの「田中六五」は、豪華特急で知られる「ななつ星」のレストランで出されているとかで、かなり有名なものらしい。
そんなお酒を選んで届けてくれたママの気遣いに感謝しないとね。
で、「たなか ろくじゅうご」の意味だが、田んぼの中にある蔵で、酒米の山田錦を65%磨いて造ったお酒だから「田中六五」とのこと。
ストレートに書けば「田んぼの中 65」ということだが、エキセントリックなネーミングの仕方ではある。
ちょうど一緒になってしまったが、他の方からもお酒を頂戴している。
福井・永平寺の黒竜で、その大吟醸だ。
黒竜は昔から好きなお酒で、普通の純米酒でもかなり美味しい。
その大吟醸なのだから、どれほど美味しいお酒なのか。
飲むのが楽しみだ。
と、こんな素敵なラインナップが揃ってしまった。
ありがたいことだ。
実は他にも頂いているものがある。
それは日本酒ではなくワイン。
このラベルを見てピンときた方は、芸術にお詳しい。
豊田市の美術館で「クリムト展」があったのだが、その時のワインとか。
これを届けてくれた女性によれば、凄まじく混んでいて、その人気に驚いたとのこと。
芸術に縁遠い私など全くの門外漢だが、そんな私にクリムトのワインなんて、猫に小判、豚に真珠、犬に論語。
瓶(ラベル)に価値があるのかもだが、中身のワインだけありがたく頂きます。
ところでクリムトってどんな人?って、聞かないでください。
私には未知の世界ですから。
お酒をくれた居酒屋のママにお礼のメールを入れたら、ママからこんなメールが。
お返しは飲みに連れて行ってくれればいいから。
行きたい店は〇〇で、□□日しか空いてないからその日で予約お願い、って。
人の都合も聞かずにこれですから。
ちゃんと予約しておいたけど、Cクラスの客は辛い。
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