「天ぷら」が続いているのは食材が余っていたから【自宅】

「天ぷら」が続いているのは食材が余っていたから【自宅】

 

私の家では、同じような料理が続くことは日常茶飯事のこと。

キャベツがあればキャベツを使った料理が続くし、カレーを作った日には三日連続カレーなどということもある。

 

天ぷらが続いたのもそれと同じ理由で、天ぷらのネタのニギスが残っていたからだ。

茄子の下に隠れているが、ニギスの天ぷらが盛られている。

 

ニギスは今まであまり登場しない魚だったが、天ぷらのネタとして揚げたらこれが頗る美味。

ここ最近、天ぷらと言えば真っ先にニギスを買ってくるようになっている。

 

そんなニギスの天ぷらを中心にして、こんなセットを用意してくれた。

天ぷらにはビールがいいと決めているのではないが、ビールがよく合うのも事実。

それにここ最近グッと春めいて気温が高くなってきたので、余計にビールが旨く感じる。

 

この日はサッポロのゴールドスターでいってみた。

アレコレ飲み比べてみて、いま一番ハマっているのがこのゴールドスターだ。

カドのない優しい旨さのビールで、キメの細かい泡立ちも気に入っている。

 

これは久しぶりに登場の鴨ロースの燻製。

鴨ロースの燻製と言えば高級品なのでは、と思われるだろうが、実は一本200円という値打ちなもの。

 

上の画像の盛りなら3皿は盛れるから、一皿わずか70円という安さ。

冷凍物なので使い勝手がよく、もう一品アテが欲しいという時にも助かる。

しかもそこそこリッチな料理に見えるから、お客さんにも出せるから重宝している。

 

天ぷらは美味しく揚がっていた。

ここ最近、連続して天ぷらを揚げているから、段々と上手く揚がるようになっているのだ。

どんなことでもそうだが、やはり習うよりも慣れろと言うことで、料理も経験が物を言う世界なのだ。

 

聞いた話だけど、料理学校の先生が「しんなりとしたら、」と言うと、生徒から「しんなりとはどういう状態ですか?」と聞かれたり、「塩を少々」と言えば「少々って何グラムですか?」と聞かれることがあるという。

 

この辺りが経験の有る無しの違いで、机上の学習だけでは分からない世界。

作ってみれば分かることだが、塩をちょっと振るのに、いちいち何グラムなどと計ってなんていられない。

 

失敗もするだろうけど、やってみなければ上達しないし、やれば確実に美味しい物が出来るようになる。

美味しい物が出来れば嬉しいし、それがまた楽しいのだ。

 

って、何の話でしたっけ?

そうそう、天ぷらが美味しいということで、段々と上手く揚がるようになったということだ。

 

もちろんプロが揚げる天ぷらとは差があるが、そこそこの天ぷらにはなってきたのでは。

ネタの良し悪しもあるけど、高級な食材でなくても美味しい天ぷらはあるもので、次は山菜を揚げてみたくなった。

今が春の山菜の時期だからね。

 

天ぷらと鴨の燻製で一杯が済めば、ご飯。

ご飯のおかずにはサバの塩焼きを出してくれた。

いつものノルウェー産の北海サバだが、これが旨いサバなのだ。

 

油ノリノリのサバで、このサバを知ってからは ”国産信仰” が飛んでしまった。

今まで魚は国産の方が旨いと、根拠もなく信じていたのだが、それは迷信だったようだ。

 

もちろん国内産の方が旨い魚もあるだろうが、だからと言って、国産が全て美味いとは限らない。

食べてみて、それでどちらが美味いかを選ぶのが正しい選択で、頭から国内産が上だと決め付けるのはフェアではないと思うが、どうだろう。

 

それにしてもこのサバは旨い。

今日はこの鯖をご飯のおかずにしたけど、これで一杯飲むのもいいだろうね。

って、オマエは飲むことしか考えていないのか、と言われればその通りで、身が縮む思いだ。

 

今日も美味しかった、ごちそう様でした。

 

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