「トマトスライス」は切れる包丁で作ると美味しい【自宅】

「トマトスライス」は切れる包丁で作ると美味しい【自宅】

 

いささか自慢話めいて気が引けるが、家の包丁はよく切れる。

それは月イチのペースで包丁を砥いでいるからだ。

 

そのために砥石と、砥石を修正する ”面直し用の砥石” まで揃えてしまった。

おかげで包丁の切れが劇的に良くなり、まな板まで切れているのではと錯覚するほどよく切れる。

 

一度でも切れの良い包丁を使うと、元には戻れない。

奥殿に言わせれば、以前のような切れない包丁はもう使えないとのこと。

自分で言うのもナンだけど、家の包丁は素晴らしい切れ味なのだ。

 

そんな包丁の切れ味がよく分かるのがトマト。

トマトがスパッとキレイに切れれば、それはよく切れる包丁ということだ。

 

この日の朝ごはんにトマトスライスを作ることになったので、さっそく切ってみたのだが、切ったトマトがこれ。

トマトの断面が潰れずに、きれいに切れているのがお分かりいただけるだろうか。

 

切れの悪い包丁だと、トマトが潰れるように切れるという。

切れが良い包丁ならキレイに切れるだけでなく、味もいいとのことだ。

 

そんな包丁でスライスした「スライストマトのオリーブオイル」がこれだ。

スライスしたトマトにオリーブオイルをかけ、塩とだし醤油で味付けてある。

 

仕上げに黒コショーをふれば気分はイタリアン。

この料理はどう見ても洋食系の雰囲気で、バケットやピザが似合いそうだが、今朝はご飯と味噌汁にこれを合わせるという、ミスマッチ感半端ない組み合わせ。

 

そんな組み合わせのセットがこれだ。

トマトスライスの一皿が浮いている気もするが、いただきま~す。

 

元々、ご飯に合わせたのはナスとエノキのだし醤油炒め。

これとご飯なら何の違和感のない組み合わせだけど、これにトマトスライスを追加で用意したのがミスマッチの原因。

 

ご飯に漬物を用意しようとしたら漬物が欠品中。

それなら漬物の代わりにサラダを出そうとやっていたら、トマトが目に入り、それでトマトスライスのサラダになってしまったという訳だ。

 

違和感のある組み合わせでもご飯は美味しい。

ご飯は岐阜の「ハツシモ」で、大粒のサッパリとした味のご飯。

 

だけどご飯とトマトスライスが、どうも合わないような気がする。

トマトスライスの酸味に味噌汁がマッチしないのだ。

 

ご飯も美味しいしトマトスライスも美味しいのだけど、味噌汁に合わない。

それぞれを単独で味わえば美味しいのだけど、一緒にすると合っていない。

 

極端な例で例えるなら、鮨にオレンジジューズを合わせても全く合わないのと同じで、トマトに味噌汁が合っていないのだ。

人間社会の間でも ”相性” というものがあるけど、料理の世界にも ”相性” があるということか。

 

いくら包丁の切れが良くても、相性には勝てない。

とは言え、朝からしっかり食べてしまったけどね。

今日もごちそう様でした。

 

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