ニギスの天麩羅がこんなに美味いとは知らなかった【自宅】
- 2020.03.24
- 家飲み/家食べ
この日は天ぷらにした。
奥殿のリクエストということもあったが、私も食べたかったもの。
天ぷらの専門店なら、揚げたてを出してくれて美味しいけど、値段も高級で敷居が高い。
そのため気楽には行けない。
それと豊田市には何故か天ぷら屋が少ない。
私の知っている限りでは二軒しか無い。
どちらの店も席数が少ないが、それはカウンターで揚げたてをサーブするという形だからだ。
席数が少ないため予約も必須になり、それも敷居を高くしている一因だ。
そんなこんなで天ぷら屋は諦め、家で天ぷらにすることにした。
家なら気楽なことはモチロンのことだが、何と言って格安に済む。
ただし味はそれなりになるが。
ネタはこんな感じで用意した。
鱈(たら)とニギス、それに茄子だ。
天ぷらの王道の海老がないが、海老は買わなかった。
海老はエビマヨが好きなので、今回は敢えて外してある。
その代わりと言ってはなんだけど、ピッカピカのニギスがあったのでそれにしてみた。
魚屋さんの「今日のニギスは天ぷらが美味いよ」の一声と、大き目のサイズのニギスが5匹で300円というから、速攻で買ってしまったのだ。
私ではニギスを捌くことはとても出来ないが、調理済みで、揚げるばっかりになっていたのも惹かれた理由。
天ぷらで面倒なのは、小麦粉で衣を作らなければならいこと。
ネットで作り方を見れば、冷水を用意し卵を使えとか、粉をふるいに掛けよとかで、私のスキルでは作れない。
ところが今は便利なもので、”天ぷら粉” というものが売られている。
それを使えば水以外に何も要らないし、雑に混ぜても上手く出来てしまう。
しかもカリッときれいに揚がるから、スキルの低い私にはピッタリなのだ。
衣さえ出来ればあとは揚げるだけ。
180℃の油で3分ほど揚げればバッチリ。
油を切ってお皿に盛り付ければこんな感じに仕上がった。
気取ってキッチンペーパーを天紙代わりに敷いてみたけど、ちょっと不細工。
だけど天ぷらの仕上がりは良く、食べればこれが美味。
鱈も美味しいのだが、ニギスが抜群に旨く、正直驚いた。
ニギスがこんなに旨い魚だったとは思いもよらぬことで、今まであまり食べなかったことが悔やまれるほど。
奥殿もニギスがいたく気に入ったようで、二度目に揚げたときも鱈よりニギスを盛ってほしいとのこと。
ニギスは語感から受ける感じより上等で上品な味で、天ぷらにはピッタリのネタだった。
話は前後してしまうが、天つゆに入れる大根おろしも美味しかった。
大根も一緒に買ってきたのだが、こんな立派な大根がたったの98円とは安い。
これを大根おろし器でガリガリと擦りおろせば、フワトロの大根おろしに。
この大根おろしが美味しくて、天つゆ用とは別に盛ってもらった。
ワカメと一緒に盛ってくれたけど、ワカメも今が旬。
大根おろしとワカメの盛りで、これが美味しくて立派なアテになる。
酒飲みにはこんな肴が嬉しいのだ。
鱈もニギスも大きなサイズで、天ぷらだけでいい感じにお腹が膨れたけど、少しはご飯も食べたい。
ご飯のおかずを用意していなかったけど、残った衣で天かすを作っていたから、それをご飯にかけて ”天かす丼” にしてみた。
これに大根おろしをたっぷり入れた天つゆをかけて食べたのだが、これが旨い。
下手な天丼よりも旨いと思えるほど。
天かすだけでこんなに旨いと思えるのは、実は私が ”安っい男” なのだと、改めて自覚した次第。
海老抜きの天ぷらはどうかと思っていたけど、海老抜きでも十分に美味しかった。
これからは家で天ぷらの機会が増えそうだけど、揚げたてを味わうには誰かが揚げなければいけない。
誰が揚げるか、それが今後の一番のネックになりそうだ。
今日も美味しかった、ごちそう様でした。
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